一般的なターゲットの説明 (_top、_parent、_self、_blank)



内容 (What's Covered)

 

この文書は、Web ページにリンクを設定する際の target 属性について説明します。target 属性とは、リンク先のページを開くフレームを指定したり、フレームを解除またはリンク先のページを新しいウィンドウで開く場合などに使用されます。

target 属性を Adobe GoLive で指定する方法は A. を行い、target 属性に関する説明については、B. ~ F. を参照してください。

 

A. target 属性の指定方法

B. フレーム名

C. _top

D. _parent

E. _blank

F. _self

 

 A. target 属性の指定方法

 

target 属性を指定するには、以下の操作手順を行います。

 

GoLive 6.0/CS の場合:

  1. GoLive を起動し、編集するページを開きます。
  2. すでにリンク設定が行われている target 属性を指定する「テキスト」または「画像」を選択します。

    ※ まだリンク設定が行われていない場合は、予めリンク設定を行ってください。
  3. 以下のいずれかを行います。



    テキストリンクの場合:

    [インスペクタ] パレットで [ターゲット] 欄にフレーム名を入力するか、[ターゲット] ポップアップメニューからお望みのターゲット属性を選択します。









    画像リンクの場合:

    [インスペクタ] パレットの [リンク] タブをクリックし、[ターゲット] 欄にフレーム名を入力するか、[ターゲット] ポップアップメニューからお望みのターゲット属性を選択します。

  4. target 属性が設定されます。

 

GoLive 5.0 の場合:

  1. GoLive を起動し、編集するページを開きます。
  2. すでにリンク設定が行われている target 属性を指定する「テキスト」または「画像」を選択します。

    ※ まだリンク設定が行われていない場合は、予めリンク設定を行ってください。
  3. [インスペクタ] パレットの [リンク] タブをクリックし、[ターゲット] 欄にフレーム名を入力するか、[ターゲット] ポップアップメニューからお望みのターゲット属性を選択します。
  4. target 属性が設定されます。

 

 B. フレーム名

 

target 属性は、フレームにフレーム名(name 属性)を設定している場合に有効です。

例えば、三つのフレームに分かれたフレームページを使用しており、それぞれのフレーム名が「left」、「top」、「main」と指定されているとします。リンク先のページを「main」フレームに表示させたい場合は、[インスペクタ] パレットの [ターゲット] 欄に「main」と入力します。

 

 

 

 C. _top

 

target 属性に「_top」を指定すると、リンク先のページが Web ブラウザ全体に表示されます。フレームセットは解除され、単一のページのみが表示されます。

 

 

 

 D. _parent

 

リンク先のページは親フレームに表示されます。

「_parent」はフレームがネストしている場合に有効です。フレームがネストしている場合とは、上下に分かれたフレームの下のフレームに左右に分かれたフレームセットが組み込まれているような場合をいいます。

 

 

この場合、左右に分かれた子フレームから「_parent」を指定されたリンク先のページは、下フレーム全体に表示されます。フレームがネストしていない場合は、「_top」と同じ動作をします。

 

 

 

 E. _blank

 

リンク先のページは新しいウィンドウに表示されます。

「_blank」以外の属性は主にフレームページで使用されますが、「_blank」属性はフレームページ以外のページでも頻繁に用いられます。

 

 

 

 F. _self

 

リンク先のページはリンク元と同じフレーム内に表示されます。ターゲットを何も指定していない時と同じ動作になります。

 

 

追加情報 (Additional Information)

 

 

 

リンクは HTML ファイル上では以下の HTML タグで表されます。

<a href="ファイル名" _fcksavedurl="ファイル名" _fcksavedurl="ファイル名">

このタグに target 属性を挿入し、値を上記のいずれかにすることでリンク先ページの表示場所を指定することができます。

実際のタグは以下のようになります。

<a href="" target="~">テキスト</a>

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