Adobe Illustrator デスクトップ版のリリースノート

最終更新日 : 2025年10月27日

Illustrator デスクトップ版リリースの最新アップデート、新機能、およびバグ修正について説明します。

2025 年 10 月(Illustrator 30.0)

機能のアップデート

  • 強化されたフォントブラウザーを使用して、フォントの検索、適用、整理を行います。
  • 強化されたカラーピッカーを使用して、素早くカラーをプレビューおよび選択します。
  • グラデーションにディザリングを適用して、バンディングを軽減し、スムーズな遷移が実現します。
  • グラデーションで知覚的補間を使用して、より自然なカラーブレンドを実現します。
  • すぐに使用できるグラデーションプリセットを活用して、プロジェクトを高速化し、インスピレーションを引き出します。
  • 円弧や円に接するように線をスナップします。
  • 線や曲線に垂直にパスをスナップします。
  • 右クリックで直接アートボードのアクション(複製名前を変更ロック書き出しなど)にアクセスできます。
  • カンバスから選択したアートボードを直接書き出しできます。
  • 誤編集を防ぐために、アートボード上のすべてのオブジェクトを即座にロックできます。
  • アートボードにバックグラウンドカラーを適用して、視覚的な明確さを向上させ、ワークスペース管理を簡素化します。
  • カンバス上でアートボードのラベルを直接表示し、その場で名前を変更して、より速く整理できます。
  • はっきりとした黒い境界線により、アクティブ状態または選択中のアートボードを簡単に識別できます。
  • 強化されたバックグラウンドで保存設定により、アートワークに施した複雑な編集をより速く保存できます。
  • 強化されたバックグラウンドで保存設定により、予期せぬクラッシュ後も作業を迅速かつ確実に復元できます。
  • 移動、拡大・縮小、回転、複製などの操作を、遅延や中断が発生することなく、カンバス上でリアルタイムに実行できます。 
  • プロジェクトで共有スペースを作成して、ファイルを整理し、共同作業を行えます。
  • Illustrator のホーム画面またはワークスペースから「生成の履歴  」にアクセスして、Firefly web サイトで生成されたラスター画像を操作できます。
  • Illustrator のホーム画面から必要なテンプレートを直接見つけ、Express で調整できます。
  • Firefly Vector 4 モデルと Firefly Vector 3 モデルのいずれかを選択して、シーン、被写体、アイコンを生成できます(中国本土では利用できません)。
  • ツールバーの「生成 AI  」ボタンまたはオブジェクト生成メニューを使用して、すべての生成 AI 機能に 1 箇所でアクセスできます(中国本土では利用できません)。
  • 新しい専用のグリッドを隠す  ウィジェットで、遠近グリッドを簡単に非表示にできます。
注意:

カラーアートボードスナップ、およびパフォーマンスの強化に関するフィードバックをお寄せください。

システムアップデート

  • Illustrator はバージョン 30.0 をもって、macOS Monterey(バージョン 12)デバイスと Windows 11 v22H2 および v21H2 デバイスのサポートを終了しました。

修正された問題

Adobe Illustrator ディープリンク

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最新のアップデートと拡張機能を探索してください。

このリリースには、フォント関連の問題に対する修正が含まれています。

解決済みの問題

機能のアップデート

  • カラーパネル、カラーピッカー新しいスウォッチまたはスウォッチオプションダイアログボックスから、16 進数値のカラー値を直接コピーできます。
  • スマートガイドを使用して、あらゆるオブジェクトの端点、中間点、中心に正確にスナップできます。
  • グリッドにスナップを使用して、必要に応じて線や交点にスナップしながら、グリッドセル内でオブジェクトを自由に配置できます。
  • ピクセルにスナップを使用して、半ピクセルのずれや間違えやすい整列の手がかりを排除し、ピクセルグリッドへのアートワークの整列を維持できます。
  • グリッドにスナップピクセルにスナップポイントにスナップスマートガイドを、コントロールバーの下にあるスナップのクイックアクセスパネルから、切り替えることができます。 パネルを使用して整列ガイドグリフにスナップなどのスナップ設定を変更します。
  • スマートガイドを使用して回転角度を検出し、一貫性のある整列を実現します。
  • 環境設定パネルから、作業アートボード内のオブジェクトのみへのスナップに制限することができます。
  • スマートガイドの詳細設定を使用して、オブジェクトをカンバス上でどのように整列やスナップするかをカスタマイズすることができます。
  • アプリの起動が高速化されました。

修正された問題

機能のアップデート

  • アートボードの任意のエッジにあるボタンを使用してアートボードを追加または複製します。
  • 複数のアートボードを一括で名前変更します。
  • Illustrator では、アクティブなアートボードを黒い境界線で囲み、簡単に識別できるようにします。
  • グラデーションを適用すると、Illustrator はオブジェクトの塗りの色を開始点として使用します。
  • Illustrator では、最近使用したカラーをカラーパネルとスウォッチパネルに保存します。
  • 環境設定環境設定を検索バーを使用して、任意の設定を見つけることができます。
  • スクリーンリーダーで、ホーム画面および新規ドキュメントダイアログの以前アクセスできなかったアイテムを読み上げ、選択できるようになりました。 プロパティパネルのドキュメント名、メニューバーおよびツールバーのアイテム、プロパティを状態や値とともに読み上げることもできます。
  • Tab キーを使用して、プロパティおよびレイヤーパネル内で移動することができます。
  • Cmd + F6 キー(macOS)または Ctrl + F6 キー(Windows)を使用して、プロパティパネルとレイヤーパネルを切り替え
  • 明るさやや暗めに設定されている場合にカラーコントラストをオンにするオプション

修正された問題

機能のアップデート

  • 生成拡張を使用して、ベクターアートワークのサイズを拡張し、独自のスタイルでプリント裁ち落としを追加できます(中国本土では利用不可)。
  • 鉛筆ツールを使用する際に、描画中にスタイル、効果、および曲線の調整をライブプレビューできます。
  • Ctrl + D キーまたは Cmd + D キーを使用して、移動、複製、拡大・縮小などの最後に実行したアートボードアクションを繰り返すことができます。
  • 前面へペースト背面へペースト、または同じ位置にペーストを使用して、選択したアートボードに直接、オブジェクトをペーストできます。
  • 選択したアートボードをカンバス上の任意の場所に再配置できます。
  • カリグラフィブラシアートブラシウィンドウブラシ)のレンダリングが高速化されました。
  • 移動、拡大・縮小、回転、複製などの操作がよりスムーズで高速になりました。

修正された問題

機能のアップデート

  • 生成塗りつぶし(シェイプ)を使用すると、独自のスタイルでシェイプやアウトラインに詳細とカラーを追加し、必要に応じて編集できます(中国本土では利用不可)。
  • 「パターンを生成」を使用してベクターパターンを生成し、スウォッチライブラリに追加します(中国本土では利用不可)。
  • 「ベクターを生成」を使用して、独自のスタイルでベクターグラフィックを生成し、必要に応じて編集できます(中国本土では利用不可)。
  • 16 進数コードを使用してカラーを適用します。 16 進数コードを使用して簡単な数値パターンを入力すると、自動補完されます。10 進数を入力すると、16 進数コードに自動変換されます。CSS カラー名を入力すると、16 進数コードに自動変換されます。
  • スクリーン用に書き出し」を使用して、アートボードやアセットを書き出したりするときに、ファイル名をプレフィックスとして追加して、後で簡単に識別することができます。
  • 上位レベルのメニューとコンテキストメニューがより速く開いて応答します。
  • 書式フォントのナビゲーションとフォントコンテキストメニューがよりスムーズかつ高速になりました。
  • リンクパネルで、より高速なスクロールエクスペリエンスが提供されます。埋め込まれたアセットやリンクされたアセット(ネットワークドライブのものも含む)を変更すると、パネルもリアルタイムで更新されます。
  • 変形効果パスの変形変形)、ワープ効果ワープ)、ブレンド(オブジェクト/ブレンド)がより速く適用されます。
  • 複数の塗りつぶしとストロークを含むオブジェクトで、効果のレンダリングが速くなります。

修正された問題

機能のアップデート

  • 単語を選択すると、Retype は同じフォントを持つ他のすべての単語をハイライト表示します。 Retype パネルには、「お気に入りのフォントを表示」フィルターと、サンプルテキストのサイズを小、中、大に設定するオプションも含まれています。
  • より迅速かつスムーズにメニューとメニュー項目が開いて、応答するようになりました。

修正された問題

機能のアップデート

  • Retype を使用して、ラスタライズされたテキストやアウトライン化されたテキストで使用されているフォントを見つけることができます。
  • SVG ファイルを Project Neo(Beta)に読み込んで、2D デザインを編集可能な 3D アートワークに変換します。 同様に、Project Neo から 3D アートワークを SVG ファイルとして書き出して、Illustrator に送信できます(英語、日本語、ドイツ語、フランス語のみ対応)。
  • 画像トレースを使用する場合、最新のトレースオプションの組み込みサポートを利用するには、強化されたプリセットに切り替えます。
  • 日本語の百千鳥バリアブルフォントを使用して、フォントの太さ、幅、傾きを調整できます。
  • 絵文字を追加し、COLR フォントを使用して、カスタマイズ可能なカラー効果を備えたグラデーションの塗りが適用されたスケーラブルなテキストを作成できます。
  • 東アジアのテキストを使用する場合は、文字組み更新パネルから、元のテキストをアウトラインに変換し、文字の位置の変化を表示します。
  • 日本語テキストのレイアウトでは、文字の配置、カーニング、行揃えが改善されています。
  • インストール不要で、環境にないフォントをプレビューできます。
  • ものさしツールを使用して、複合パスを含む、カンバス上の選択した 1 つまたは複数のオブジェクトの面積を測定できます。
  • よりシンプルで最適化されたはじめにツールバーを使用して、デザイン作業を開始しましょう。
  • コンピューターまたはネットワークドライブから PNG、JPEG、TIFF、Photoshop ファイルを素早く開き、配置、ドラッグ&ドロップできます。
  • 最もよく使用される 5 つの効果(ドロップシャドウ光彩(内側)光彩(外側)ぼかしラスタライズ)のレンダリングが高速化されました。
  • レイヤーパネルでは、表示または非表示、展開または折りたたみの操作、パネルスクロールなどのレイヤー管理がよりスムーズになり、高速化しました。

修正された問題