このチュートリアルでは、Adobe Captureで⼿書きのスケッチからAdobe Photoshopで利⽤できるカスタムブラシを作成する⽅法を紹介します。まずは、下の1 分動画で制作⼯程を確認してください。


 

本チュートリアル内で使⽤する主な機能

ブラシ、ライブラリパネル

 

⼿順 1/9

Adobe Captureでブラシメニューを開く

スマートフォンで、Captureを起動し、上部のメニューから「ブラシ」をタップします。「ブラシ」では、画像として取り込んだ線やオブジェクトからPhotoshopやIllustratorで利⽤できるカスタムブラシを作ることができます。

オリジナルブラシの作り⽅

 

ヒント

はじめてCaptureを起動すると、ログイン画⾯が表⽰されます。ここでは、Creative Cloudで利⽤しているAdobe IDでログインしてください。これから作成するブラシはCreative Cloudのライブラリに保存されます。そのため、Photoshopで作成したブラシを利⽤するには、CaptureからCreative Cloudのライブラリに保存できるようにログインしておく必要があります。

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 2/9

カメラロールから写真を選択

下部の⻘いボタンをタップし、スマートフォン内の画像からあるいはカメラを起動してブラシのもとになる画像を取り込みます。

今回は、左側の画像のアイコンをタップしてカメラロールからサンプルの画像を取り込みます。

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 3/9

写真内の不要な箇所を取り除く

写真内の不要な箇所を取り除きます。今回のサンプル画像では上部に汚れている部分があります。汚れの部分をタップして選択し、下部のチェックマークをタップします。

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 4/9

ブラシとして利⽤する範囲を切り抜く

「編集」画⾯に切り替わります。ここで、カスタムブラシの詳細を設定します。まずは、必要な範囲に切り抜きます。左右と下部にある丸いリサイズハンドルをドラッグします。画像内でドラッグすると、位置を調整できます。

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 5/9

ブラシのスタイルを選択

「スタイル」をタップします。ここではブラシのスタイルを選択します。Captureで作成するブラシはPhotoshopやIllustratorのブラシとして利⽤できます。そこで、利⽤するアプリケーションおよびそのスタイルをここで選びます。今回は、「PHOTOSHOP とADOBE SKETCH ブラシ」から、2つめのスタイルを選択します。

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 6/9

プリセットで好みのスタイルに調整

「プリセット」をタップします。ここでは、選択したブラシのスタイルを好みにあわせて調整します。動画では以下のように調整しましたが、みなさんの好みにあわせて調整してください。

[初期設定]
サイズ:70

[間隔]
間隔:115%
両軸:オン

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 7/9

カスタムブラシとして保存

右上の「保存」をタップします。

保存先 のライブラリを確認し、「保存」をタップします。

これにより、Creative Cloudのライブラリ内にカスタムブラシが保存されます。

Captureでの作業は以上です!

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 8/9

Adobe Photoshopでブラシツールを選択

Photoshopを開き、ブラシツールを選択します。

オリジナルブラシの作り⽅

⼿順 9/9

ライブラリパネルでカスタムブラシを選択

CCライブラリパネルを開きます。ライブラリパネルの場所がわからない場合は、「ウィンドウ」-「CCライブラリ」と進めます。

「ブラシ」の⼀覧に保存したカスタムブラシがありますので、クリックで選択すると、作成したカスタムブラシでペイントすることができます。

オリジナルブラシの作り⽅

 

ヒント

ライブラリにブラシが表⽰されない場合は、Photoshopのファイル同期がオフになっている可能性があります。その場合は、ライブラリパネルの右下にあるCreative Cloudアイコンをクリックし、ファイル同期を有効化してください。

オリジナルブラシの作り⽅

 

以上の⼿順でカスタムブラシを作成し、Photoshopで利⽤することができます。みなさんが作品を作成しているとき、「こんなタッチのブラシがあったらいいな」と思うこともあるでしょう。そんなときは、紙とペンでイメージをスケッチし、Adobe Captureをつかってカスタムブラシを作成してみてください。

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