ColdFusion IIS コネクタ設定

注意:

このドキュメントは、ColdFusion バージョン 10 および 11 に適用されます。

IIS を構成する前に、以下のオプションを有効にします。

  • ASP
  • CGI
  • ISAPI 拡張機能
  • ISAPI フィルター
上記のオプションを有効にするには、次の操作を行います。
  1. スタート/コントロールパネルをクリックします。

  2. コントロールパネルで「プログラムと機能」をクリックします。

  3. 左側のパネルで、「Windows の機能のオンまたはオフにする」をクリックします。

  4. インターネットインフォメーションサービス/「World Wide Web サービス」を展開します。

  5. 次のオプションを選択します。

    • ASP
    • CGI
    • ISAPI 拡張機能
    • ISAPI フィルター

  6. OK」をクリックします。コンピューターを再起動して変更内容を有効にします。

オプションを有効にすると、以下の 2 つの方法で IIS を設定できます。

  • wsconfig コマンドラインのオプションの使用。
  • wsconfig GUI の使用。

コマンドラインを使用した IIS の設定

管理者特権でコマンドプロンプトを起動します(管理者として実行)。

コマンドラインを使用して IIS を設定するには、以下の手順を行います。

  1. コマンドプロンプトモードに切り替えます。 「スタート」をクリックして、cmd と入力して Enter を押すか、Alt+R を押してから cmd と入力します。

  2. <ColdFusion インストールフォルダー>/cfusion/runtime/bin に移動します。

  3. 以下のコマンドを入力して、ColdFusion 内の全てのサーバーを設定します。

    wsconfig.exe –ws IIS –site All

注意:

コネクタをアップグレードするには、コマンドプロンプトで wsconfig –upgrade と入力します。wsconfig のすべてのパラメータを表示するには、コマンドプロンプトで wsconfig -usage と入力します。

GUI を使用して IIS を設定する

管理者特権で wsconfig GUI を起動します(管理者として実行)。

GUI を使用して IIS を設定するには、以下の手順を行います。

  1. <ColdFusion インストールフォルダー>/cfusion/runtime/bin に移動します。

  2. wsconfig.exe をダブルクリックします。 プログラムの実行を許可するには、「はい」をクリックします。

  3. Web サーバー構成ダイアログで、「追加」をクリックします。

  4. アプリケーションサーバープロパティを設定します。

    AppServer ホスト:同じマシンにあるサーバーを構成する場合は、ローカルホストを使用します。サーバーがリモートマシンにある場合は、リモートマシンのホスト名を使用します。

    AppServer インスタンス:このドロップダウンリストには、すべての ColdFusion インスタンスがあります。Web サーバーで構成するインスタンスを選択します。

    AppServer クラスタ:このドロップダウンリストには、サーバーインスタンスに作成されてすべてのクラスタがあります。

    Web サーバー:構成するコネクタを選択します。この場合、「Internet Information Server (IIS)」を選択します。

    IIS Web サイト:このドロップダウンリストには、ホストに必要なすべての Web サイトがあります。

    32 ビット Web サーバーの構成:サイトが 32 アプリケーションプールで実行している場合は、このオプションを選択します。

  5. OK」をクリックします。

ColdFusion はコネクタファイルを生成します。 <CF_HOME>/config/wsconfig/<magic_number> フォルダーにコネクタファイルを確認できます。ここで、magic_numberは順番に生成されます。

コネクタのバックアップを取ります。 詳しくは、コネクタのバックアップを参照してください。

IIS 構成コネクタの微調整については、コネクタの微調整を参照してください。ブログの対象は、ColdFusion 10 と ColdFusion 11 の両方です。

isapi_redirect.properties ファイル

ファイルisapi_redirect.properties には、コネクタ構成のプロパティがあります。このファイルには、以下があります。

extension_uri= /jakarta/isapi_redirect.dll

log_file= C:\ColdFusion\config\wsconfig\1\isapi_redirect.log

log_level= info

worker_file= C:\ColdFusion\config\wsconfig\1\workers.properties

worker_mount_file= C:\ColdFusion\config\wsconfig\1\uriworkermap.properties

iis_buffer_enable= true

auth_complete= 1

iis_skip_custom_errors_enable= false

isapi_redirect.properties には、もう 2 つのプロパティがあります:

  • iis_buffer_enable: Web サーバーのバッファーを無効にするには、値を false に設定します。cfflush を IIS コネクタで有効にする場合は、バッファーを無効にします。
  • iis_skip_custom_errors_enable:true に設定すると、このパラメータは IIS カスタムエラーをスキップします。このパラメータのデフォルト値は false です。 IIS の構成時に onMissingTemplate ハンドラーを有効にするには、このパラメータを true に設定する必要があります。

isapi_redirect.properties にあるすべてのプロパティの詳細一覧については、Tomcat リファレンスガイドの IIS の構成を参照してください。

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