問題
Adobe Captivate 4(ビルド 1658)アップデートは、Adobe Update Manager から利用できます。
理由
このパッチは次の問題に対処します。
- オーディオ品質の改善
Adobe Captivate 4 では、一部のユーザーから、公開されたムービーでのオーディオ品質の低下が報告されました。このパッチは、オーディオ品質の顕著な改善をもたらします。
- USB マイクロフォンでの Vista セットアップのサポートと、RealTek および Sigma Tel サウンドカードとの連携の改善
Adobe Captivate は、Microsoft Vista OS で、USB マイクロフォンを認識できませんでした。場合によっては、Adobe Captivate は特定のサウンドカードを認識しませんでした。これらの両方の問題を解決しました。
- どの場所からでも機能するようになった「別のプロジェクトを開く」オプション
Adobe Captivate 4 では、ナビゲーションオプション「別のプロジェクトを開く」は絶対パスに基づいていました。リンクされたこれらのプロジェクトを公開し移動すると、現在では解決されている問題を引き起こします。
- 再生ヘッド位置でのオブジェクトの挿入
再生ヘッドが置かれている正確な位値にオブジェクトを挿入することが可能になりました。コンテンツ開発者は、スライドオンタイムラインの再生、特定の時間でのスライドの一時停止、再生ヘッドの位置でオブジェクトの挿入を簡単に行えるようになりました。
- 画像の挿入および編集でのメモリリーク
画像の挿入および編集中のメモリリークの問題がお客様から報告されました。このリークは解決されました。
- サイズ変更中の画像の品質の改善
画像が Adobe Captivate 4 内部でサイズ変更されるときの画像品質の劣化は解決されました。
- HTML ページタイトル
Captivate は、「プロジェクト環境設定/プロジェクト名」セクションからタイトル名を選択できるようになりました。この名前は、プロジェクトが公開され、ブラウザーで表示されるときに HTML タイトルとして表示されます。
- LMS による質問タイプの識別
これは、LMS レポートでの特定のシナリオに対処します。アドビでは、質問タイプデータを LMS システムに報告する方法に取り組んできました。
- マスターテンプレートを含む PPT スライドと Adobe Captivate との連携の改善
マスターテンプレートを含む一部の PPT ファイルは、Adobe Captivate 4 から公開されると破損していました。この問題は解決されました。
- ウィジェットテンプレートの修正
ウィジェットテンプレートには、コンパイルの問題をもたらしていた未定義のいくつかの変数がありましたが、現在解決されました。
解決策
解決策 1:Adobe Captivate 4 で以下の手順を行います。
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「編集/アップデート」
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Windows で Adobe Captivate 4 のアップデートを選択します。
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「アップデートのダウンロードとインストール」をクリックします。
解決策 2:http://www.adobe.com/jp/support/captivate/downloads.html からアップデートをダウンロードします。
ローカライズされたバージョンは、Adobe Captivate ダウンロードページの最下部に表示されます。
補足情報
Captiate のスタートアップ画面には次のように表示されています。
言語 - パッチバージョン番号
- 英語 4.0.1.1658
- フランス語 4.0.1.1649
- ドイツ語 4.0.1.1643
- 日本語 4.0.1.1643
- イタリア語 4.0.1.1642
- スペイン語 4.0.1.1642
- 韓国語 4.0.1.1642
- 繁体字中国語 4.0.1.1642
詳しくは、http://blogs.adobe.com/captivate/ を参照してください。