この章では、ColdFusion のサービスとプロセスを管理する方法、Web サーバーを手動で設定する方法、ユーザーアカウントを変更する方法、ColdFusion 用のデータベースを設定する方法について説明します。

注意:cf_root とは、サーバー設定のインストールディレクトリのことを指します。デフォルトでは、このディレクトリは C:¥ColdFusion2016(Windows の場合)、/opt/coldfusion2016(UNIX の場合)、または /Applications/ColdFusion2016(OSX の場合)になります。

設定タスクの概要

設定タスク

必要となる状況

Windows での ColdFusion サービスの管理および UNIX での ColdFusion プロセスの管理

ColdFusion Administrator でセキュリティ機能を有効または無効にしたり、Java や JVM の設定を変更したときに、それらの変更を有効にするために ColdFusion を停止して再起動する場合に必要です。このタスクは、ColdFusion のインストール後、いつでも実行できます。

Web サーバーの設定

本番サーバーに移行する場合や、ビルトイン Web サーバーでは要件を満たせなくなった場合に必要です。

CORBA サポートの有効化

ColdFusion から CORBA を呼び出す場合に必要です。このタスクは、ColdFusion をインストールした後、ColdFusion から CORBA を呼び出す前に実行できます。

Remote Development Services の無効化

セキュリティを確保するために、アプリケーションを本番環境に移行する場合は RDS を無効にしてください。

JSP 機能の無効化(サーバー設定のみ)

ColdFusion エンタープライズ版をホスティング環境で実行している場合、JSP 処理を無効にしなければならない場合があります。

Windows での ColdFusion ユーザーアカウントの変更

ColdFusion を実行しているアカウントのアクセス権 (例えば、リモートデータソース、他のアプリケーションページ、COM オブジェクトなどと通信するためのアクセス権) の設定が適切でなくなった場合に必要です。また、cfprint タグを使用してプリンタに出力する場合にも、このタスクを実行する必要があります。このタスクは、ColdFusion をインストールした後、アプリケーションをデプロイする前に実行できます。

その他の設定タスクについては、『ColdFusion 設定と管理』を参照してください。

Windows での ColdFusion サービスの管理

ColdFusion をインストールすると、選択した設定に応じて次のサービスが作成されます。

サービス

用途

設定

ColdFusion 2016 アプリケーションサーバー

ColdFusion のメインサービスです。このサービスが実行されていないと、ColdFusion ページが処理されません。

サーバー

ColdFusion 2016 ODBC Agent

ColdFusion 2016 ODBC Server のデータソースを設定するためのサービスです。

All

ColdFusion 2016 ODBC Server

Microsoft Access および ODBC Socket 用に DataDirect ドライバを使用する ODBC 接続の中間層サービスです。

All

ColdFusion 2016 Jetty サービス

ColdFusion 2016 検索タグをサポートするためのサービスです。このプロセスが実行されていない場合は、ColdFusion 2016 検索タグを使用できません。

All

ColdFusion 2016 .NET Service

ColdFusion を実行する Windows システム上のローカル .NET アセンブリにアクセスするためのサービスです。

All

注意:ColdFusion Administrator の「Java と JVM の設定」ページでセキュリティを有効または無効にした場合、または何らかのオプションを変更した場合に、変更を有効にするには、ColdFusion 2016 を停止して再起動します。

ColdFusion サービスを開始または停止するには

  1. スタート/設定/コントロールパネル/管理ツール/サービスを選択して、サービスダイアログボックスを開きます。サービスが実行されている場合は、「状態」の列に「開始」と表示されます。サービスが実行されていない場合、サービスの状態は表示されません。
  2. サービスを右クリックして、「停止」、「開始」または「再起動」を選択します。「サービス」ウィンドウの表示内容が更新されます。

ColdFusion 2016 を自動または手動で起動するように設定するには

  1. コントロールパネル/サービスダイアログボックスを開きます
  2. 設定するサービスを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. 「プロパティ」ダイアログボックスの「全般」タブで、「スタートアップの種類」フレームまたはポップアップメニューから、次のいずれかのオプションを選択し、「OK」をクリックします。
    • 「自動」- コンピュータの起動時に、サービスを自動的に開始します。
    • 「手動」- ユーザーが手動で開始するか、依存関係を持つ別のサービスによって開始される必要があります。

UNIX での ColdFusion プロセスの管理

ColdFusion をインストールすると、UNIX に coldfusion2016 と呼ばれる 1 つのプロセスが作成されます。このプロセスが実行中かどうかを調べるには、次のコマンドを使用します。

ps -eaf | grep coldfusion2016

このプロセスが実行中の場合は、次のような応答が返されます。

nobody 4528 1 2016 12:44 pts/0 00:00:07 /opt/coldfusion2016/bin/coldfusion11

ColdFusion Administrator の「Java と JVM の設定」ページで、セキュリティを有効または無効にした場合、または何らかのオプションを変更した場合は、変更を有効にするために、ColdFusion プロセスを停止して、再起動します。これは、サーバー設定のみに該当します。J2EE 設定の場合は、使用するアプリケーションサーバーに適した方法で Java 設定を更新し、サーバーを再起動します。

UNIX で ColdFusion プロセスを管理するには

  1. root としてログインします (まだログインしていない場合)。
  2. 次のコマンドを入力します。

    cd cf_root/bin

  3. 次の表の説明に従って、適切なコマンドを入力します。

    タスク

    コマンド

    ColdFusion 2016 の起動

    ./coldfusion start

    ColdFusion 2016 の停止

    ./coldfusion stop

    ColdFusion 2016 の再起動

    ./coldfusion restart

    ColdFusion サーバーのステータスの表示

    ./coldfusion status

Mac OS X での ColdFusion プロセスの管理

ColdFusion をインストールすると、UNIX に cfusion と呼ばれる 1 つのプロセスが作成されます。このプロセスが実行中かどうかを調べるには、次のコマンドを使用します。

ps -eaf | grep coldfusion2016

このプロセスが実行中の場合は、次のような応答が返されます。

nobody 4528 1 2016 12:44 pts/0 00:00:07 /opt/coldfusion2016/bin/coldfusion11

注意:ここで説明する内容は ColdFusion 2016 サーバー設定のみに該当します。J2EE 設定では、アプリケーションサーバーを起動することによって ColdFusion 2016 を起動および停止します。

ColdFusion Administrator の「Java と JVM の設定」ページで、セキュリティを有効または無効にした場合、または何らかのオプションを変更した場合は、変更を有効にするために、ColdFusion プロセスを停止して、再起動します。これは、サーバー設定のみに該当します。J2EE 設定の場合は、使用するアプリケーションサーバーに適した方法で Java 設定を更新し、サーバーを再起動します。

UNIX で ColdFusion プロセスを管理するには

  1. root としてログインします (まだログインしていない場合)。
  2. 次のコマンドを入力します。

    cd cf_root/bin

  3. 次の表の説明に従って、適切なコマンドを入力します。

    タスク

    コマンド

    ColdFusion 2016 の起動

    ./coldfusion start

    ColdFusion 2016 の停止

    ./coldfusion stop

    ColdFusion 2016 の再起動

    ./coldfusion restart

    ColdFusion 2016 のパフォーマンス情報の表示

    ./coldfusion status

Web サーバーの設定

外部 Web サーバーとの接続を設定するには、Web サーバー設定ツールを使用します。このツールは GUI モードでもコマンドラインモードでも実行できます。Windows の場合は GUI モードについて、UNIX の場合はコマンドラインモードについて説明しますが、GUI 環境にアクセスできる場合は UNIX 上でも GUI モードを使用できます。

注意:ColdFusion 2016 では、使用開始初期にコマンドラインを簡単に使用できるよう、cf_root/cfusion/bin/connectors ディレクトリにバッチファイルとシェルスクリプトを用意しています。

Web サーバー設定ツールの詳細(マルチホームや分散環境での運用など)については、『ColdFusion 設定と管理』を参照してください。

注意:設定が正しく行われたことを確認できない場合は、設定の手順を繰り返してください。問題が解消しない場合は、Adobe テクニカルサポートまでご連絡いただくか、設定が正しく行われなかった要素を手動で作成してください(例えば、ここに記載されている説明に従って Apache httpd.conf ファイルに手動でエントリを追加するなど)。

Windows での Web サーバーの設定

Windows で Web サーバーを設定するには、次の作業を行います。

  • Windows での IIS の設定
  • Windows 上の Apache Web サーバーの設定

Windows での IIS の設定

IIS を設定するには、GUI モードまたはコマンドラインモードで Web サーバー設定ツールを使用します。ここでは、GUI モードの使用方法について説明します。

注意:(サーバー設定のみ)コマンドラインモードを使用する場合は cf_root¥cfusion¥bin¥connectors にあるバッチファイルを使用するか、または<ColdFusion_Home>¥runtime¥bin ディレクトリに移動します。

詳細については、『ColdFusion 設定と管理』の「Web サーバーの管理」の章を参照してください。

Windows で ColdFusion 用に IIS を設定するには

注意:IIS 7 または IIS 7.5 を設定している場合は、作業を進める前に、Windows の機能ダイアログボックス(スタート/コントロールパネル/プログラムと機能/Windows の機能の有効化または無効化)で「ISAPI 拡張機能」(インターネットインフォメーションサービス/Web 管理ツール/World Wide Web サービス/アプリケーション開発機能)、「ASP.NET」、「CGI」の各オプションが選択されていることを確認してください。

  1. スタート/プログラム/Adobe/ColdFusion 2016/Web サーバー設定ツールを選択して、Web サーバー設定ツールを起動します。
  2. 「追加」をクリックします。
  3. サーバーポップアップメニューで、設定するホスト名とクラスタ名を入力します。

    注意:サーバーまたはクラスタは、Web サーバーコンピュータ上に存在している必要はありません。

  4. 「Web サーバープロパティ」領域で IIS を選択し、Web サイトを指定します。IIS の場合は、通常「すべて」を指定します。
IIS の設定を確認するには
  1. 次のフォルダーが作成されていることを確認します:cf_root/config/wsconfig/number。
  2. connectionpooltimeout および reuseconnectioncount を設定するには、「詳細設定」タブをクリックします。バッファリングおよび詳細デバッギングを有効にするオプションも、同じページにあります。
    IIS の設定:
  • フォルダー 1 を cfroot¥config¥wsconfig に作成します。このフォルダーにはコネクタ関連のすべてのファイルが格納されます。
  • 仮想ディレクトリ Jakarta を cfroot¥config¥wsconfig(IIS 内)に作成します。
  • エントリ tomcat を {{ISAPI FILTERS}} の下に追加します。この参照先を cfroot¥config¥wsconfig¥1¥isapi_redirect.dll にします。
  • エントリ tomcat を、ISAPI または CGI の制限の下で権限を allowed にして cfroot\config\wsconfig\1\isapi_redirect.dll に追加します。これば IIS マネージャー内のサイト全体に適用されます。
  • cfcHandler、cfmHandler、cfmlHandler、cfrHandler および cfswfHandler という isapi ハンドラーを追加します。
  • デバッグ用に、{{cfroot\config\wsconfig\1\ }} ディレクトリにある isapi_redirect.properties ファイルで、ログレベルを debug に設定します。
  • Web サーバーバッファーを無効にするには、cfroot¥config¥wsconfig¥1¥isapi_redirect.properties ファイルで、is_buffer_enable を false に変更します。cfflush が IIS コネクタを介して機能するようにするには、Web サーバーバッファーを無効にします。アプリケーションで cfflush を使用しない場合は、パフォーマンスを向上させるため true に設定します。

Windows 上の Apache Web サーバーの設定

Apache を設定するには、Web サーバー設定ツールを GUI モードまたはコマンドラインモードで使用します。ここでは、GUI モードの使用方法について説明します。

注意:UNIX プラットフォームで Apache コネクタを設定するには、APXS がインストールされている必要があります。

注意:(サーバー設定のみ)コマンドラインモードを使用する場合は cf_root¥cfusion¥bin¥connectors にあるバッチファイルを使用します。

詳細については、『ColdFusion 設定と管理』の「Web サーバーの管理」の章を参照してください。

Windows で ColdFusion 用に Apache を設定するには
  1. スタート/プログラム/Adobe/ColdFusion 2016/Web サーバー設定ツールを選択して、Web サーバー設定ツールを起動します。
  2. 「追加」をクリックします。
  3. サーバーポップアップメニューで、設定するホスト名とクラスタ名を入力します。

    注意:サーバーまたはクラスタは、Web サーバーコンピュータ上に存在している必要はありません。

  4. 「Web サーバープロパティ」領域で Apache を選択し、httpd.conf ファイルが置かれているディレクトリのパスを指定します。
Apache の設定を確認するには
  1. 次のいずれかのファイルが作成されたことを確認します。
    • cf_root\config\wsconfig_number_
      Apache の設定:

      注意:UNIX プラットフォームで Apache コネクタを設定するには、APXS がインストールされている必要があります。

      注意:Apache は Mac 10.10.5 には設定できません。

  • フォルダー 1 を cfroot¥config¥wsconfig に作成します。このフォルダーにはコネクタ関連のすべてのファイルが格納されます。
  • Apache_root_folder¥conf に mod_jk.conf ファイルを作成します。このファイルには、cfroot¥config¥wsconfig¥1 ディレクトリ内のすべてのファイルへのパスが含まれています。
  • mod_jk.conf を含めるため、Apache の httpd.conf ファイルにエントリを追加します。
  • 次のファイルは重要です。
    • uriworkermap.properties:どのコネクタを使用して Tomcat にリクエストを転送するかを決定する拡張子のマッピング。
    • mod_jk.conf:¥config¥wsconfig¥1 ディレクトリ内のすべてのファイルへのパスが含まれています。デバッグ用に、エントリ JKloglevel info を JKloglevel に変更します。

      注意:仮想ホストの設定では、次のエントリを各仮想ブロックに追加します:JkMountFile "cfroot¥config¥wsconfig¥1¥uriworkermap.properties"。"

      *各 ColdFusion インスタンス用に Apache 仮想ホストを設定します:*
      cfusion および server1 という 2 つのインスタンスがあるものとします。

  1. wsconfig ツールを使用して、cfusion インスタンスに Apache Web サーバーを設定します。この手順では、コネクタ関連のファイルを cfroot¥config¥wsconfig¥1 フォルダーに作成します。また、mod_jk.conf を <Apacheroot>¥conf フォルダーに作成します。mod_jk.conf ファイルは httpd.conf に含まれます。
  2. Apache 仮想ホストを設定します。
  3. cfroot¥config¥wsconfig¥1 の workers.properties で、server1 を workers.list に追加します。例えば、worker.list=cfusion,server1 のようにします。
  4. 次のコードブロックを追加します。

    worker.server1.host=localhost
    worker.server1.port=8014

    注意:ポートは server1 の AJP ポートで、cfroot¥server1¥runtime¥conf¥server.xml の server1.server.xml で確認できます。

  5. cfroot¥config¥wsconfig¥1 にある uriworkermap.properties の内容を、uriworkermap1.properties にコピーします。cfusion を server1 に置き換えます。
  6. 各仮想ホストで、次の行を追加します。例えば、VH1 は ColdFusion のインスタンスです。これは JkMountFile "cfroot¥config¥wsconfig¥1¥uriworkermap.properties" となっている必要があります。VH2 は server1 のインスタンスです。これは JkMountFile "cf_root¥config¥wsconfig¥1" となっている必要があります。

UNIX での Web サーバーの設定

UNIX で Web サーバーを設定するには、次のいずれかの作業を行います。

  • UNIX での Apache Web サーバーの設定

UNIX での Apache Web サーバーの設定

このセクションでは、UNIX 上で ColdFusion 用に Apache Web サーバーを設定し、設定内容を確認する方法について説明します。

UNIX 上で ColdFusion 用に Apache Web サーバーを設定するには
  1. 次のコマンドを、改行を入れずに 1 行として入力します。

    ./ wsconfig -ws Apache -dir <apache config directory> -v

    注意:wsconfig コマンドとすべてのスイッチは 1 行で入力する必要があります。

    コマンド入力の例を次に示します。

    /opt/coldfusion2016/cfusion/runtime/bin/wsconfig -ws Apache -dir /etc/httpd/conf -v

    注意:固有の設定(Redhat や Sun が提供する事前設定済みの Apache Web サーバーなど)の場合は、『ColdFusion 設定と管理』で説明されているように、-bin および -script パラメータを追加します。

Apache の設定を確認するには
  1. 次のいずれかのファイルが作成されたことを確認します。
    • cf_root/config/wsconfig/number
  2. connectionpooltimeout および reuseconnectioncount を設定するには、「詳細設定」タブをクリックします。詳細デバッギングを有効にするためのオプションも、このページにあります。
    Apache の設定:

    注意:UNIX プラットフォームで Apache コネクタを設定するには、APXS がインストールされている必要があります。

    注意:Apache は Mac 10.10.5 には設定できません。

  • フォルダー 1 を cfroot¥config¥wsconfig に作成します。このフォルダーにはコネクタ関連のすべてのファイルが格納されます。
  • Apache_root_folder¥conf に mod_jk.conf ファイルを作成します。このファイルには、cfroot¥config¥wsconfig¥1 ディレクトリ内のすべてのファイルへのパスが含まれています。
  • mod_jk.conf を含めるため、Apache の httpd.conf ファイルにエントリを追加します。
  • 次のファイルは重要です。
    • uriworkermap.properties:どのコネクタを使用して Tomcat にリクエストを転送するかを決定する拡張子のマッピング。
    • mod_jk.conf:¥config¥wsconfig¥1 ディレクトリ内のすべてのファイルへのパスが含まれています。デバッグ用に、エントリ JKloglevel info を JKloglevel に変更します。

      注意:仮想ホストの設定では、次のエントリを各仮想ブロックに追加します:JkMountFile "cfroot¥config¥wsconfig¥1¥uriworkermap.properties"。"

REST を有効にする仮想ホストの設定

ColdFusion の REST サービスを有効にするには、REST を有効にする各仮想ホストに行を追加します。 OS に従ってファイルに以下の行を追加しホストを定義します。

MAC OS X の場合

JkMountFile "/Applications/<ColdFusion Installation Directory>/config/wsconfig/1/uriworkermap.properties"

Windows の場合

JkMountFile "C:\<ColdFusion Installation Directory>\config\wsconfig\1\uriworkermap.properties"

include ファイルを保存して Apache サーバーを再開し、すべてのホストの REST を有効にします。

CORBA サポートの有効化

ColdFusion を Borland VisiBroker と統合すると、サードパーティの Object Request Broker (ORB) がサポートされます。ただし、Borland 社から Common Object Request Broker Architecture (CORBA) ソフトウェアを入手する必要があります。

必要システム構成

ColdFusion から CORBA を呼び出すには、コンピュータに次のコンポーネントがすべてインストールされている必要があります。

  • Borland VisiBroker 4.5.1 for Java
  • VisiBroker Interface Repository 用の JRE (Java Runtime Environment) 1.4
  • ColdFusion 2016 用の JRE 1.6 以降

CORBA 接続用の VisiBroker のインストール

  1. CORBA サーバーサイドに VisiBroker をインストールします。詳細については、Borland VisiBroker のマニュアルを参照してください。
  2. 次の手順に従って、vbjorb.jar ファイルを ColdFusion クラスパスに追加します。
    1. ColdFusion Administrator で、サーバーの設定/Java と JVM を選択します。J2EE 設定の場合は、使用するサーバーに応じた方法で vbjorb.jar ファイルを J2EE アプリケーションクラスパスに追加します。
    2. 「Java と JVM の設定」ページで、「クラスパス」テキストボックスに vbjorb.jar ファイルのパス (例えば C:¥Inprise¥vbroker¥lib¥vbjorb.jar) を入力します。「JVM 引数」テキストボックスに Xbootclasspath/a:"C:/Inprise/vbroker/lib/vbjorb.jar" を追加します。
      VisiBroker の関連ファイルをすべてインストールする必要はありません。前述の JAR ファイルが、ColdFusion を実行するコンピュータ上にインストールされていれば問題ありません。
    3. 「変更の送信」をクリックします。
  3. 次のようにして、ColdFusion で VisiBroker コネクタを設定します。
    1. ColdFusion Administrator の拡張機能/CORBA コネクタを選択します。
    2. 「CORBA コネクタ」ページで、「CORBA コネクタの登録」をクリックします。
    3. 「CORBA コネクタ」ページで、コネクタの情報を入力します。
      正しく設定されたコネクタの例を次に示します。

      フィールド

      Value

      ORB 名

      visibroker

      ORB クラス名

      coldfusion.runtime.corba.VisibrokerConnector

      クラスパス

      (none)

      ORB プロパティファイル

      C:¥ColdFusion2016¥lib¥vbjorb.properties

      ORB プロパティファイルにより、VisiBroker 用の正しい ORB 設定を含む Java プロパティファイルが参照されます。vbjorb.properties ファイルの内容は次のとおりです。

      org.omg.CORBA.ORBSingletonClass=com.inprise.vbroker.orb.ORB
      SVCnameroot=namingroot

    4. ページの編集作業が終了したら、「送信」をクリックします。CORBA コネクタページが表示されます。
    5. 新規 CORBA コネクタの左側にあるラジオボタンを選択し、「ORB コネクタの選択」をクリックします。これで、新規コネクタがデフォルトコネクタとして設定されます。
  4. 次の手順に従って、CORBA のサーバーサイドを準備します。
    1. VisiBroker osagent サービスまたはプロセスがまだ起動していない場合は、次のコマンドを入力して開始します。

      osagent

      注意:別のサブネットワーク上の osagent に接続する必要がある場合は、vbjorb.properties ファイルに次の各行を追加します。

      vbroker.agent.port=<port>

    2. Interface Repository を開始し、使用する予定の IDL ファイルを読み込みます。この操作は、次の例に示すように irep コマンドを入力して行います。

      irep myir MyIDLFile.idl

    3. (オプション)Naming Service を使用する場合は、次のコマンド例に従ってコマンドを入力します。

      nameserv namingroot

      注意:Naming Service の名前(上述の例では namingroot)は、vbjorb.properties ファイルで指定されている SVCnameroot の値と一致する必要があります。

    4. CORBA サーバーで Visibroker を開始します。詳しくは、Borland VisiBroker のマニュアルを参照してください。
  5. ColdFusion を再起動すると、この変更内容が有効になります。
    詳しくは、「Windows での ColdFusion サービスの管理」および「UNIX での ColdFusion プロセスの管理」を参照してください。
    これで ColdFusion から CORBA を呼び出せるようになります。CORBA オブジェクトを ColdFusion に統合する方法の詳細については、『ColdFusion アプリケーションの開発』を参照してください。

Remote Development Services の無効化

アプリケーションの開発に Adobe Dreamweaver、Macromedia HomeSite、Adobe Flash Builder、または Eclipse を使用する場合は、HTTP を使用して ColdFusion のリモートサーバーにアクセスできます。ただし、統合開発環境 (IDE) で RDS を設定し、ColdFusion で RDS を有効にする必要があります。RDS を使用すると、IDE のユーザーは安全にリモートファイルやデータソースにアクセスし、そのデータソースから SQL クエリーを構築し、CFML コードをデバッグすることができます。

注意:ColdFusion Report Builder は、クエリービルダーおよびチャート作成サポートに RDS を使用します。

ただし、セキュリティ上の理由から、本番サーバー上では RDS を無効にすることをお勧めします。RDS を無効にするには、RDSServlet のマッピングを無効にします。

RDSServlet のマッピングを無効にするには

  1. web.xml ファイルのバックアップコピーを作成します。このファイルは、Windows では cf_root\cfusion\wwwroot\WEB-INF ディレクトリに、UNIX では _cf_root/_cfusion/wwwroot/WEB-INF ディレクトリにあります。
  2. オリジナルの web.xml ファイルをテキストエディタで開きます。
  3. 次の例に示すように、RDSServlet マッピングをコメントアウトします。

    <servlet id="coldfusion_servlet_8789">
    <servlet-name>RDSServlet</servlet-name>
    <display-name>RDS Servlet</display-name>
    <servlet-class>coldfusion.bootstrap.BootstrapServlet</servlet-class>
    <init-param id="InitParam_113401311165856789">
    <param-name>servlet.class</param-name>
    <param-value>coldfusion.rds.RdsFrontEndServlet</param-value>
    </init-param>
    </servlet>
    -->

     

  4. ファイルを保存します。
  5. ColdFusion を再起動します。これで ColdFusion サーバーの RDS が無効化されます。
    詳しくは、「Windows での ColdFusion サービスの管理」または「UNIX での ColdFusion プロセスの管理」を参照してください。

JSP 機能の無効化(サーバー設定のみ)

ColdFusion エンタープライズ版は、ColdFusion を実行する J2EE アプリケーションサーバーを通じて、JSP (JavaServer Pages) テクノロジーをサポートします。JSP コードは、ColdFusion セキュリティフレームワークの領域外で実行されるため、ColdFusion サンドボックスセキュリティによって保護されません。このため通常は、1 つのサーバーを複数のカスタマが共有する、共有のホスティング環境に JSP をデプロイすることはしません。

JSP 機能を無効にするには

  1. cf_root/cfusion/runtime/conf/web.xml をテキストエディターで開きます。
  2. JspLicenseServlet の servlet-mapping エントリを見つけます。
  3. 次の例に示すように、このエントリをコメントアウトします。

    <servlet-mapping>
    <servlet-name>jsp</servlet-name>
    <url-pattern>*.jsp</url-pattern>
    -->

     

  4. ファイルを保存して閉じます。
  5. ColdFusion を再起動します。

Windows での ColdFusion ユーザーアカウントの変更

デフォルトでは、ColdFusion サービスは、数多くの権限を与えられたシステムアカウントを使用して実行されます。セキュリティを強化するために、これらのサービスを実行するための Windows ユーザーアカウントを新規に作成し、Web アプリケーションの実行に必要な権限 (例えば、Web ルートにあるフォルダへのアクセス権) のみを付与することをお勧めします。

ColdFusion ユーザーアカウントを変更するには

  1. 「サービス」コントロールパネルを開きます(例えば、スタート/設定/コントロールパネル/管理ツール/サービスを選択します)。
  2. 「ColdFusion 2016 Application Server」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。「(ローカルコンピュータ) ColdFusion 2016 Application Server のプロパティ」ダイアログボックスが表示されます。
  3. 「ログオン」タブの「アカウント」を選択し、アカウント情報を入力します。
  4. 「OK」をクリックします。
    「サービス」コントロールパネルで、「ColdFusion 2016 Application Server」を右クリックし、「再起動」を選択します。

    注意:Windows の管理者アカウントの名前は変更しないでください。セキュリティポリシーとプロファイルに問題が発生します。

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