コードカラーリングのカスタマイズ

最終更新日 : 2024年4月25日

Dreamweaver でコードのコメントなど、コード要素のカラー(コードカラーリング)をカスタマイズする方法を説明します。

Dreamweaver では、編集/環境設定/インターフェイスを選択し、インターフェイスのカラー設定を変更することができます。

4 つのカラーテーマから選択でき、明るめ、または暗めのコードテーマを選択できます。 

カラーとコードテーマを設定した後、組み込みの main.less ファイルでセレクターを編集することによって、Dreamweaver のコードカラーをカスタマイズすることができます。

カラーテーマとコードテーマの設定

Dreamweaver の起動時に、環境設定に応じたカラーテーマを選択できます。 この環境設定はいつでも変更できます。

編集/環境設定(Windows)または Dreamweaver/環境設定(Mac OS)を選択します。

左のカテゴリーリストから「インターフェイス」を選択します。

カラーテーマリストからテーマを選択します。 

インターフェイステーマを設定したら、コードテーマを設定します。

暗めのテーマと明るめのテーマから選択できます。 このテーマを新しい名前で保存し、さらにテーマをカスタマイズできます。

初期設定のコードテーマ
初期設定のコードテーマ

「適用」をクリックして変更を保存します。

コードテーマのカスタマイズ

コードテーマを選択した後、新しい名前でコードテーマを保存して編集することによって、コードカラーリングをカスタマイズします。

編集/環境設定(Windows)または Dreamweaver/環境設定(Mac OS)を選択します。

明るめまたは暗めのコードテーマを選択し、プラスアイコンをクリックして、新しい名前でテーマを保存します。

メモ

初期設定の明るめのコードテーマと暗めのコードテーマは編集できません。したがって、これらのテーマのコピーを編集する必要があります。 作成した新しいテーマはいつでも編集することができます。

新しいテーマの作成
新しいテーマの作成

新しい名前で初期設定のコードテーマを保存します。

初期設定のコードテーマからコードテーマを作成する
初期設定のコードテーマからコードテーマを作成する

新しく作成したコードテーマを選択し、編集アイコンをクリックします。

main.less ファイルが Dreamweaver で開き、テーマのセレクターを編集してコードカラーリングをカスタマイズすることができます。

main.less ファイルを保存すると、コードビューは新しいカラーを使用して更新されます。

main.less ファイル内のセレクターの編集

main.less ファイル内のセレクターの編集を始める前に、テーマファイル内のコメントや指示を読んでおいてください。 編集するセレクターがわからない場合は、次のリソースを参照してください。

  • セレクターについて - 特定のセレクターによって影響を受けるコード要素に関する情報を記載した参照テーブル
  • Token Inspector の使用 - Token Inspector を使用して、特定のファイルをインスペクトし、特定のセレクターの影響を受けるコード要素をハイライト表示します。
  • コメントのコードカラーを編集するには、またはペアになったタグのハイライト表示のカラーを調整するには、コードカスタマイズの例に表示されたサンプルのコードスニペットを参照してください。

編集するセレクターを確認できたので、main.less ファイルに変更を加えましょう。

次のコメントが表示されるまで、ファイルの末尾に移動します。

/* カスタムコードの色や上書きはこの行以降に記述してください */

カラーを編集するコード要素のセレクターを入力します。 次の例のような構文を使用します。

.cm-tag {color: #00D0D0; }

メモ

単一ファイル内に複数のコード言語があり、各言語をそれぞれ独自のコード色で区別したい
場合は、混合コードファイルのコード色をカスタマイズするを参照してください。

複数のエレメントに同じカラーを割り当てる場合は、複数のセレクターをグループ化します。 次の例では、コンマで区切られた複数のセレクターに単一のカラーが割り当てられます。

.cm-atom, .cm-string, .cm-string-2, .cm-hr {color: #cf681d;}

コードカラーリングのカスタマイズをファイルタイプ固有にするには、次の例に示すように、ファイルタイプセレクターでコード要素セレクターを囲みます。

.HTML{

.cm-tag{ color: #00D0D0;}

}

変更を加えたら、ファイルを保存します。

Dreamweaver によって、開いているすべてのドキュメントのコードビューの表示が新しいカラーで更新されます。

メモ

変更部分に構文エラーまたは未定義の変数がある場合、Dreamweaver はカスタムコードの変更内容をロードせずに、初期設定の暗めのコードテーマに戻します。

コードが混在しているファイルのコードカラーのカスタマイズ

HTML/CSS、HTML/PHP、または HTML/JavaScript などの混合モードファイル(1 つのファイルに複数のコーディング言語が含まれている場合)を使用する場合、次の方法でコードカラーをカスタマイズできます。

コードテーマのカスタマイズに記載された手順に従って、カスタムコードテーマを作成します。 新しいテーマを選択して適用します。

Dreamweaver を終了します。

package.json をテキストエディターで開きます。

Windows の場合: %appdata%¥Adobe¥Dreamweaver CC 2017¥ja_JP¥Configuration¥Brackets¥extensions¥user¥¥

Mac の場合: ~/Library/Application Support/Adobe/Dreamweaver CC 2017/ja_JP/Configuration/Brackets/extensions/user//

theme{} に次の行を追加します。 

"addModeClass": true

package.json ファイルの編集
package.json ファイルの編集

Dreamweaver を開き、編集/環境設定/インターフェイスを選択し、新しいテーマを選択して、編集アイコンをクリックします。

モード固有のスタイルを main.less ファイルの末尾に追加します。

次の表に示されているセレクターを使用して、対応するファイル形式のコードカラーを編集します。

セレクター

コードファイル形式

.cm-m-clike

PHP

.cm-m-css

CSS、Less

.cm-m-javascript

JavaScript

.cm-m-xml

HTML、XML

例えば、CSS でタグ名のコードカラーを、HTML または PHP でスタイルタグをカスタマイズするには、次の構文を使用します。

.cm-tag {color: #BD46BD;}

.cm-m-css.cm-tag {color: #38D08B;}

main.less ファイルを保存します。 

コードカラーの変更がコードファイルに反映されます。

コードカスタマイズの例

様々なシナリオでコードカラーをカスタマイズする方法を以下に例をあげて紹介します。

ペアになったタグのハイライト表示のカラーの調整

main.less ファイルで、次のコードスニペットを検索し、カラーを調整します。

.CodeMirror-matchingbracket, .CodeMirror-matchingtag {

/* グレーのインラインエディター背景に対する表示を確保 */

background-color: #B53A3A;

color: #fff!important;

メモ

次のコードスニペットは、テーマによって異なります。 テーマによっては、含まれていない場合があります。

コードのコメントのカラーの調整

main.less ファイルで、次のコードスニペットを検索し、カラーを調整します。

.cm-comment {color: #717171; font-style: italic;}

セレクターについて

コード要素のカラーを変更するには、main.less ファイルでセレクターのプロパティを編集します。

ただし、main.less ファイル内のセレクターの編集を始める前に、各種のセレクターが意味するものや影響を受けるコード要素について理解しておくことが重要です。 HTML、CSS、JavaScript および PHP ファイル内でこれらのセレクターによって影響を受けるコード要素については、次の表を参照してください。

また、Token Inspector を使用して、特定のセレクターによって影響を受けるコード要素を把握することもできます。

セレクター HTML CSS JavaScript PHP
.cm-atom   などのエンティティ名 16 進数、RGB または HSL 形式のカラー、定義済みの属性値(strong、none、auto、inherit など) true、false、null、undefined、NaN、Infinity True、False、Nullおよびマジック定数(__LINE__、__DIR__ など)
.cm-attribute  属性名 メディアタイプ(all、braille、print、screen など)    
.cm-bracket タグのカッコ(<、>、/>、</ など)      
.cm-builtin    ID セレクター   組み込み関数(htmlspecialchars、trim、substr など)
.cm-comment  コメント コメント コメント コメント
.cm-def    「@ ルール」 変数、関数定義および関数パラメーター  関数定義の関数名 
.cm-error  開始タグのない終了タグ
属性値の引用符が不足
プロパティ値に中カッコ {} や引用符がない、またはプロパティが認識されないことが原因で発生するエラー    
.cm-keyword    カラー名、!important、@media 内のキーワード(and、only など) 制御構造のキーワード(if、else、...)、in、of、from、default、public、private など キーワード(function、if、else、new、echo、isset など)
.cm-meta  <!DOCTYPE> 宣言 ブラウザー固有の接頭辞(-webkit-、-o- など) スプレッド構文での省略記号。 例:myFunction(...iterableObj); <!DOCTYPE> 宣言および PHP 開始タグと終了タグ(<?php、?>)
.cm-number    単位付きまたは単位なしの任意の数 任意の数(12、2.1、123e-5、0x11、0b11、0o11 など) 任意の数(12、2.1、0x11、0b11、0123、5.0E+19 など)
.cm-operator      演算子:+、-、*、+=、!==、&&、>>>など 演算子(===、&&、!、=>、+、- など)
.cm-property    プロパティ名 オブジェクトのプロパティまたはメソッド  
.cm-qualifier    クラスセレクター    
.cm-string  属性値 通常の文字列(url() の呼び出しに渡される文字列、引用符で囲まれたフォント名など) リテラル文字列 リテラル文字列
.cm-string-2    非標準プロパティ(scrollbar-arrow-color、scrollbar-base-color など) 正規表現  
.cm-tag  タグ名 タグセレクター    
.cm-variable    引用符のないフォント名 グローバル変数/関数、クラス参照 ユーザー定義関数名、インターフェイス/クラス参照、クラスプロパティ、キャスト 
.cm-variable-2    カスタムプロパティ(main-bg-color など) スコープ付き変数/関数参照 ユーザー定義および定義済みの変数、パラメーターまたは属性
.cm-variable-3   疑似クラス(:hover、:focus など)および疑似エレメント(::first-letter、::selection など)    

次の表に、main.less ファイルのセレクターによって影響を受ける Dreamweaver のテンプレートとライブラリを示します。

セレクター

テンプレート(DWT)

ライブラリ(LBI)

.cm-templateComment

テンプレートコメント

 

.cm-templateAttrVal

テンプレートコメントの属性値

 

.cm-instanceParam

InstanceParam コメントおよび属性

 

.cm-instanceParamAttrVal

InstanceParam 属性値

 

.cm-libraryItem

 

ドキュメント内の挿入されたライブラリ。 例:.cm-libraryItem { color: #3A3A3A; background-color: #A4A4A4; }

次の表に、1 つのファイルに複数の言語が存在するシナリオでのコードカラーのカスタマイズ時に使用するセレクターを示します。

セレクター

コードファイル形式

.cm-m-clike

PHP

.cm-m-css

CSS、Less

.cm-m-javascript

JavaScript

.cm-m-xml

HTML、XML

Token Inspector の使用

main.less テーマファイル内のセレクターがコードファイル(HTML、CSS、JavaScript、PHP 以外)のコード要素にどのように影響するかを理解するには、Token Inspector を使用します。

Google Chrome を使用して Token Inspector を開きます。

TokenInspector ユーティリティは、次のセクションで構成されています。

  • コードエディター 
  • モードを変更するためのオプション 
  • 右側のセレクターのリスト
セレクターを理解するために Token Inspector を使用する
セレクターを理解するために Token Inspector を使用する

A. コードエディター B. モードオプションの変更 C. セレクターのリスト 

コードエディターでファイルの内容をコピー&ペーストします。

ファイル拡張子を入力し、モードの変更をクリックして、ファイルのモードを変更します。

例えば、HTML ファイルの場合はファイル拡張子を html に変更します。 モードが変更されるとページが更新され、ページの最上部に現在のモードが表示されます。

Token Inspector でのモードの表示
Token Inspector でのモードの表示

外観を変更するコード要素を選択します。

Token Inspector で、セレクターがハイライト表示されます。

(オプション)個々のセレクターを選択すると、コードファイル内でセレクターに影響を受けたコード要素がわかります。

編集して更新するセレクターを書き留め、Token Inspector を閉じます。

その他の関連ヘルプ