編集/環境設定を選択します。
セキュリティを強化するために、Adobe Reader XI にはコンピューターの安全性を維持するための保護モードおよび保護されたビューが組み込まれています。保護モードが有効になっている場合、Adobe Reader で PDF ファイルを表示するために必要なすべての操作が、限定された環境である「サンドボックス」内で非常に制限された方法で実行されます。
保護モード
デフォルトでは、Adobe Reader XI は保護モードで実行し、セキュリティレイヤーが追加されています。保護モードでは、悪意のある PDF 文書は任意の実行可能ファイルを起動したり、システムディレクトリまたは Windows レジストリに書き込むことができません。
保護モードのステータスを確認するには、ファイル/プロパティ/詳細設定/保護モードを選択します。
保護モードはデフォルトで有効になっています。設定を指定するには、次の操作を行います。
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左側の「分類」から、「セキュリティ(拡張)」を選択します。
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「サンドボックスによる保護」領域で、「起動時に保護モードを有効にする」をオンまたはオフにします。
- 「保護モードのログファイルを作成」を有効にしてイベントを記録します。次にアプリケーションを起動したときに、変更が適用されます。
- 「ログを表示」をクリックしてログファイルを開きます。
保護されたビュー
セキュリティを強化し、安全ではない場所で作成された可能性があるファイルに関する潜在的なセキュリティリスクを避けるために、保護されたビューではほとんどの機能が無効になっています。PDF を表示できますが、その他の機能はほとんど実行できません。
保護されたビューでは、黄色のバーが Reader ウィンドウの上部に表示されます。「すべての機能を有効にする」をクリックして、「保護されたビュー」を終了します。

「保護されたビュー」の使用を変更するには、次の手順を実行します。
- ファイル/環境設定を選択します。
- 左側の「分類」から、「セキュリティ(拡張)」を選択します。
- 「サンドボックスによる保護」領域で、「保護されたビュー」のオプションを選択します。
- オフ
- 安全でない可能性のある場所からのファイル
- すべてのファイル
セキュリティ特権の場所
特定のファイル、フォルダーおよびホストをセキュリティ特権の場所に追加して、特定の PDF ファイルを信頼し、セキュリティ制限を回避することができます。
「セキュリティ特権の場所」で、次の操作を行います。
- Internet Explorer で既に信頼されているサイトをすべて信頼するには、「Win OS セキュリティゾーンのサイトを自動的に信頼する」を選択します。
- ある場所から 1 つまたは 2 つの PDF のみを追加するには、「ファイルを追加」をクリックします。
- 複数の PDF に対して信頼済みフォルダーを作成するには、「フォルダーのパスを追加」または「ホストを追加」をクリックします。
- Web サイトからのデータの読み込みを許可するには、ルート URL の名前を入力します。例えば、www.adobe.com と入力します。www.adobe.com/products とは入力しないでください。安全な接続からのファイルのみを信頼するには、「安全な接続のみ (https:)」を選択します。
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