フォントをアクティベートすると、インストール済みのすべてのフォントと共に、各アプリケーションのフォントメニューに表示されます。ただし、すぐにフォントが表示されない場合があります。
ソフトウェアプログラムを再起動する
Adobe Acrobat、Microsoft Office など、一部のプログラムでは、新しいフォントの追加時にフォントメニューが自動更新されません。新しいフォントを使用できるようにするためには、これらのアプリケーションを再起動する必要があります。
フォントファミリーが別の名前でリストされている
ソフトウェアプログラムが異なると、それぞれのフォントメニューでフォント名が異なって表示されることがあります。たとえば FF Market は、InDesign では「Market OT」、Microsoft Word では「MarketOT」と表示されます。
FF Market Web や JAF Facit など、名前にメーカー名が含まれるフォントファミリーの場合、アプリケーションにおいては、メーカー名が現れないことがあります。
フォントの太さとスタイルが異なってリストされている
Adobe Creative Cloud など、多くのプログラムでは、タイポグラフィの考え方でフォント名を管理しています。これらにおいては、フォントのすべてのバリエーションがフォントファミリー名の下にまとめられています。たとえば、InDesign では、「Proxima Nova」がフォントファミリー名として表示され、そのフォントのすべてのバリエーションはドロップダウンリストで追加されます。
Condensed または Compressed ファミリーは、通常、専用のファミリー(たとえば「Proxima Nova Condensed」)の下にまとめられますが、いくつかの例外があります。たとえば、Myriad Pro では、Condensed は、別のファミリーとしてではなく、フォントバリエーションとして扱われます。
多くの Microsoft プログラムは、「4 フェースファミリー」の考え方でフォント名を管理しています。メニューは、標準、斜体、太字、太字斜体の 4 つのバリエーションがフォントにあると想定して設計されています。
標準はフォントメニューに表示されますが、斜体、太字、太字斜体は字体コントロールバーで「斜体」と「太字」のスタイルボタンで選択します。
多くのバリエーションを持つフォント(Proxima Nova など)の場合、そのバリエーションの一部のみリストに表示され、残りは「斜体」と「太字」ボタンでアクセスできます。