説明
Excel スプレッドシートオブジェクトにクエリーから複数の行を追加します。
戻り値
なし
カテゴリ
Microsoft Office の統合
関数のシンタックス
SpreadsheetAddrows(spreadsheetObj, data [, row, column, insert, datatype, includeColumnNames]) |
関連項目
SpreadsheetAddColumn、SpreadsheetAddImage、SpreadsheetAddRow、SpreadsheetDeleteRow、SpreadsheetDeleteRows、
SpreadsheetFormatRow、SpreadsheetFormatRows、SpreadsheetShiftRows
履歴
ColdFusion 11:datatype 属性が追加されました。
ColdFusion 9:この関数が追加されました。
パラメーター
パラメーター |
説明 |
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spreadsheetObj |
列の追加先となる Excel スプレッドシートオブジェクトです。 |
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data |
行データまたは配列を含むクエリーオブジェクトです。 |
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row |
(オプション)行を挿入する行番号です。この値以上の番号を持つ既存の行の行番号は、追加される行の数だけインクリメントされます。このパラメーターの値を指定する場合は、column の値も指定する必要があります。このパラメーターを省略すると、行は、現在の最後の行に続いて挿入されます。 |
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includeColumnNames |
(オプション)スプレッドシートオブジェクトへの列ヘッダーの記述を有効/無効にするブール値です。デフォルトでは、値は false です。 |
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column |
(オプション)列データの追加先となる列の番号です。行内の開始列より左側にあるすべての列のセルは空になります。このパラメーターの値を指定する場合は、row の値も指定する必要があります。 |
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insert |
(オプション)このパラメーターはオプションです。デフォルト値は true です。行を挿入するかどうかを指定する boolean 値です。false の場合は、指定された行エントリのデータが置き換えられます。 |
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datatype | (オプション)datatype 式の配列。式の詳細については、SpreadsheetAddRow 関数の datatype パラメーターの説明を参照してください。 |
例
次の例では、新しい Excel スプレッドシートオブジェクトを作成し、AddRows 関数を使用してクエリーからデータを追加することによって、スプレッドシートを作成します。
<cfquery |
datatype パラメーターの使用例を次に示します。
<cfscript> // create a query with data to write an excel file. q_data = QueryNew("n1, n2, n3, s4, s5, d6", "", [ {n1:"1.203E+4", n2:"1.230E4", n3:"103E4", s4:"1.203E+4", s5:"1.230E4", d6:"4 jan 15"}, {n1:"1.203E+4", n2:"1.230E4", n3:"103E4", s4:"01.203E+4", s5:"9.230E4", d6:"15 dec 15"} ]); cfdump(var="#q_data#", format="html", label="qry-data"); /*//////////////////////// spreadSheetAddRows method : datatype parameter. /////////////////////////*/ /*// method signature : SpreadsheetAddrows(spreadsheetObj, data[, row, column, insert], datatype) //*/ qry_xl_fl = expandpath("./") & "adrws-dt-ty_qry.xlsx"; xl_obj = spreadsheetNew("test-addrws-dty", true); datatype_arr = ["NUMERIC:1-3; STRING:4,5; DATE:6","STRING:1-3; NUMERIC:4,5; STRING:6"]; spreadSheetAddRows(xl_obj, q_data, 1, 1, true, datatype_arr ); spreadsheetwrite(xl_obj, qry_xl_fl, "", true, datatype_arr); //pass an empty str for password parameter. cfspreadsheet( action="read", src=qry_xl_fl, query="q_data_out"); cfdump(var="#q_data_out#", format="html", label="data-read-from-adrws-xl"); </cfscript>
includeColumnNames パラメーターの使用例
<cfscript> out_fl = "#expandpath("./")#header.xlsx"; xlobj = SpreadsheetNew("2d_arr_data", true); qry_data = queryNew("product, customer, qtr"); queryAddRow(qry_data, {product:"aniseed syrup", customer="annie", qtr="1"}); queryAddRow(qry_data, {product:"camembert pierrot", customer="pierre", qtr="2"}); queryAddRow(qry_data, {product:"scones", customer="connie", qtr="4"}); datatype = [""]; spreadsheetAddRows(xlobj, qry_data,1,1,"true",datatype,true); cfspreadsheet(action="write", filename="#out_fl#", name="xlobj", overwrite=true); cfspreadsheet(action="read", src="#out_fl#", query="qryxl"); writeDump(qryxl); </cfscript>
上記の例では、出力は header.xlsx で、このファイルは列ヘッダー、product、customer および qtr を読み取ります。各列ヘッダーの下には、各列に対応する行の値があります。出力は次のように表示されます。