Adobe Flash Player に関するセキュリティアップデート公開

リリース日: 2017 年 5 月 9 日

脆弱性識別番号: APSB17-15

優先度: 以下の表を参照してください

CVE 番号: CVE-2017-3068、CVE-2017-3069、CVE-2017-3070、CVE-2017-3071、CVE-2017-3072、CVE-2017-3073、CVE-2017-3074

プラットフォーム: Windows、Macintosh、Linux、および Chrome OS

概要

Windows 版、Macintosh 版、Linux 版、および Chrome OS 版の Adobe Flash Player を対象としたセキュリティアップデートが公開されました。これらのアップデートにより、対象システムが攻撃者に制御される恐れのある重大な脆弱性が解消されます。

対象のバージョン

製品名 対象のバージョン プラットフォーム
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 25.0.0.148 以前 Windows、および Linux
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 25.0.0.163 以前 Macintosh 
Google Chrome 用の Adobe Flash Player 25.0.0.148 以前 Windows、Macintosh、Linux および Chrome OS
Microsoft Edge および Internet Explorer 11 用の Adobe Flash Player 25.0.0.148 以前 Windows 10 および 8.1
  • ご利用中のシステムにインストールされている Adobe Player のバージョンを確認するには、Adobe Flash Player についてのページにアクセスするか、Flash Player で実行中のコンテンツ上を右クリックし、メニューから「Adobe (または Macromedia) Flash Player について」を選択します。 複数のブラウザーを利用している場合は、当該システムにインストールされたブラウザーごとに、この確認作業を行うようにしてください。

解決方法

アドビは、これらのアップデート版の優先度評価を次のように評価し、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードを推奨します。

製品名 アップデートバージョン プラットフォーム 優先度評価 入手方法
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 25.0.0.171 Windows および Macintosh 1 Flash Player ダウンロードセンター
Flash Player の配布
Google Chrome 用の Adobe Flash Player 25.0.0.171  Windows、Macintosh、Linux および Chrome OS 1 Google Chrome リリース
Microsoft Edge および Internet Explorer 11 用の Adobe Flash Player 25.0.0.171 Windows 10 および 8.1 1 Microsoft セキュリティアドバイザリ
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 25.0.0.171 Linux 3 Flash Player ダウンロードセンター
  • Windows、Macintosh および Linux 用の Adobe Flash Player Desktop Runtime をご利用のお客様は、製品内のアップデートメカニズムを使用して [1]、または Adobe Flash Player ダウンロードセンターから Adobe Flash Player 25.0.0.171 にアップデートすることをお勧めします。
  • Google Chrome と併せてインストールした Adobe Flash Player の場合、Windows、Macintosh、Linux および Chrome OS については、Adobe Flash Player 25.0.0.171 を含む最新バージョンの Google Chrome へのアップデートが自動的に行われます。
  • Windows 10 および 8.1 用の Microsoft Edge および Internet Explorer 11 と併せてインストールした Adobe Flash Player については、Adobe Flash Player 25.0.0.171 を含む最新バージョンへのアップデートが自動的に行われます。
  • Flash Player のインストール方法については、Flash Player ヘルプページを参照してください。

[1] 「アップデートがある場合に自動的にインストールする」オプションが選択されている場合、アップデートは自動的に受信されます。「アップデートがある場合に自動的にインストールする」のオプションが選択されていない場合は、製品内蔵のアップデート機能から指示があった際に、この仕組みを利用してアップデートを適用できます。

脆弱性に関する詳細

  • これらのアップデートは、コード実行の原因になりかねないUser-After-Free(解放したメモリの使用)の脆弱性を解消します(CVE-2017-3071)。 
  • これらのアップデートは、コード実行の原因になりかねない、メモリ破損の脆弱性を解消します(CVE-2017-3068、CVE-2017-3069、CVE-2017-3070、CVE-2017-3072、CVE-2017-3073、CVE-2017-3074)。

謝辞

一連の問題を指摘し、ユーザーのセキュリティ保護にご協力いただいた以下の個人および組織の皆様に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

  • Tencent KeenLab の Jihui Lu 氏(CVE-2017-3069、CVE-2017-3070、CVE-2017-3071、CVE-2017-3072、CVE-2017-3073、CVE-2017-3074)
  • Google Project Zero の Mateusz Jurczyk 氏と Natalie Silvanovich 氏(-2017-、CVE-3068)