ColdFusion 2016 には、Adobe およびサードパーティによって開発されたテクノロジーとの統合機能があります。これらのコンポーネントは ColdFusion 2016 と同時にインストールできる場合もありますが、ColdFusion のインストールとは別にいくつかの作業を必要とする場合もあります。

Adobe およびサードパーティの統合テクノロジー

ColdFusion 2016 には、Adobe およびサードパーティによって開発されたテクノロジーとの統合機能があります。

Report Builder のインストール

ColdFusion のレポート作成機能は、サーバーサイドのランタイム処理と ColdFusion Report Builder で構成されます。サーバーサイドの処理は任意のプラットフォームで利用できますが、ColdFusion Report Builder は Windows のみで動作します。

ColdFusion Report Builder をインストールするには

  1. 次のいずれかの場所にある ColdFusion Report Builder のインストーラにアクセスします。
    • DVD - DVD ブラウザを使用して、ColdFusion レポート機能のオプションを選択します。
    • Adobe Web サイト - www.adobe.com/go/report_builder_jp/ にアクセスします。
  2. ColdFusion_2016_ReportBuilder_WWEJ.exe ファイルをダブルクリックします。
  3. インストールに関する指示に従ってください。

Solr 検索サーバーのインストール

デフォルトの設定でインストーラを実行した場合、Solr 検索サーバーは ColdFusion と同じコンピュータにインストールされます。

注意:J2EE 設定で ColdFusion を複数回デプロイする場合は、ColdFusion Administrator で Solr ホームのパスを更新する必要があります。この作業を行うには、データとサービス/Solr サーバーに移動し、「Solr サーバーの設定」セクションの「Solr ホーム」でパスを更新します。

ColdFusion と異なるコンピュータに Solr 検索サーバーをインストールする場合は、Solr 検索サーバーを別途にインストールする必要があります。

Solr 検索サーバーを別途にインストールするには

  1. 次に示すプラットフォーム固有のインストーラを Adobe Web サイトからダウンロードするか、ColdFusion 2016 DVD からコピーします。

    プラットフォーム

    インストーラ

    Windows

    ColdFusion_2016_Jetty_Solr_win.exe

    Linux

    • ColdFusion_2016_Jetty_Solr_linux.bin

     

  • ColdFusion_2016_Jetty_Solr_linux64.bin

    Solaris

    ColdFusion_2016_Solr_Jetty_solaris.bin

    OSX

    ColdFusion_2016_Solr_Jetty_osx2016.zip

    AIX

    ColdFusion_2016_Solr_Jetty_aix.bin

     

  1. コンピュータで現在実行中のアプリケーションをすべて閉じます。
  2. 適切なコマンドを使って、プラットフォーム固有のインストーラを実行します。

    注意:UNIX システムではコンソールインストールだけを利用できます。

     

Solr 検索サーバーの使用

Solr を開始または停止するには、次の手順に使用します。

Windows 以外のプラットフォーム

  • 次のコマンドを使用して Solr を開始します。sudo ./cfsolr start
  • 次のコマンドを使用して Solr を停止します。sudo ./cfsolr stop

Windows プラットフォーム

  • Microsoft 管理コンソールを使用して Solr サービス ColdFusion 2016 アドオンサービスを開始または停止します。

     

Flash Remoting の有効化

Adobe Flash SWF ファイルから ColdFusion のページやコンポーネントを操作するには、ColdFusion 2016 の Flash Remoting サービスを使用します。Flash Remoting を使用するアプリケーションを開発するには、Flash オーサリング環境内に Flash Remoting コンポーネントをインストールします。ColdFusion 2016 の Flash Remoting サービスに接続してやり取りを行うアプリケーションを開発するには、Flash オーサリング環境または Adobe Flex が必要です。
デフォルトでは、Adobe Flash Remoting は ColdFusion 2016 を介して Web サービスにアクセスできません。

Flash Remoting が ColdFusion 2016 を介して Web サービスにアクセスできるようにするには

  1. cf_root/cfusion/wwwroot/WEB-INF/gateway-config.xml ファイルをテキストエディターで開きます。
  2. 次の行を検索します。

    <!--<adapter>coldfusion.flash.adapter.CFWSAdapter</adapter>-->

     

  3. この行を次のように編集してコメントを削除します。

    <adapter>coldfusion.flash.adapter.CFWSAdapter</adapter>

     

  4. ファイルを保存します。
  5. ColdFusion を再起動します。Flash Remoting について詳しくは、『Adobe ColdFusion 2016 アプリケーションの開発』を参照してください。

     

Flash Remoting Update のインストール

Flash Remoting Update を利用すると、c{{fpop}} タグ、cfldap タグ、cfquery タグなどの ColdFusion の高度なデータ取得機能を使用して、Adobe Flash Builder でリッチインターネットアプリケーションを作成できます。さらに、Flash Remoting Update を利用すれば、サーバーコールバックやカスタムユーザーインターフェイスなどの機能を搭載した Flash フォームや SWF アプリケーションを作成することも可能です。

Flash Remoting Update をインストールするには

  1. ColdFusion 2016 をインストールします。
  2. ColdFusion サーバーで 8500 以外のポートを使用している場合は、次の手順を実行します。
    1. cf_root¥wwwroot¥Web-INF¥flex¥services-config.xml ファイルを開きます。
      次のエンドポイント URL を変更して、使用するポートを指定します。

      <endpoint uri="http://localhost:8500/flex2gateway/" in flex-services.xml

       

    2. ファイルを保存します。
    3. ColdFusion サーバーを再起動します。

       

ColdFusion .NET Integration Services のインストール

ColdFusion から .NET アセンブリにアクセスするには、Adobe ColdFusion 2016 .NET Integration Service をインストールします。.NET アセンブリは、ColdFusion と同じコンピュータにインストールすることもできますが、ColdFusion とは別のリモートコンピュータにインストールすることもできます。ColdFusion をインストールするコンピュータに Microsoft .NET Framework がインストールされていない場合は、ColdFusion インストーラの「.NET Integration Services」オプションが無効になります。

ColdFusion と ColdFusion .NET Integration Services の同時インストール

ColdFusion をインストールするコンピュータに .NET アセンブリが存在する場合は、ColdFusion のインストール時に「.NET Integration Services」オプションを選択します。このオプションを選択すると、ColdFusion 2016 .NET Integration Services が ColdFusion と同時にインストールされます。ローカルの .NET アセンブリにアクセスできるのは、ColdFusion を Windows コンピュータ上で実行している場合のみです。他のオペレーティングシステムを使用する場合は、.NET アセンブリをリモートの Windows コンピュータにインストールする必要があります。
.NET Integration ソフトウェアは cf_root¥jnbridge ディレクトリにインストールされます。ColdFusion J2EE 設定をインストールする場合は、.NET Integration ソフトウェアのインストールディレクトリを指定できます。 
インストーラを実行すると、Windows システムにインストールされている .NET Framework のバージョン(1.x または 2.0)が自動的に判別され、適切な .NET Integration ソフトウェアがインストールされます。32 ビットシステムと 64 ビットシステムの両方がサポートされています。.NET Framework をアップグレードする場合は、Adobe Coldfusion 2016 .NET Integration Servies を再インストールする必要があります。.NET Framework 1.x 用に作成されたプロキシは .NET Framework 2.0 および .NET Framework 3.0 でも動作しますが、.NET Framework 2.0 用に作成されたプロキシは .NET Framework 1.x では動作しません。

ColdFusion .NET Service の別途インストール

.NET アセンブリがリモートコンピューター上に存在する場合は、.NET Service インストーラー(ColdFusion_2016_DotNetIntegration_WWEJ.exe)を使用して Adobe Coldfusion 2016 .NET Service をインストールします。また、ColdFusion のインストールが既に完了している場合も、ColdFusion_2016_DotNetIntegration_WWEJ.exe を使用して ColdFusion .NET Service をインストールできます。

ColdFusion 2016 .NET Service インストーラを使用してインストールするには

  1. インストーラを開きます。
  2. .NET Service ファイルをインストールするディレクトリを選択します。
  3. 次のいずれかの操作を行います。
    1. ColdFusion を実行しているコンピュータに .NET Service をインストールするには、「ColdFusion とともに .Net Integration Services をインストール」オプションを選択して、ColdFusion のルートディレクトリを指定します。
    2. .NET Service をリモートコンピュータにインストールするには、「.Net Integration Services をスタンドアローンとしてインストール」オプションを選択します。
  4. 「要約」を確認して「インストール」をクリックします。
  5. ColdFusion を再起動します。

ColdFusion 2016 .NET Service をアンインストールするには

  1. スタート/設定/コントロールパネル/プログラムの追加と削除を選択します。
  2. 「Adobe Coldfusion 2016 .NET Service」を選択します。
  3. 「Uninstall」をクリックします。また、別の方法として、Uninstall Adobe ColdFusion 2016 .NET Integration Services.exe プログラムを実行して Adobe Coldfusion 2016 .NET Service をアンインストールすることもできます。このアンインストールプログラムは、ColdFusion サーバー設定の場合は cf_root¥jnbridge¥uninstall ディレクトリにあります。また、J2EE 設定および ColdFusion なしで Integration ソフトウェアのみがインストールされているコンピューターの場合、このプログラムはデフォルトで C:¥ColdFusionDotNetService¥uninstall ディレクトリにあります。

     

Eclipse 用 ColdFusion 拡張機能のインストール

Eclipse 用 ColdFusion 拡張機能には、頻繁に行われるコーディング作業を効率化するウィザード群と、Flash Builder および Eclipse からリモートサーバーに接続するための拡張機能が含まれています。既に Eclipse 用 ColdFusion 拡張機能がインストールされている場合は、新しいバージョンをインストールする前に、既存の拡張機能をアンインストールする必要があります。

注意:クエリービルダーと Eclipse 用の ColdFusion 拡張機能で使用されるウィザードの一部は Windows 専用の機能です。

Eclipse 用 ColdFusion 拡張機能をインストールするには

  1. Eclipse の「更新アクセス先サイト」ダイアログボックスで、「この環境に適当でないフィーチャーを無視する」オプションを選択解除します。
  2. Adobe の Web サイトから Eclipse 用 ColdFusion 拡張機能をダウンロードします。
  3. ヘルプ/ソフトウェア更新/検索およびインストールを選択します。
  4. 「インストールする新規フィーチャーを検索」オプションを選択して、「次へ」をクリックします。
  5. 「新規アーカイブサイト」をクリックします。
  6. ColdFusion_FlexBuilder_Feature.zip ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動し、このファイルを選択して「開く」をクリックします。
  7. 「ローカルサイトの編集」ダイアログボックスが表示されたら、「OK」をクリックします。
  8. ColdFusion Flash Builder 機能が選択されていることを確認して、「終了」をクリックします。
  9. "ColdFusion_FlexBuilder_Feature.zip" の横にあるチェックボックスをオンにして、「次へ」をクリックします。
  10. 「使用条件の条項に同意します」オプションを選択して、「次へ」をクリックします。
  11. 「終了」をクリックします。
  12. 「すべてインストール」をクリックします。
  13. インストールが完了したら、「はい」をクリックして Flash Builder または Eclipse を再起動します。Eclipse 用 ColdFusion 拡張機能をアンインストールするには、先にそれらの拡張機能を無効にしてからアンインストールする必要があります。

Eclipse 用 ColdFusion 拡張機能をアンインストールするには

  1. ヘルプ/ソフトウェア更新/構成の管理を選択します。
  2. ColdFusion プラグイン機能を選択します。
  3. 「使用不可にする」をクリックして、「OK」をクリックします。
  4. 「はい」をクリックして Flash Builder または Eclipse を再起動します。
  5. Eclipse または Flash Builder を再起動したら、ヘルプ/ソフトウェア更新/構成の管理を選択します。
  6. 「使用不可フィーチャーの表示」ボタンが選択されていることを確認し、ColdFusion Flash Builder 機能を選択して「アンインストール」をクリックします。
  7. アンインストールの確認を求められたら「はい」をクリックします。
  8. 「はい」をクリックして Flash Builder または Eclipse を再起動します。

     

OpenOffice の設定

ColdFusion 2016 とともに OpenOffice を設定すると、cfdocument タグを使用して Word ドキュメントを PDF に変換したり、PowerPoint プレゼンテーションを PDF/HTML に変換できるようになります。

スタンドアローンのための OpenOffice の設定

http://download.openoffice.org/ から OpenOffice をダウンロードしてインストールします。Windows 以外のプラットフォームに ColdFusion 2016 をインストールする場合は、インストーラの実行時に OpenOffice のインストール先となるディレクトリパスが提示されます。別のインストールパスを指定する場合は、次のようにディレクトリパスを指定できます。

  • Macintosh プラットフォームの場合 :

    /Applications/openoffice.org3

     

  • UNIX プラットフォームの場合:UNIX フレーバーに応じて異なります。OpenOffice のインストール場所は、使用しているオペレーティングシステムの種類によって異なる場合があります。ほとんどの場合のインストール場所は /usr/lib/openoffice.org3 または /usr/lib/ooo3.x です。
    また、OpenOffice のインストールパスを ColdFusion Administrator で指定する場合は、次のようにします。
  1. ColdFusion Administrator にログインします。
  2. サーバーの設定/ドキュメントに移動して、OpenOffice のディレクトリを入力します。

J2EE サーバーを使用する場合の OpenOffice の設定

次の手順は、スタンドアローンの ColdFusion 2016 には該当しません。

  1. http://download.openoffice.org/ から OpenOffice をダウンロードしてインストールします。
  2. 他の J2EE サーバーの場合 :
    • クラスパスに次のクラスと JAR ファイルを追加します。





      [cfusionhome]/lib/oosdk/classes [cfusionhome]/lib/oosdk/lib/juh.jar [cfusionhome]/lib/oosdk/lib/jurt.jar [cfusionhome]/lib/oosdk/lib/ridl.jar [cfusionhome]/lib/oosdk/lib/unoil.jar

       

    • Windows プラットフォームの場合は、ライブラリパス(java.library.path)に次のディレクトリを追加します。

      [cfusionhome]/lib/oosdk/classes

      cfusionhome}} の部分は cfusion ディレクトリのパスで置き換えてください。例えば、Jboss の場合は、{{/opt/jboss-7.1.GA/standalone/deployments/cfusion.ear/cfusion.war/WEB-INF/cfusion で置き換えます。

リモートでの OpenOffice の設定

  1. コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

    soffice -nologo -nodefault -norestore -nofirststartwizard -headless -accept="socket,host=<ip>,port=8900;urp;StarOffice.ServiceManager"

    host 属性で(設定する OpenOffice が存在するリモートマシンの)IP アドレスを指定します。

  2. ColdFusion Administrator にログインします。
  3. サーバーの設定/ドキュメントに移動して、ホストとポートの詳細を入力します。

ColdFusion 2016 インストール後の OpenOffice の設定

ColdFusion 2016 が既にシステムにインストールされている場合は、プラットフォームの種類に関係なく、次の手順に従って OpenOffice を設定します。

  1. ColdFusion Administrator にログインします。
  2. サーバーの設定/ドキュメントに移動して、OpenOffice のディレクトリを指定します。
  3. ColdFusion サーバーを再起動します。

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