Flash Player 用のセキュリティアップデート公開 | APSB17-32
情報 ID 公開日 優先度
APSB17-32 2017 年 10 月 16 日 1

要約

Windows 版、Macintosh 版、Linux 版、および Chrome OS 版の Adobe Flash Player を対象としたセキュリティアップデートが公開されました。このアップデートはコード実行の原因になりかねない、重大な型の混同の脆弱性に対処します。

現在、CVE-2017-11292 の悪用は野放し状態であり、Windows を実行するユーザーを対象とする限定的な標的型攻撃に使用されているという報告があります。

対象の製品バージョン

製品名 バージョン プラットフォーム
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 27.0.0.159 とそれ以前のバージョン Windows、Macintosh
Google Chrome 用の Adobe Flash Player 27.0.0.159 とそれ以前のバージョン Windows、Macintosh、Linux および Chrome OS
Microsoft Edge および Internet Explorer 11 用の Adobe Flash Player 27.0.0.130 とそれ以前のバージョン Windows 10 および 8.1
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 27.0.0.159 とそれ以前のバージョン Linux

ご利用中のシステムにインストールされている Adobe Flash Player のバージョンを確認するには、Flash Player についてのページにアクセスするか、Flash Player で実行中のコンテンツを右クリックし、メニューから「Adobe (または Macromedia) Flash Player について」を選択します。複数のブラウザーを利用している場合は、システムにインストールされているブラウザーごとに、この確認作業を行うようにしてください。

解決方法

アドビは、これらのアップデート版の優先度評価を次のように評価し、対象製品をご利用のお客様に最新バージョンへのアップグレードを推奨します。

製品名 バージョン プラットフォーム 優先度 入手方法
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 27.0.0.170 Windows、Macintosh 1

Flash Player ダウンロードセンター

Flash Playerの配布

Google Chrome 用の Adobe Flash Player 27.0.0.170 Windows、Macintosh、Linux および Chrome OS 1 Google Chrome リリース
Microsoft Edge および Internet Explorer 11 用の Adobe Flash Player 27.0.0.170 Windows 10 および 8.1 1 Microsoft セキュリティアドバイザリ
Adobe Flash Player デスクトップランタイム 27.0.0.170 Linux 3 Flash Player ダウンロードセンター

注意:

  • Windows、Macintosh および Linux 用の Adobe Flash Player Desktop Runtime をご利用のお客様は、製品内のアップデートメカニズムを使用して [1]、または Adobe Flash Player ダウンロードセンターから Adobe Flash Player 27.0.0.170 にアップデートすることをお勧めします。
  • Google Chrome と併せてインストールした Adobe Flash Player の場合、Windows、Macintosh、Linux および Chrome OS については、Adobe Flash Player 27.0.0.170 を含む最新バージョンの Google Chrome へのアップデートが自動的に行われます。
  • Windows 10 および 8.1 用の Microsoft Edge および Internet Explorer 11 と併せてインストールした Adobe Flash Player については、Adobe Flash Player 27.0.0.170 を含む最新バージョンへのアップデートが自動的に行われます。
  • Flash Player のインストール方法については、Flash Player ヘルプページを参照してください。

[1] 「アップデートがある場合に自動的にインストールする」オプションが選択されている場合、アップデートは自動的に受信されます。「アップデートがある場合に自動的にインストールする」のオプションが選択されていない場合は、製品内蔵のアップデート機能から指示があった際に、この仕組みを利用してアップデートを適用できます。

脆弱性の詳細

脆弱性のカテゴリー 脆弱性の影響 重大度 CVE 番号
型の混同 (Type Confusion) リモートコード実行 クリティカル CVE-2017-11292

謝辞

この問題を指摘し、ユーザーのセキュリティ保護にご協力いただいたカスペルスキー社の Anton Ivanov 氏に対し、アドビより厚く御礼を申し上げます。

更新履歴

2017 年 10 月 16 日: 対象の製品バージョンテーブルに "とそれ以前のバージョン" を追加しました。