タグエディターおよびタグライブラリ関数

タグエディターを使用して、新しいタグの挿入、既存タグの編集、およびタグに関するリファレンス情報の参照を行うことができます。また、タグ選択を使用すると、使用頻度の高いタグを簡単に選択できるように、タグを整理することができます。Dreamweaver に付属するタグライブラリには、標準ベースのマークアップ言語および一般的なタグベースのスクリプト言語で使用されるタグに関する情報が格納されています。拡張機能で、タグエディターやタグライブラリにアクセスし、それらを操作する必要がある場合は、JavaScript タグエディター、タグ選択、タグライブラリ関数を使用することができます。

dom.getTagSelectorTag()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

ドキュメントウィンドウの一番下にあるタグセレクターバーで現在選択されているタグの DOM ノードを取得します。

引数

なし。

戻り値

現在選択されているタグの DOM ノード。タグが選択されていない場合は、null が返されます。

dreamweaver.popupInsertTagDialog()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

VTM ファイルを参照して、タグにタグエディターが定義されているかどうかを確認します。定義されている場合は、そのタグ用のエディターが表示され、開始タグが使用されます。定義されていない場合は、開始タグがそのままユーザーのドキュメントに挿入されます。

引数

start_tag_string

次のいずれかのタイプの初期値を含む開始タグストリングを指定します。

  • <input> などのタグ

  • <input type='text'> などの属性があるタグ

  • <%= %> などのディレクティブ

戻り値

ドキュメントにタグが挿入された場合は true、それ以外の場合は false のブール値。

dreamweaver.popupEditTagDialog()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

タグが選択されているとき、タグを編集できるように、そのタグ用のタグエディターを表示します。

引数

なし。

戻り値

なし。

イネーブラ

dreamweaver.canPopupEditTagDialog() を参照してください。

dreamweaver.showTagChooser()

対応バージョン

Dreamweaver MX (Dreamweaver CS5.5 以降、非推奨)

説明

タグ選択ダイアログボックスを前面に表示し、フォーカスを設定します。

引数

なし。

戻り値

なし。

dreamweaver.showTagLibraryEditor()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

タグライブラリエディターを開きます。

引数

なし。

戻り値

なし。

dreamweaver.tagLibrary.getTagLibraryDOM()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

filename.vtm ファイルの URL を指定すると、そのファイルの DOM が返されるので、ファイルのコンテンツを編集することができます。この関数は、タグライブラリエディターがアクティブな場合にのみ呼び出すことができます。

引数

fileURL

  • fileURL 引数には、次の例のように filename.vtm ファイルの URL を Configuration/Tag Libraries フォルダーを基準として指定します。"HTML/img.vtm"

戻り値

TagLibraries フォルダー内の新規または既存のファイルへの DOM ポインター。

dreamweaver.tagLibrary.getSelectedLibrary()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

タグライブラリエディターでライブラリノードが選択されている場合は、ライブラリ名を取得します。

引数

なし。

戻り値

タグライブラリエディターで、現在選択されているライブラリの名前のストリング。ライブラリが選択されていない場合は、空白のストリングが返されます。

dreamweaver.tagLibrary.getSelectedTag()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

属性ノードが現在選択されている場合に、属性を含むタグの名前を取得します。

引数

なし。

戻り値

タグライブラリエディターで、現在選択されているタグの名前のストリング。タグが選択されていない場合は、空白のストリングが返されます。

dreamweaver.tagLibrary.importDTDOrSchema()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

DTD またはスキーマファイルをリモートサーバーからタグライブラリに読み込みます。

引数

fileURL、Prefix

  • fileURL 引数には、DTD またはスキーマファイルへのパスをローカル URL 書式で指定します。

  • Prefix 引数には、このタグライブラリのすべてのタグに追加する接頭辞ストリングを指定します。

戻り値

読み込まれたタグライブラリの名前。

dreamweaver.tagLibrary.getImportedTagList()

対応バージョン

Dreamweaver MX

説明

読み込まれたタグライブラリから tagInfo オブジェクトのリストを生成します。

引数

libname

  • libname 引数には、読み込まれたタグライブラリの名前を指定します。

戻り値

tagInfo オブジェクトの配列。

taginfo オブジェクトは、タグライブラリ内の 1 つのタグに関する情報を保持しています。tagInfo オブジェクトには、次のプロパティが定義されています。

  • tagName プロパティはストリングです。

  • attributes プロパティは、ストリングの配列です。各ストリングは、このタグに定義されている属性の名前です。

例:

次の例では、dw.tagLibrary.getImportedTagList() 関数を使用して libName ライブラリからタグの配列を取得しています。

     // "fileURL" and "prefix" have been entered by the user. 
    // tell the Tag Library to Import the DTD/Schema 
var libName = dw.tagLibrary.importDTDOrSchema(fileURL, prefix); 
 
    // get the array of tags for this library 
    // this is the TagInfo object 
var tagArray = dw.tagLibrary.getImportedTagList(libName); 
 
    // now I have an array of tagInfo objects. 
    // I can get info out of them. This gets info out of the first one. 
    // note: this assumes there is at least one TagInfo in the array. 
var firstTagName = tagArray[0].name; 
var firstTagAttributes = tagArray[0].attributes; 
    // note that firstTagAttributes is an array of attributes. 
 

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