このドキュメントは、プロパティリリースが必要になった場合に備えたガイドラインを示します。

注意:

以下は情報提供を目的とするものであり、完全な一覧ではありません。 

プロパティリリースの概要

認識できる場所、建物、またはその他のプロパティ(ペット、自動車、芸術作品など)を含むコンテンツを Adobe Stock に提出する場合、プロパティリリースへの記入が必要になる場合があります。この法定書式には、プロパティの所有者、またはプロパティを企業が所有する場合は会社代表者による署名が必要です。プロパティリリースとは、プロパティの所有者が被写体を識別し商用目的に使用することに同意する書面による許可書です。リリースがない場合、写真を商用目的で使用することはできません。 

プロパティリリースが必要になる可能性があるプロパティの種類:

  • 有名なランドマーク、歴史的な名所、近代的建築物
  • 著作権で保護された作品(アート、本、地図、架空の人物など)
  • 私有の住宅や建物の特定可能な外部または内部
  • 特徴的な形状の製品(おもちゃ、ビン、高級家具、乗物、飛行機など)
  • 固有の動物(競走馬、有名なペット、動物園の特定の動物など)
  • 撮影ポリシーが定められている場所(競技場、美術館、コンサート会場、遊園地など)

知的財産、プライバシー、およびその他の撮影制限の対象に関する詳細は、画像に関する既知の制限事項を参照してください。

プロパティリリースのテンプレートは Adobe Stock コントリビューターポータルまたはこちらからダウンロードできます。コントリビューターポータルで新しい Adobe Sign ツールを使用することもできます。Adobe Sign とプロパティの所有者の電子メールアドレスがあれば、ポータルから直接リリースを送信して簡単に署名することができます。手順はいたって簡単です。そのためにソフトウェアをダウンロードする必要もありません。詳しくは、モデルリリースまたはプロパティリリースのアップロードに関するページをご覧ください。

必要な情報がすべて含まれていることを確認するために、詳細なチェックリストをダウンロードして使用することもできます。

ダウンロード

私有の住宅および建物

認識可能な所有物を撮影、または描画する場合でも、プロパティリリースが必要になる場合があります。プロパティがわずかしか表示されなかったり、画像またはビデオのメインの被写体ではない場合(都会の高層ビル群が他の複数の建物と一緒に写っている場合など)、例外があることもあります。

この例には、次のようなものがあります。

  • 遊園地、美術館、宮殿、私有地など、入場料金がかかる場所
  • バルセロナにあるガウディ作のカサバトリョなど、デザインや所有者から簡単に識別される特徴的な住宅または住宅の一部(内装も含む) 
  • ドバイのブルジュアルアラブのようにランドマークまたは商業施設として認識される私有財産で、写真/フィルム/イラストの中心的な被写体である私有財産 

リリースが不要な場合

すべての所有物の写真でリリースが必要になるわけではありません。特定できる特徴のない一般的な家屋や内装が被写体であれば、問題ありません。 

一般的な家屋
一般的な家屋にはリリースは必要ありません

同じことが一般的な道路や街並みの風景にも適用されます。

一般的な道路や街並み
一般的な道路や街並みの風景にはリリースは必要ありません

次の写真のような都市の遠景では、1 つのポイントだけにフォーカスしていないため、プロパティリリースは必要ありません。ただし、写真のメインの被写体として 1 つのビルを選び出した場合はリリースが必要になります。 

都市の遠景
1 つのポイントだけにフォーカスしていない都市景観ではリリースは必要ありません

ランドマークとモニュメント

有名な建物やランドマークの画像または写真でプロパティリリースが必要になる場合があります。一般に、建造後 120 年以上経つ史跡の画像/ビデオではリリースは必要ありません。 

自由の女神像
一般に、建造後 120 年以上経つ史跡ではリリースは必要ありません。

ただし、何らかの方法で構造が変更された場合には、新しい設計者からプロパティリリースを入手する必要があります。例えば、エッフェル塔は 1889 年建造ですが 1985 年に照明が設置されました。この塔を日中に撮影した写真ではリリースは不要ですが、照明が写っている夜景写真ではリリースが必要です。フランスの著作権法によって芸術的価値が認められているためです。

日中に撮影したエッフェル塔
注意が必要な例として、日中に撮影したエッフェル塔はリリースが不要だが、照明が写った夜景写真ではリリースが必要

公共交通機関と独特な場所

撮影に伴い、公共交通機関から明確な許可を受ける必要があります。また、他の製品やサービスと同様に、ほとんどの地下鉄路線の標識、マップ、ロゴ、進路表示、建物などは商標と著作権によって保護されています。

商標および著作権で保護されているすべてのものは、提出する前に写真、ビデオ、イラストから除く必要があります。

プロパティリリースの必要がない写真のいくつかの例を次に示します。

地下鉄の駅
一般的に、認識できる名称が取り除かれた地下鉄の駅はリリースを必要としません

看板の文字が消された一般的な店頭の写真(認識できる名称が取り除かれている)はリリースなしで提出できます。

一般的な店頭と名称
特定される名称が取り除かれた写真にはリリースは必要ありません

目安として、特定可能な商業施設または私有財産ではプロパティリリースが必要です。ニューヨーク証券取引所のように変則的なケースもあります。ニューヨーク証券取引所は正面のみが商標登録されています。この建物を横から撮影した場合、リリースは必要ありません。

ニューヨーク証券取引所
ニューヨーク証券取引所を横から撮影した写真にはリリースは必要ありません

知的財産

オブジェクト

写真にロゴや商標が含まれている場合は、そのオブジェクトを除去(削除)する必要があります。

通常、そのオブジェクトが特定できない場合や一般的な光景に部分的に含まれる場合は、リリースが必要ないこともあります。

製品および特定可能なパッケージを写真のメインの被写体にすることはできません。コンテンツに一切含めることができないものもあります。例については、画像に関して確認されている制限事項をご覧ください。

一般的なコーヒーカップの画像として採用された画像:

一般的なコーヒーカップ
この一般的なコーヒーカップはコレクションに採用されました

美術品/工芸品

美術館に展示されているものを含め、美術品や工芸品に関しては、作家または作品が収められている施設の許可が必要です。美術館やギャラリーで写真または動画を撮る場合は、施設の撮影制限に関する規則を確認する必要があります。

公共の場所にある壁画や彫刻などの現代アートにもプロパティリリースの添付が必要です。アーティストであって、自身の作品の画像を提出する場合でも、プロパティリリースが必要です。

アートが認識できない場合、プロパティリリースは不要です。

ぼやけたアート
アートがぼやけている場合は、プロパティリリースは必要ありません

グラフィティ/ストリートアート

グラフィティとストリートアートは著作権の対象となる場合があるため、作者または建物所有者(あるいは両方)のリリースが必要です。ただし、グラフィティまたはストリートアートが写真の背景として使用され、写真のメインの被写体/前景ではない場合、リリースは必要ありません。 

プロパティリリース不要(モデルリリースが必要)

複数の男性と背後の落書き
モデルリリースのみ必要:グラフィティがメインの被写体ではないため、リリースは必要ありません

タトゥー

タトゥーはアート作品とみなされるため、タトゥーが目立つコンテンツやタトゥーそのもののコンテンツでは注意が必要です。タトゥーが写真の主題でない場合、リリースは必要ありません。ただし、次のケースではプロパティリリースが必要です。

  • タトゥーにピントが合いクローズアップで撮影されている。
  • タトゥーによって有名人が描かれている。
  • タトゥーの内容が商標または著作権で保護されている(ロゴやキャラクターなど)。

タトゥーによって識別可能な個人。タトゥーをした人物のほとんどの写真で、顔が写っていなくてもその人物のモデルリリースが必要です。

タトゥーアーティストが画像に含まれる場合、またはタトゥーのデザインから特定できる場合は、アーティストのモデルリリースも必要になることがあります。 

アーティストとその顧客両方のプロパティリリースとモデルリリースが必要です。

タトゥーとアーティスト
タトゥーアーティストと顧客両方のプロパティリリースとモデルリリースが必要

保護されている製品デザイン

製品デザインは、知的所有権に関する様々な法律によって保護されています。製品デザインには、ロゴやシンボルのような商標だけでなく、形状、色、その他の識別可能な特徴などのデザイン要素が含まれます。

認識可能なすべての要素を消去すれば(シャツや靴のロゴの消去など)、製品の写真を提出できる場合があります。ただし、製品によっては世界中で認識されているためにロゴなしでもプロパティリリースが必要になる場合があります。その一例を次に示します。これらのようなオブジェクトを描写するコンテンツはロゴが見えない場合でも受け付けられません。ご注意ください。

  • ルービックキューブ
  • 赤十字
  • クリスチャンルブタンのレッドソールシューズ
  • ハーシーズのキスチョコ
  • Apple 製品
  • レゴおよびデュプロの建物セットとフィギュア
  • クレヨラ社の製品
  • ルイヴィトン
  • アカデミー賞つまり「オスカー」像
  • UPS の制服(ロゴなしでも茶色で認識可能なため)

通貨

通貨の描写に関しては各国に独自の規定があります。

通貨が含まれる画像で、紙幣の全体の 75%を上回る部分が見えている場合は採用されません。

採用された米ドル紙幣の画像:

表示されている部分が 75%に満たない米ドル紙幣
採用された表示されている部分が 75%に満たない米ドル紙幣

動物

通常、動物やペットのプロパティリリースは必要ありませんが、有名なペットについては少し事情が異なります。例えば、グランピーキャット、スケートボード犬タイソン、またはポメラニアンのブーにはプロパティリリースが必要になります。また、動物園の動物にもプロパティリリースが必要です。

リリース不要:

チンパンジーの近影
リリースを必要としない、特定できないチンパンジー

知的財産、プライバシー、およびその他の撮影制限の対象に関する詳細は、画像に関する既知の制限事項を参照してください。

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