身の回りのものをCaptureで撮影してカラーテーマを作成、Creative Cloudライブラリを経由してPhotoshopでの制作物に活用する方法を紹介します
COSMIC LABのアーティストJamie GoodenoughはCaptureとPhotoshopを駆使してひらめきをすぐに形にしています。以下をダウンロードして、ポスター制作のワークフローを体験してみましょう。
必要な情報
手順1/5
Adobe Captureで身の回りのものからカラーテーマを作成
Adobe Captureを開き、Adobe IDを使用してログインします(Adobe IDを取得)。
カラーメニューを選択し、「+」をタップします。カメラにカラーサークルが表示され、自動でカラーが抽出されます。画面をタップすると抽出が停止するので、各カラーサークルを移動して利用したいカラーを選びます。キャプチャボタンをタップしてキャプチャします。
手順2/5
カラーテーマを保存
カラーテーマの名前と保存先のライブラリ、共有範囲を指定し、COLORテーマを保存をタップします。
この例では、カラーテーマ名:カラーテーマ1、保存先:capture、共有範囲:オフとしました。
手順3/5
PhotoshopでCreative Cloudライブラリのカラーテーマを表示
まず、サンプルファイル(ZIP、5.8 MB)をダウンロードしてください。
サンプルファイルをPhotoshopで開き、アプリケーションメニューのウィンドウからライブラリにチェックを入れます。
表示されたライブラリパネルで、手順2で作成した「capture」ライブラリを選択すると、作成したカラーテーマが表示されます。
手順4/5
シェイプの塗りにカラーテーマを適用
レイヤーパネルの「2step ( Multicolored fog01 )」レイヤーフォルダ内の「2」レイヤーを選択します。
手順3で表示させたカラーテーマの中から、任意のカラーをクリックして、シェイプの塗りに適用します。
同様に、「3」、「4」レイヤーも選択してシェイプに塗りを適用します。
手順5/5(オプション)
Creative Cloud ライブラリでカラーテーマをチームメンバーに共有
作成したカラーテーマをクリエイティブチームのメンバーと共有すれば、共同作業をスムーズに行えます。
ライブラリパネルのパネルメニューから「共同利用」を選択します。新しいブラウザーウィンドウが表示されたら、共有するメンバーのメールアドレスを入力し、「招待」をクリックします。
招待されたユーザーは、招待メールの「招待に応じる」からCreative Cloud ライブラリにアクセスし、招待に同意すると作成したカラーテーマを使用したり、新しく追加したりできるようになります。
COSMIC LAB
アーティスト / クリエイターがコラボレートするミックスメディア・プロダクション。近年、VJ ColoGraPhonic+Jamie Goodenoughを中心にデジタルシステムまでをアートにした活動は多方面から評価を得ている。また、革新的でアンダーグラウンドなクラブ/パーティーカルチャーやアートシーンにも精通し幅広く柔軟な発想は今後さらなる飛躍を期待させる。大阪のパワースポット「味園ユニバースビル」発「バーニングマン」経由のアートパーティー「FLOWER OF LIFE」を起源に持つ。代表取締役 三浦光呂。www.cosmiclab.jp