Dreamweaver でファイル拡張子を追加または編集する

最終更新日 : 2019年11月11日

Extensions.txt ファイルと MMDocumentTypes.xml ファイルを編集して、Dreamweaver で新しいファイルタイプを認識させる方法について説明します。

Dreamweaver で以下の問題のトラブルシューティングを行う場合は、この記事をお読みください。

  • ファイルを開くと、"Can't find a valid editor for this file extension."(このファイル拡張子に有効なエディターが見つかりません)というエラーメッセージが表示されます。
  • コードビューのカラーコーディングが目的のファイルタイプのカラーコーディングと一致しません。
  • ご使用のファイルタイプでは、サーバーモデルの機能を使用できません。
  • デザインビューでページを開けません。 ページはコードビューでのみ開きます。
  • ファイル保存またはファイル開くをクリックしても、必要なファイルタイプが表示されません。

Dreamweaver には、出荷時に、多数の異なるファイルタイプを編集および表示できる機能が搭載されています。 この記事では、Extensions.txt ファイルと MMDocumentTypes.xml ファイルを編集して、Dreamweaver で新しいファイルタイプが認識されるようにカスタマイズする方法を中心に説明します。 ユーザーは、コードビューで開く設定を行って、設計ビューで新しいファイルタイプを確認することもできます。

  • Extensions.txt ファイル
    Extensions.txt は、Dreamweaver が認識するすべてのファイルタイプをリストにしたテキストファイルです。 このファイルを任意の外部テキストエディター(メモ帳や Text Editor など)で編集して、認識されるファイルタイプのリストに追加を行うことができます。 Dreamweaver 内では Dreamweaver 設定ファイルを変更しないでください。
  • MMDocumentTypes.xml ファイル
    MMDocumentTypes.xml ファイルには、文書タイプの定義と、認識される各文書タイプに関連付けられているファイル拡張子のリストが含まれています。 Extensions.txt ファイルにファイル拡張子を追加するだけでは、Dreamweaver にファイル拡張子を認識させ、このタイプのファイルを Dreamweaver で開くことが可能になるだけです。 MMDocumentTypes.xml ファイルにファイル拡張子を追加すると、このファイル拡張子を扱う方法と、このファイル拡張子の所属する文書タイプを Dreamweaver に示すことができます。

    この記事では、MMDocumentTypes.xml ファイルの編集の基本的側面についてのみ説明します。 このファイルの編集について詳しくは、「Dreamweaver 内から Dreamweaver を拡張する」を参照してください。 ヘルプDreamweaver の拡張をクリックし、MMDocumentTypes.xml を検索します。

  • コードビューで開く
    コードビューで開く」環境設定では、デザインビューで使用できないファイル拡張子を識別します。 設計ビューでファイルを編集できるようにするには、コードビューで開く環境設定からファイル拡張子(リストにある場合)を削除します。 この環境設定を設定するには、編集環境設定(Windows)または Dreamweaver環境設定(macOS)とクリックして、ファイルタイプまたはエディターのカテゴリを見つけます。

Extensions.txt ファイルを編集する

Dreamweaver によって認識されないファイルを開くと、"Can't find a valid editor for this file extension." (このファイル拡張子に有効なエディターが見つかりません)というエラーメッセージが表示されます。 Dreamweaver で認識される拡張機能のリストに新しい拡張機能を追加できます。 新しい拡張子を追加するには、Extensions.txt ファイルを編集します。 また、Extensions.txt ファイルのエントリは、ファイル開くおよびファイル保存ダイアログボックスにファイルがリストされる順序も制御します。 例えば、.inc ファイルタイプを Dreamweaver に追加します。

メモ:この手順では、隠しファイル、隠しフォルダー、既知のファイルタイプの拡張子を見つける必要があります。 デフォルトでは、Windows エクスプローラーは、隠しファイル、隠しフォルダー、システムが認識するファイル名拡張子は表示しません。

隠しファイル、隠しフォルダー、既知のファイルタイプの拡張子を表示する場合:

InCopy で、以下のいずれかの操作を行います。

  • Windows XP では、ツールフォルダ オプションを選択します。
  • Windows Vista では、整理フォルダと検索のオプションを選択します。

フォルダ オプションダイアログボックスで「表示」タブをクリックします。

詳細設定で、「すべてのファイルとフォルダーを表示する」を選択します。

登録されている拡張子は表示しない」の選択を解除します。

OK」をクリックします。

Extensions.txt ファイルにファイルタイプを追加する

Extensions.txt ファイルにファイルタイプを追加する場合:

Dreamweaver ユーザー設定フォルダで、Extensions.txt ファイルを見つけます。 このフォルダの場所は、ご使用のオペレーティングシステムと、Dreamweaver のバージョンによって異なります。

  • Dreamweaver CS3 (Windows Vista):
    C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\Dreamweaver 9\Configuration
  • Dreamweaver 8 (Windows Vista):
    C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Macromedia\Dreamweaver 8\Configuration
  • Dreamweaver CS3 (Windows XP):
    C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Adobe\Dreamweaver 9\Configuration
  • Dreamweaver 8 (Windows XP および 2000):
    C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Macromedia\Dreamweaver 8\Configuration
  • Dreamweaver CS3 (Mac OS X):
    Mac HD:Users:[ユーザー名]:Library:Application Support:Adobe:Dreamweaver 9:Configuration
  • Dreamweaver 8 (Mac OS X):
    Mac HD:Users:[ユーザー名]:Library:Application Support:Macromedia:Dreamweaver 8:Configuration

メモ:このファイルに対する編集の内容は、現在のユーザーにのみ適用されます。 ユーザープロファイル内で行われるファイルの変更内容は、他のユーザーには適用されません。 マルチユーザー環境で Dreamweaver 設定ファイルを手動で編集する手順について詳しくは、「マルチユーザ環境での Dreamweaver のカスタマイズ」を参照してください。

任意の外部エディター(メモ帳や Text Editor など)で Extensions.txt を開きます。

Dreamweaver 内では Dreamweaver 設定ファイルを変更しないでください。

All Documents 行に拡張子を追加します。 各拡張子には大文字を使用し、コンマで区切る必要があります。 例:HTML、HTM、SHTM、SHTML、INC

拡張子を既存のドキュメントグループに追加するには、目的のグループの拡張子リストに拡張子を追加します。 新しい文書グループを追加するには、新しい文書タイプと、対応する拡張子のリストを記述した新しい行を追加します。 例:INC:Include Files

また、この行は、既にファイル内にある Server Side Include リストにも追加できます。

ファイルを保存して Dreamweaver を再起動します。

変更内容を見るには、Dreamweaver を開いて、新しく追加したファイル拡張子をもつファイルを開きます。 ファイルは Dreamweaver のコードビューでのみ開きます。

ファイル名前を付けて保存を選択して、「名前を付けて保存」ポップアップメニューをクリックします。 Include Files のオプションで、認識されたファイル拡張子として *.inc オプションが表示されます。 ファイル開くの「ファイルタイプ」ポップアップメニューにも同じオプションが表示されます。

メモ

拡張子が一覧される順序は、ファイル開くダイアログボックスとファイル保存ダイアログボックスの表示順序と同じです。

設計ビュー、カラーコーディング、およびサーバービヘイビアー機能を使用するには、次のセクションで説明する要領で MMDocumentTypes.xml ファイルを編集します。

拡張機能を MMDocumentTypes.xml ファイルに追加する

MMDocumentTypes.xml ファイルには、既知の文書タイプごとに、サーバーモデル、カラーコーディングスタイル、説明などに関する情報が記述されています。

Extension.txt ファイルへの拡張子の追加に加えて、新しい拡張子を対応する文書タイプのファイル拡張子リストに追加する必要もあります。 上記を行わない場合、Dreamweaver はこのファイルタイプの表示方法を認識しません。 すると、Dreamweaver は、デフォルトでは、コードビューでファイルを開きます。

この拡張子がいずれの定義済み文書タイプにも関連付けられていない場合は、新しい文書タイプが作成されます。 新しい文書の作成については、Dreamweaver 内から「Dreamweaver の拡張」を参照してください(ヘルプDreamweaver の拡張をクリックし、MMDocumentTypes.xml で検索します)。

メモ:この記事では、「文書タイプ定義」とは、Dreamweaver に認識される文書に関する情報が記載されるファイルを指します。 文書タイプ定義は、XML 文書で言及される「DTD」と混同しないでください。

以下の手順を実行して、MMDocumentTypes.xml ファイルで文書タイプ定義に拡張子を追加します。

メインの Dreamweaver 構成フォルダ(Dreamweaver ユーザー設定フォルダではない)で MMDocumentTypes.xml ファイルを見つけます。 このフォルダの場所は、ご使用のオペレーティングシステムと、Dreamweaver のバージョンによって異なります。
  • Dreamweaver CS3 (Windows Vista および XP):

    C:\Program Files\Adobe\Adobe Dreamweaver CS3\Configuration\DocumentTypes
  • Dreamweaver 8 (Windows Vista、XP、2000):

    C:\Program Files\Macromedia\Dreamweaver 8\Configuration\DocumentTypes
  • Dreamweaver CS3 (Mac OS X):

    Mac HD:Applications:Adobe Dreamweaver CS3:Configuration:Document Types
  • Dreamweaver 8 (Mac OS X):

    Mac HD:Applications:Macromedia Dreamweaver 8:Configuration:Document Types

任意の外部エディター(メモ帳や Text Editor など)で、MMDocumentTypes.xml を開きます。

Dreamweaver を使用して Dreamweaver 設定ファイルを変更しないでください。

目的の文書タイプのタグセットを見つけます。

以下に、MMDocumentTypes.xml ファイルからの HTML 文書に関するデフォルトの文書タイプ定義を示します。

<documenttype id="HTML" internaltype="HTML" winfileextension="html,htm,shtml,shtm,stm,tpl,lasso,xhtml" macfileextension="html,htm,shtml,shtm,tpl,lasso,xhtml,ssi" writebyteordermark="false">

documenttype タグの winfileextension 属性と macfileextension 属性に拡張子を追加します。 例えば、winfileextension="html,htm,shtml,shtm,stm,tpl,lasso,xhtml,inc"

上記のコードは、Dreamweaver が HTML ファイルとして処理するファイルのリストに INC ファイル拡張子を追加します。 このファイルタイプについて、macOS 版リストと Windows 版リストに拡張機能を追加すると、Dreamweaver はデザインビューでこのファイルタイプを開きます。

MMDocumentTypes.xml を保存して、Dreamweaver を再起動します。

変更内容を表示するには、Dreamweaver を開き、新しく追加したファイル拡張子を持つファイルを開きます。

これで、デザインビュー、コードカラリング、およびサーバービヘイビアー機能(該当する場合)が動作します。

メモ

拡張子を一覧する順序は重要です。 拡張子リストにある最初の拡張子は、このファイルタイプに使用される既定の拡張子です。

MMDocumentTypes.xml のバックアップを作成し、それを Configuration/DocumentTypes フォルダーの下に残すと、Dreamweaver の起動時に複数の警告メッセージがポップアップします。

次のようなエラーメッセージが表示されます。'The Document Type "HTML" will not be added because it uses a file extension that is already associated with a prior Document Type.' (文書タイプ "HTML" は、前の文書タイプにすでに関連付けられているファイル拡張子を使用するので、追加されません)

また、MMDocumentTypes.xml に同じファイルタイプを複数回リストした場合も、このエラーメッセージが表示されます。

これらの警告メッセージの出現を止めるには、MMDocumentTypes.xml ファイルのバックアップコピーを Configuration/DocumentTypes フォルダーの外に出す必要があります。

コードビュー環境設定を編集する

最後の手順は、ファイルタイプまたはエディターの環境設定値(編集環境設定)をチェックして、このファイル拡張子が「コードビューで開く」フィールドのリストに表示されていないことを確認します。 デフォルトでは、INC ファイル拡張子はこのリストに表示されています。 コードビューで開くリストから「.inc」を削除すると、この拡張子を持つファイルをデザインビューで表示できます。

カスタムファイルタイプのコードカラリングを有効にする

MMDocumentTypes.xml ファイルを追加する手順を実行したら、以下の手順に進んで、カスタムファイルタイプでコードカラリングを有効にします。

Dreamweaver アプリケーションを終了します。

テキストエディターを使用して、以下の場所から brackets.json ファイルを開きます。

Windows:%appdata%\Adobe\Dreamweaver CC xxxx\en_US\Configuration\Brackets\brackets.json

macOS:~/Library/Application Support/Adobe/Dreamweaver CC XXXX/en_US/Configuration/Brackets/brackets.json

ここで、xxxx は Dreamweaver バージョンを指します。 例:2017。

.json ファイルで、最後のキー/値ペアの後に、次の区切り文字(コンマ)を入力し、このテキストを入力します。
"language.fileExtensions": { ".ext": "php" }

.ext をコンマ区切りファイル拡張子(コードカラリングを追加する対象)のリストで置き換えます。

php を目的の文書タイプで置き換えます。 サポートされる文書タイプは以下のとおりです。

  • bash
  • c
  • clojure
  • coffeescript
  • cpp
  • csharp
  • css
  • dart
  • diff
  • ejs
  • erb_html (組み込み Ruby)
  • groovy
  • handlebars
  • haskell
  • html
  • hx (Haxe)
  • java
  • javascript
  • json
  • jsx
  • less
  • lua
  • markdown
  • perl
  • php
  • properties
  • python
  • ruby
  • sass
  • scala
  • scss
  • sql
  • stylus
  • svg
  • turtle (RDF タートル)
  • vb
  • vbscript
  • xml
  • yaml

ファイルを保存し、Dreamweaver を再起動します。

追加情報

Dreamweaver でファイルタイプを変更する詳細については、「Dreamweaver の拡張」を参照してください。