Dreamweaver サイトについて

最終更新日 : 2021年4月27日

Dreamweaver でのサイトの動作を確認して、Dreamweaver でサイトを作成することのワークフローおける重要性を理解しましょう。

Dreamweaverでは「サイト」という用語は、webサイトに属するドキュメントのローカルまたはリモートの保存場所を指します。Dreamweaver サイトは、すべての web ドキュメントを整理および管理し、サイトを web サーバーにアップロードし、リンクを追跡・維持し、ファイルを管理および共有する方法を提供します。Dreamweaver機能を最大限に活用するには、サイトを定義する必要があります。

Adobe Dreamweaver サイトは、Web サイトのすべてのファイルとアセットの集まりです。 コンピューターで Web ページを作成して Web サーバーにアップロードし、更新済みファイルを転送して保存することにより Web サイトを維持できます。 また、Dreamweaver を使用しないで作成した Web サイトも編集および維持することができます。

Dreamweaver でサイトを定義する理由

サイトを設定(または定義)しなくても Dreamweaver で作業を実行することは可能です。

しかし、サイトを定義すると、次に示すような多くの利点があります。

  • 破損リンクを防ぎ、ファイルを移動または名前変更する場合に、サイト全体でファイルが自動更新されます。
  • サイト全体で検索と置換の操作を実行できるので、生産性が大幅に向上します。
  • サイトを簡単にパブリッシュして、ローカルハードディスクと Web またはステージングサーバー上のリモートファイル間でファイルを同期できます。

Dreamweaver の機能を最大限に活用するには、最初にサイトを定義してください。 サイトの定義について詳しくは、ローカルバージョンのサイトの設定を参照してください。

Dreamweaver サイトの構成要素

Dreamweaver では、Web サイトに関連付けられているローカルコンピューター上のすべてのドキュメントがサイトで整理されます。また、リンクの追跡と維持、ファイルの管理、Web サーバーへのサイトファイルの転送もサイトで行われます。

Dreamweaverサイトは、開発環境と開発するwebサイトの種類に応じて、最大3つの部分またはフォルダーで構成されます:

  • ローカルフォルダー:作業ディレクトリです。通常は、ハードディスク上のフォルダーです。 Dreamweaver はこのフォルダーをローカルサイトのルートとして表示します。 このフォルダーをネットワークサーバー上に配置することもできます。 詳しくは、ローカルバージョンのサイトの設定を参照してください。 
  • リモートフォルダー:ファイルの保存先であり、Web サーバーを実行しているコンピューター上に配置されます。 多くの場合、Web サーバーは、サイトを Web に公開するためのコンピューターです(この役割を果たさない Web サーバーもあります)。

サイトの作成または更新が完了したら、インターネット上のリモートサーバーにサイトをパブリッシュできます。また、必要なときにファイルを更新するためのローカルコピーが保存されます。

詳しくは、Publishing server への接続を参照してください。

  • テストフォルダー:Dreamweaver によって動的ページが処理されるフォルダーです。 動的フォーム(PHP コンテンツ)がある場合は、サイトのテストフォルダーを設定できます。

詳しくは、テストサーバーの設定を参照してください。

メモ

Dreamweaver サイトの定義に必要な操作は、ローカルフォルダーの設定だけです。 ただし、Web サーバーへのファイルの転送や Web アプリケーションの開発をする場合は、リモートサイトとテストサーバーの情報も追加する必要があります。

ローカルおよびリモートフォルダー構造について

Dreamweaverを使用してリモートフォルダーに接続する場合は、サイト設定ダイアログボックスのサーバーカテゴリでリモートフォルダーを指定します。指定するリモートフォルダー(「ホストディレクトリ」とも呼ばれます)は、Dreamweaver サイトのローカルルートフォルダーに対応している必要があります。(ローカルルートフォルダーは、Dreamweaverサイトの上位フォルダーです。)リモートフォルダーは、ローカルフォルダーと同様に任意のタイトルを持つことができますが、一般的に、インターネットサービスプロバイダー(ISP)は、個人ユーザーアカウント用の上位レベルのリモートフォルダーに public_html、pub_html、またはそれに類似した名前を付けます。独自のリモートサーバーを管理していて、リモートフォルダーに任意の名前を付けることができる場合は、ローカルルートフォルダーとリモートフォルダーに同じ名前を付けることをお勧めします。

次の例は、左側にサンプルローカルルートフォルダー、右側にサンプルリモートフォルダーを示しています。ローカルマシン上のローカルルートフォルダーは、リモートフォルダーのサブフォルダーや、ディレクトリ構造内のリモートフォルダーより上位に存在するフォルダーではなく、webサーバー上のリモートフォルダーに直接マッピングされます。

ローカルルートフォルダー(左)とリモートフォルダー(右)

メモ

上の例は、ローカルルートフォルダーと最上位レベルのリモートフォルダーが、ローカルマシンとリモート Web サーバー上にそれぞれ 1 つずつある場合を示したものです。 ローカルマシン上で複数の Dreamweaver サイトを管理する場合、リモートサーバー上にも同じ数のリモートフォルダーが必要になります。 この場合、上の例には当てはまらなくなるため、public_html フォルダー内に複数のリモートフォルダーを作成し、ローカルマシンの対応するローカルルートフォルダーにこれらのリモートフォルダーをマップする必要があります。

最初にリモート接続を行う場合、通常、Web サーバーのリモートフォルダーは空になっています。 Dreamweaver を使用してローカルルートフォルダー内のファイルをすべてアップロードすると、リモートフォルダーにこれらの Web ファイルがすべて格納されます。 リモートフォルダーとローカルルートフォルダーのディレクトリ構造は、常に同じにしておく必要があります (つまり、ローカルルートフォルダー内のファイルとフォルダーに対して、リモートフォルダー内のファイルとフォルダーを 1 対 1 で対応付けておく必要があります)。 リモートフォルダーの構造がローカルルートフォルダーの構造と一致しない場合、Dreamweaver によって間違った場所にファイルがアップロードされるため、サイトのビジターがこれらのファイルを参照できないことがあります。 また、フォルダーとファイルの構造が一致していない場合、イメージやリンクのパスが切断されやすくなります。

Dreamweaver をリモートルートフォルダーに接続するには、そのリモートルートフォルダーが存在している必要があります。 Web サーバー上でリモートフォルダーとして機能するフォルダーが指定されていない場合、新しくフォルダーを作成するか、ISP のサーバー管理者にフォルダーの作成を依頼してください。