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VS Code 拡張機能への ColdFusion サーバーの追加

VS Code 拡張機能ワークスペースに作成したプロジェクトやアプリケーションをテストするには、ColdFusion サーバーを追加します。

この ColdFusion サーバーは、本稼動サーバーにデプロイする前にアプリケーションをテストして実行するための開発サーバーとして使用できます。ローカルとリモート両方の ColdFusion サーバーを追加できます。

ColdFusion サーバーの追加

ColdFusion サーバーを追加するには、次の手順に従います。

  1. CF サーバーポッドで、「+(サーバーの追加)」をクリックします。
  2. 次の詳細を入力します。一部は必須です。

「一般設定」タブ

名前 説明
サーバー名(必須) ColdFusion サーバーの名前。
ホスト名(必須) ColdFusion サーバーホストの名前。例えば、localhost や 127.0.0.1 のように入力します。
説明 サーバーの説明。
WebServer ポート(必須) 設定しようとしている ColdFusion サーバーインスタンスのポート番号を指定します。ColdFusion サーバーのデフォルトポート番号は 8500 です。
アプリケーションサーバー(必須) ColdFusion がデプロイされているサーバーを選択します。
RDS ユーザー名 RDS を使用している場合は、RDS ユーザー名を指定します。
RDS パスワード RDS パスワードを入力します。「接続をテスト」をクリックします。想定どおりに RDS が設定されている場合は、RDS ファイルビューポッドと RDS データビューポッドに、それぞれファイルパスと組込みデータベースが表示されます。
タイプ ColdFusion サーバーがローカルコンピューターでホストされているか、リモートコンピューターでホストされているかに応じて、適切なオプションを選択します。
SSL の有効化 このオプションを選択すると、拡張機能で SSL サポートを有効にすることができます。Server Manager に登録されているサーバーとの通信には SSL を使用できます。
コンテキストルート コンテキストルートを入力します。JEE 環境では、1 つのサーバーインスタンス上で、独立した複数の web アプリケーションを実行できます。したがって、サーバー上で実行される JEE web アプリケーションのルートは、それぞれ固有のベース URL に設定されます。これが、コンテキストルート(またはコンテキストパス)と呼ばれるものです。
アプリケーションサーバー名 ColdFusion がデプロイされている JEE サーバーの名前です。

「ローカルサーバーの設定」タブ

名前 説明
サーバーホーム(必須) ColdFusion サーバーのホームディレクトリを参照して選択します。例えば、<ColdFusion Home>/cfusion など。
ドキュメントルート(必須) Web ルートの場所を参照して選択します。ColdFusion と IIS などの web サーバーの連携を設定する場合は、web サーバーのドキュメントルート(ColdFusion の web ルートなど)を選択します。
バージョン ColdFusion サーバーのバージョンを「バージョン」ドロップダウンリストから選択します。
Windows サービス Windows 上で動作しているサーバー設定デプロイメントに適用されます。「Windows サービス」オプションは、サーバー設定デプロイメントの場合にのみ使用できます。ColdFusion の JEE 設定デプロイメントには適用されません。Windows サービスを使用して ColdFusion サーバーの起動と停止を行う場合は、「Windows のサービスを使用してサーバーを起動または停止する」を選択します。

「URL 接頭辞」タブ

URL 接頭辞は、ローカルファイルシステムリソースを URL にマッピングします。 

URL 接頭辞は、サーバーの作成時に指定することも、既存サーバーの設定を編集して指定することもできます。既存のプロジェクトまたはフォルダーに対する URL 接頭辞を指定することもできます。

例えば、「Project1」という名前のプロジェクトがあるとします。Project1 は、server1 に対して設定されています。server1 のドキュメントルートは C:¥server1¥MyDocs にあり、URL は http://www.example1.com です。 

Project1 の中には「xyz」という名前のリンクフォルダーがあります。フォルダー xyz は server2 のドキュメントルート C:¥server2¥MyDocs にリンクされており、このフォルダーにアクセスするための URL は http://www.example2.com です。

ColdFusion Builder で xyz リンクフォルダー内のファイルをすべてプレビューする必要があるとします。

この場合、xyz リンクフォルダー内のファイルをプレビューするには、URL 接頭辞を作成します。URL 接頭辞を作成するには、次の情報を指定します。

  • 絶対パス:C:¥server2¥MyDocs¥
  • xyz フォルダーにアクセスするための URL:http://www.example2.com
ローカルパス(必須) ローカルファイルシステムリソースのパスを参照するか、手動で入力します。
URL 接頭辞(必須) URL 接頭辞を入力します。

「仮想ホストの設定」タブ

「仮想ホスト」は、単一の web サーバー上で複数の web サイト(ドメイン名)をホストする手法を指します。複数の web サイトは、識別可能なホスト名によって区別されます。例えば、単一の IP アドレスで www.example1.com、www.example2.com、および www.example3.com という web サイトを運用できます。

名前(必須) 仮想ホストの名前を指定します。
ホスト名(必須)
IIS または Apache web サーバーの設定で指定されている仮想ホスト名です。例えば、www.example1.com などです。ColdFusion Builder 拡張機能で仮想ホストを作成した場合、その仮想ホストでは「server name-virtual host name」という命名規則が使用されます。例えば、ColdFusion サーバー(localhost)で「vh1」という名前の仮想ホストを作成した場合、その仮想ホストを識別するために ColdFusion Builder 拡張機能で使用される命名規則は、「localhost-vh1」です。 
ポート(必須) Web サーバーの仮想ホストに割り当てられたポート。
タイプ(必須) ドロップダウンリストから「HTTP」または「HTTPS」を選択します。
ドキュメントルート(必須) 仮想ホストのホームディレクトリの場所を参照するか、手動で入力します。例えば、web サイト www.example.com が Apache web サーバー上の C:¥abc ディレクトリにマッピングされている場合は、ホームディレクトリとして「C:¥abc」と入力します。

 

仮想ディレクトリの設定

 

エイリアス

 

フォルダーパスのエイリアスを指定します。

 

場所

 

エイリアスを指定するフォルダーパスを参照するか、手動で入力します。例えば、web サイト(www.example.com)のドキュメントルートが c:¥abc であり、d:¥xyz¥images でアクセス可能なフォルダー内の画像を使用する必要があるとします。その場合は、フォルダーパス「d:¥xyz¥images」に対して「images」という名前のエイリアスを定義します。 

サーバーの起動、停止、再起動、削除

  1. CF サーバーポッドのサーバーをクリックします。
  2. 「サーバーを起動」、「サーバーを停止」、「サーバーを再起動」、「サーバーを削除」のいずれかを選択します。「サーバーを再起動」を選択すると、サーバーが停止した後に起動されます。

リモートサーバーの追加

リモートサーバーを追加するには、次の手順に従います。

  1. 「サーバーの設定」の「一般設定」タブで、「リモート」オプションを選択します。

  2. 次の詳細を入力します。

    • サーバー名:ColdFusion サーバーの名前。
    • WebServer ポート:設定しようとしているリモート ColdFusion サーバーインスタンスのポート番号を指定します。
    • 説明:サーバーの説明(オプション)。
    • アプリケーションサーバー:ドロップダウンリストを選択し、「CF と Tomcat のバンドル」を選択します。
    • ホスト名:リモートサーバーホストの名前。
    • RDS を設定している場合は、「RDS ユーザー名」と「RDS パスワード」を入力します。
  3. 「リモートサーバーの設定」タブで、次のように入力します。

    • ユーザー名:CF Admin ユーザー名を指定します。
    • パスワード:CF Admin パスワードを指定します。
    • Admin ポート:リモートサーバーの web サーバーポート。
    • サーバー名:リモートインスタンスの名前。
  4. 前述の節で説明したとおりに、マッピングと仮想ホストの設定を追加します。

  5. 「終了」をクリックすると、リモート ColdFusion サーバーインスタンスが追加されます。

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