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セキュリティアナライザーレポートの統合

あらゆる web アプリケーションにとって、セキュリティは重要な意味を持ちます。Web アプリケーションの開発では、セキュリティの落とし穴を回避することが重要です。

開発者は、セキュリティアナライザーを使用することで、ColdFusion コードを作成する際に、犯しがちなセキュリティ関連のミスや脆弱性を回避することができます。 

この機能を使用すると、以下を表示できます。

  • エディター内の脆弱なコード 
  • 脆弱性または攻撃のタイプ(エラーおよび警告)
  • 脆弱性の厳格度レベル(高、中、低)
  • 脆弱性を回避するための提案

拡張機能のセキュリティアナライザーへのアクセス

拡張機能のセキュリティアナライザーにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. プロジェクトマネージャーでプロジェクトフォルダーまたはプロジェクトファイルを右クリックします。
  2. セキュリティアナライザーを実行」をクリックします。

セキュリティアナライザーには次のオプションがあります。

  • セキュリティアナライザーを実行:コードの脆弱性を分析し表示します。
  • セキュリティアナライザーをクリーン実行:無視されたすべてのメッセージおよび警告の履歴をクリアします。無視される脆弱性(「セキュリティアナライザーの実行時に無視」とマークされている)をクリアし、プロジェクトの脆弱性をすべて表示します。
  • セキュリティアナライザーの実行をキャンセル:セキュリティアナライザーを中止します。
  • セキュリティマーカーをクリア:すべてのセキュリティ警告およびリソースを削除します。リソースの脆弱性を表示するには、セキュリティアナライザーを再度実行します。

セキュリティアナライザーの使用

プロジェクトフォルダーまたはファイルにセキュリティアナライザーを使用するには、次の手順に従います。

  1. ColdFusion プロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトを使用します。プロジェクトを優先サーバーに確実に設定します。

  2. プロジェクトフォルダーまたはプロジェクトファイルを右クリックし、「セキュリティアナライザーを実行」をクリックします。セキュリティアナライザーがコードを分析します。タスクが完了すると、ポップアップダイアログが表示されます。

    次に示すように、エディターの下部のパネルにすべての脆弱性が表示されます。

  3. 脆弱性のリストを表示するには、左側のパネルの「セキュリティ問題」をクリックします。

    • スナップショットの左側のパネルに表示されている脆弱性タイプ(SQL インジェクションまたは XSS 攻撃など)をクリックすると、対応する問題ステートメントが表示されます。また、提案される解決策を右側のパネルに表示することもできます。
    • または、中央のパネルでエラーをクリックして、対応するステートメントと解決策を右側のパネルに表示することもできます。
    • 中央のパネルの各エラーをダブルクリックすると、対応する行がエディターに表示されます。
    • 中央のパネルで、「ファイル名」、「攻撃名」、「厳格度レベル」、「タイプ」のフィルターを使用します。検索エリアにファイル名を入力して、脆弱性があるファイルを探します。すべてドロップダウンリストをクリックし、「高」、「中」、「低」の厳格度レベルに基づいて、検索を絞り込むことができます。
  4. コードのエラーを修正したら、対応するエラーを中央のパネルで右クリックし、ステータスとして「修正済み」を選択します。エラーを無視する場合は、ステータスを「無視」としてマークします。

セキュリティアナライザーの結果の書き出し

セキュリティアナライザーパネルの右上隅にある「書き出し」をクリックすると、すべての脆弱性が report.html ファイルに書き出されます。 

エクスポートしたファイルで、リソースのすべての脆弱性のグラフィカル表示を確認できます(下図を参照)。

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