最終更新日 :
2021年4月28日
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次にも適用 : Adobe Audition CS5.5
Adobe Audition CS5.5 には、ポストプロダクションのワークフローにおけるパフォーマンスの強化を軸として、Adobe オーディオ製品の最高の機能が、単一のクロスプラットフォームパッケージに集約されています。Windows 版 Audition 3 に搭載されていた機能のいくつかは、Audition CS5.5 には実装されていません。
お客様が優先的に使用するのはどの機能なのか、弊社製品チームは現在、活発にフィードバックを収集しています。(アンケートは英語です。) 追加の機能要望がある場合は、ぜひお知らせください。担当チームが定期的に要望の内容を精査し、将来のバージョンへの機能搭載を検討いたします。
新機能の一覧については、以下の弊社 Web サイトを参照してください。Audition 3 の機能を維持したまま、Audition CS5.5 の新機能を利用する場合は、両方のバージョンをインストールして使用することを検討してください。
A. 名称が変更された機能
A-1. 編集と再生
- 一時ファイル : 「アプリケーション設定のカスタマイズと保存」
- スクラブツール : 「時間インジケーターの位置合わせ」および「オーディオのスクラビングでの再生」でショートカットを参照してください。
- プリロール/ポストロール再生 : 選択範囲から独立して、時間インジケーターを移動してください。
- スペクトルコントロールパネル : 「スペクトル表示について」
- オートマークコマンド : 「オーディオをマークオプション」
- 無音を削除コマンド : 「無音を削除オプション」
A-2. エフェクト
- Amplify/Face エフェクト : 「Volume Envelope エフェクト(波形エディターのみ)」
- Click/Pop Eliminator : 「DeClicker のオプション」
- Clip Restoration : 「DeClipper のオプション」
- Notch Filter : 「DeHummer エフェクト」
A-3. マルチトラック
- エフェクトのフリーズ : 「トラックエフェクトのプリレンダリングによるパフォーマンスの向上」
- ハイブリッドツール : 「クリップの配置と変更」および「トリミングまたはループされたクリップの波形シフト」を参照してください。
- セッション / オーディオプロパティパネル : 「オーディオクリッププロパティの設定」
- サラウンドエンコーダ : 「5.1 サラウンドサウンド」
A-4. バッチ処理とファイル形式
- すべてのオーディオを保存 : 「ファイルのバッチ処理」
- 波形グループのノーマライズ : 「複数のファイルでのボリュームの一致」
- PCM Raw データの読み込み : 「ファイルを Raw データとして読み込み」
B. 削除された機能
B-1. 編集とインターフェース
- ショートカットバー
- ファイルパネル内のプレビュー
- オーディオファイルのコマンドライン再生
- 高度なスクリプトサポート
※ Audition CS5.5 では、テンプレートへの記録により、ほとんどのスクリプトタスクを実行することができます。 - パンスペクトル表示と フェーズスペクトル表示
- ファイルのトップとテールを表示
- ファイルの追加モード
※ AUdition CS5.5 では、ファイル間でのコピー&ペーストが可能です。 - Audition 固有のクリップボード
- 拍を検出コマンド
- 無音の追加
- 拍マーカー、トラックマーカー、インデックスマーカー、BWF-J マーカー
B-2. CD
- CD 書き込み(Nero Burning ROM、Roxio Creator/Toast、Windows Media Player、Apple iTunes などで代用してください。)
- Windows で、ファイルメニューの「開く」コマンドから CD トラックを開く
※ Audition CS5.5 では、「CD からオーディオを抽出」コマンド - CD データベースのサポート(アーティスト、アルバム、ジャンル等)
B-3. サウンドの生成と録音
- トーンの生成とノイズの生成
- 時間指定録音モード
- 複数テイクのパンチインによるループ録音
B-4. マルチトラック
- Rewire および SMPTE とのセッションの同期
- MIDI サポート
- コントロールサーフェスのサポート
- 録音用のトラックオートメーションオプション(ラッチ、タッチ、書き込み)
- デフォルトのマルチトラックセッション
- セッションのサンプルレート変換
※ Audition CS5.5 では、セッションの作成時にレートが固定されます。 - マルチトラックの入力ゲイン
※ Audition CS5.5 では、ハードウェアで調整します。 - クリップを複製コマンド
※ Audition CS5.5 では、ループクリップを有効にし、ドラッグして長さを変更します。 - セッションのテンポとキーに合わせたループ調整
- クリップのタイムストレッチ
- クリップのグループ化
※ Audition CS5.5 では、手動で複数のクリップが選択できます。 - クリップの整列
※ Audition CS5.5 ではスナップを使用します。 - 分割クリップの再結合
- 選択範囲にエンベロープでフェードを適用
- 空のオーディオクリップコマンド
- 隠れたクリップコマンド
- セッションのメトロノーム
- セッションへのメモの追加
B-5. ビデオ
- マルチトラックセッションのビデオサムネール
- ビデオ書き出し
B-6. ファイル形式
- 8-bit 符号付き(.sam)
- 64-bit doubles(.dbl)
- ASCII テキストデータ(.txt)
- Audition ループ(.cel)
- Audition セッション(.ses)
注意 : Audition 3 から XML 形式でセッションを書き出すことにより、Audition CS5.5 で開くことができます。ただし、エフェクトとタイムストレッチは適用されません。
- SampleVision(.smp)
- スペクトルビットマップ画像(.bmp)
- Windows Media(.wma、.wmv)
B-7. エフェクト
- エフェクトパネル
※ Audition CS5.5 では、エフェクトラックおよびエフェクトメニューを使用します。 - DirectX プラグインサポート
- Binaural Auto-Panner
- Convolution
- Dynamic Delay
- Dynamic EQ
- Doppler Shifter
- Echo Chamber
- Envelope Follower
- Frequency Band Splitter
- Graphic Panner
- Graphic Phase Shifter
- Multitap Delay
- Pan/Expand
- Pitch Bender
- Pitch Correction
- Pitch Shifter
- Quick Filter
- Scientific Filter
- Stereo Expander
- Stereo Filed Rotate
- Vocoder