Customization Wizard を起動して、インストーラーパッケージを開きます。
内容 (What's Covered)
この文書では、Adobe Reader X/XI に含まれるオンラインサービス(SendNow、Adobe PDF Pack、EchoSign など)を無効にする方法について説明しています。
インストーラーをカスタマイズして、複数のコンピューターに配布する場合、Adobe Customization Wizard を使用して、あらかじめこれらの機能を無効にすることができます。既にインストール済みのコンピューターの場合は、レジストリの設定を変更することにより、機能を無効にすることができます。
Customization Wizard を使用してオンラインサービスを無効にする
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画面左の一覧から「Online and Adobe online services Features」を選択します。
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画面右に表示される各オプションから、個別に設定を行えます。
Adobe Reader XI の場合
- 「Online Features」セクションでは、ヘルプメニューのアップデートなど、オンラインにアクセスする一般的な機能を個別に設定することができます。
- 「Adobe Online Services Integration」セクションでは、Acrobat.com や EchoSign などのオンラインサービスと連携する機能を設定することができます。
例えば、Adobe Reader XI 起動時に表示される「アドビオンラインサービス」を全て無効にする場合は、一番下の「Disable all Adobe online services based workflows and entry points」にチェックを入れます。

Adobe Reader X の場合
- 「Online Features」セクションでは、ヘルプメニューのアップデートなど、オンラインにアクセスする一般的な機能を個別に設定することができます。
- 「Acrobat.com Features」セクションでは、Acrobat.com や EchoSign などのオンラインサービスと連携する機能を設定することができます。
例えば、Adobe Reader X 起動時に表示される「アドビオンラインサービス」を全て無効にする場合は、「Disable all Acrobat.com access, including invitation and participation」にチェックを入れます。

Windows レジストリを編集してオンラインサービスを無効にする
Adobe Reader 起動時に表示されるスタートアップ画面のオンラインサービスは、以下のレジストリキーから設定することができます。
Adobe Reader XI の場合
Acrobat.com 関連サービスは、以下のレジストリ編集を行うことで無効にできます。
- 以下のレジストリキーにアクセスします。Workflows キーが存在しない場合は作成します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Adobe\Acrobat Reader\11.0\Workflows - Workflows キーに bEnableAcrobatHS という DWORD 値を追加します。値は「0」にします。
「文書に署名を依頼」を無効にするには、以下のレジストリ編集を行います。
- 以下のレジストリキーにアクセスします。cServices キーが存在しない場合は作成します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Adobe\Acrobat Reader\11.0\FeatureLockDown\cServices - cServices キーに、以下の 2 つの DWORD 値を追加します。値は「0」にします。
・ bEnableSignPane
・ bEnableFillSig
Adobe Reader X の場合
- 以下のレジストリキーにアクセスします。Workflows キーが存在しない場合は作成します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Adobe\Acrobat Reader\10.0\Workflows - Workflows キーに bEnableAcrobatHS という DWORD 値を追加します。値は「0」にします。
追加情報 (Additional Information)
上記の操作を行っても、例えば「電子メールを送信」ダイアログに表示される Adobe SendNow のリンクや、オンラインサービス関連の環境設定項目は非表示にはなりません。

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