Photoshop Elements Editor で写真を開き、クイックモードに切り替えます。
クイックモードでは、露光量、カラー、シャープ、画像のその他の側面をすばやく補正するため、基本的な写真補正ツールを 1 箇所にまとめています。Photoshop Elements 12 では、写真の補正だけではなく、プロが制作した芸術作品のように写真を変換することができます。新しい 3 つのパネル、効果、テクスチャ、フレームを利用できるようになりました。
これらのパネルは、色調補正パネルの隣にあります。パネルごとに、10 のサムネールがあります。各サムネールは、ライブプレビューです。サムネールをクリックすると、効果、テクスチャ、フレームが画像に適用されます。マウスポインターをサムネールの上に置くと、効果、テクスチャ、フレームの名前が表示されます。
効果
利用できる 11 個の効果には、それぞれ 5 つのバリエーションがあります。効果を適用して、写真を変換できます。利用可能な効果のクリック可能なサムネールはライブプレビューなので、効果を適用する前に画像で効果がどのように見えるかを理解できます。効果には、白黒効果やビンテージ、クロスプロセスプリセットがあります。
次の一覧で、用意されている各効果について簡単に説明します。
色合い
画像に色合い(ゴールド、セピア、グリーンなど)を加えます。 使用可能なバリエーション:
- 銅
- ゴールド
- セピア
- グリーン
- ブルー
四季
画像に季節の効果を適用します。 使用可能なバリエーション:
- 春
- 夏
- 秋
- 冬
- 雪
鉛筆スケッチ
画像を鉛筆で描いたスケッチのようにする効果を適用します。 使用可能なバリエーション:
- 柔らかい線
- 鉛筆スケッチ
- 木炭画
- 点画
- 色鉛筆
トイカメラ
おもちゃのカメラで撮影された写真のようにする効果を画像に適用します。 使用可能なバリエーション:
- トイカメラ
- ロモブルー
- ロモコントラスト
- ロモグリーン
- ホルガ
モノクロ
画像にモノクロ効果を適用します。 使用可能なバリエーション:
- 単純なモノクロ
- シルバー
- 昔風
- プラチナ
- 淡いブラック
リトグラフ
画像にリトグラフのような効果が適用されます。 使用可能なバリエーション:
- セピア
- ブラック
- 銅
- ブルー
- グリーン
クロスプロセス
様々な種類のフィルム用の化学溶液で写真フィルムを現像したような効果を適用します。使用可能なバリエーション:
- ネイビーブルー
- ウォッシュ(オレンジ)
- ウォッシュ(ブルー)
- ウォッシュ(グリーン)
- ウォッシュ(パープル)
明暗別色補正
モノクロ画像において、ハイライトをある色で、シャドウを別の色で着色する効果を適用します。使用可能なバリエーション:
- 明暗別色補正
- ブルートーン
- レッドトーン
- グリーントーン
- グレートーン
古い写真
古い写真のように見える効果を画像に適用します。 使用可能なバリエーション:
- 古い写真の光漏れ
- 色褪せた古い写真
- 古い写真のカラー
- セピアグロー
- とても古い写真
光漏れ
光の入らないはずのカメラ本体内に漏れ込んだ光が写真のネガに写り込んだような効果を適用します。使用可能なバリエーション:
- 拡散カラー
- 焼けたエッジ
- 柔らかい光漏れ
- 白い光漏れ
- 黄色い筋
テクスチャ
テクスチャパネルを使用して、10 個のテクスチャから写真に適用するものを選択します。テクスチャは、写真がプリントされる様々な表面や背景を模倣します。例えば、古い紙のような感じ、亀裂の入ったペイントテクスチャ、粗い青いグリッド、金属のような感じ、などがあります。
テクスチャは、レイヤーマスクで新しいレイヤーとして適用されます。エキスパートモードでレイヤーマスクを編集して、特定の領域(顔/皮膚)のテクスチャを取り除いたり、弱くしたりすることができます。
フレーム
フレームパネルを使用して、10 個のフレームから写真に適用するものを選択します。フレームは、自動的に最適な方法でサイズ変更されます。画像とフレームを移動したり変形したりできます。これには、移動ツールを使用してフレームをダブルクリックします。エキスパートモードでカラー塗りつぶしレイヤーを変更すると、背景色を白から別の選択肢に変更できます。
効果、テクスチャ、フレームの適用
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色調補正パネルの他に、効果、テクスチャ、フレームの 3 つのパネルを利用できます。パネルのいずれかのアイコンをクリックします。
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パネルバーに、開いている画像のライブプレビューのサムネールが表示されます。サムネールをクリックして、効果、テクスチャ、またはフレームを適用します。
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(オプション)エキスパートモードに切り替えて画像で使用している効果、テクスチャ、フレームを変更します。クイックモードで適用した変更は、独立したレイヤーで使用できます。