Acrobat でページ効果を追加する PDF ファイルを開きます。
この文書では、Adobe Acrobat で文書に効果を設定する方法について説明します。
文書効果とは
プレゼンテーションでは全画面表示を使用する場合が多いため、自動ページ切り替えや、ページ切り替え時を利用すると、視覚効果の高い文書を作成することができます。ページ効果は、「フェード」、「モザイク」、「ワイプ」 など、多数用意されています。


ページ効果を設定する方法
-
-
ツール/ページを整理 を選択します。
-
ツールバーから「その他」をクリックし、「ページ効果」を選択します。
-
ページ効果ダイアログボックスが表示されたら、以下のように効果の設定を行い「OK」をクリックします。
- ページの効果
効果の種類、(効果の種類によっては)方向、速度を選択します。
自動切り替えにチェックを入れると、ページが自動的に切り替わるように設定することができ、切り替わる時間も設定できます。
※ 自動切り替えを行わない場合は、キーボードコマンドやマウス操作でページを送ります。 - ページ範囲
効果を適用する範囲を設定します。
- ページの効果
効果の種類
Acrobat で設定できるページ効果は、次の 15 種類です。
Box |
くし形 |
ズームアウト |
ズームイン |
スライドアウト |
スライドイン |
ディゾルブ |
フェード |
プッシュ |
ブラインド |
モザイク |
ランダム |
ワイプ |
置換 |
分割 |
ページ効果の表示
ページ効果は Acrobat を全画面表示に設定して表示および確認します。通常の画面表示では、ページ効果を表示することはできません。
表示/フルスクリーンモード を選択すると、全画面表示に切り替わります。全画面モードを終了するには、 Esc キーを押します。
フルスクリーンモードでは、PDF ページが画面全体に表示され、ポインターは表示されますが、メニューバーやツールバーなどが表示されなくなります。移動や拡大縮小を行う場合は、ショートカットキーを使用でき、環境設定でナビゲーションバーを表示するように設定することも可能です。また、PDF 文書を作成する際に、文書を開いたときに全画面表示になるよう設定することもできます。
ユーザーがフルスクリーンモードの環境設定で「すべての効果を無視」を選択した場合は、設定したページ効果は表示されません。