説明
この関数で、web サービスオブジェクトを作成できます。
戻り値
web サービスオブジェクト
関数のシンタックス
CreateObject(type, urltowsdl[, portname, wsdl2JavaArgs]) OR CreateObject(type, urltowsdl, argStruct)
パラメータ
パラメーター  | 
    説明  | 
   
|---|---|
type  | 
    作成するオブジェクトタイプです。 
  | 
   
urltowsdl  | 
    Web サービスの WSDL ファイルの URL を指定します。次のいずれかです。 
  | 
   
portname  | 
    Web サービスのポート名です。この値は、service 要素内の port 要素の name 属性に対応します。大文字と小文字が区別されます。Web サービスに複数のポートが含まれている場合、このパラメータを指定します。ポートを指定しない場合、ColdFusion は WSDL の最初に検出されたポートを使用します。  | 
   
wsdl2JavaArgs  | 
    WSDL2Java ツールに渡す引数のスペース区切りリストを含む文字列です。WSDL2Java ツールは Web サービス用の Java スタブを作成するためのツールです。使用可能な引数は次のとおりです。 
  | 
   
argStruct  | 
    Web サービスの設定引数を含む構造体です。詳細については、「使用方法」を参照してください。  | 
   
NTLM 属性
authType  | 
    使用する認証タイプ。NTLM または BASIC を使用できます。  | 
   
ntlmdomain  | 
    ドメインコントローラーのホスト名。注意:ユーザーがドメインに属している場合は、ntlmDomain 属性が必須です。ユーザーがドメインに属していない場合、ntlmDomain 属性はオプションです。  | 
   
workstation  | 
    クライアントマシンのホスト名。  | 
   
使用方法
この CreateObject 関数を使用して、Web サービスを作成できます。argStruct 構造体には、次の値を任意の組み合わせで格納できます。
名前  | 
    デフォルト  | 
    説明  | 
   
|---|---|---|
password  | 
    Administrator で 設定された パスワード(存在する場合)  | 
    Web サービスにアクセスするためのパスワードです。Administrator で設定された Web サービス名が webservice 属性で指定されている場合は、Administrator のエントリで指定されたユーザー名ではなく、ここで指定されたユーザー名が使用されます。  | 
   
port  | 
    
  | 
    シンタックスパラメーター表の portname を参照してください。  | 
   
proxyPassword  | 
    存在する場合には、http.proxyPassword システムプロパティ  | 
    プロキシサーバー上で使用するユーザーのパスワードです。  | 
   
proxyPort  | 
    存在する場合には、http.proxyPort システムプロパティ  | 
    プロキシサーバー上で使用するポートです。  | 
   
proxyServer  | 
    存在する場合には、http.proxyHost システムプロパティ  | 
    webservice の URL にアクセスするために必要な プロキシサーバー です。  | 
   
proxyUser  | 
    存在する場合には、http.proxyUser システムプロパティ  | 
    プロキシサーバーに送信するユーザー ID です。  | 
   
refreshWSDL  | 
    no  | 
         
  | 
   
saveJava  | 
    no  | 
         
  | 
   
timeout  | 
    0(タイムアウトなし)  | 
    Web サービスの WSDL を取得するまでのタイムアウトです(単位:秒)。  | 
   
username  | 
    Administrator で 設定された ユーザー名(存在する場合)  | 
    Web サービスにアクセスするためのユーザー名です。Administrator で設定された Web サービス名が webservice 属性で指定されている場合は、Administrator のエントリで指定されたユーザー名ではなく、ここで指定されたユーザー名が使用されます。  | 
   
wsdl2javaArgs  | 
    
  | 
    シンタックスパラメータ表を参照してください。  | 
   
例
<cfscript> 
ws = CreateObject("webservice", 
"http://www.xmethods.net/sd/2001/TemperatureService.wsdl"); 
xlatstring = ws.getTemp(zipcode = "55987"); 
writeoutput("The temperature at 55987 is " & xlatstring); 
</cfscript>
		
	
NTLM 属性の使用
<cfscript>
 wsobj = createObject("webservice", "http://localhost/AxisWs/services/Converter?wsdl",{refreshwsdl=true,username="user name",password="password",
      authtype="NTLM",workstation="workstation",ntlmdomain="ntlmdomain",wsversion=2});
</cfscript>