ColdFusion 10 および 11 バージョンから、Apache コネクタバイナリは互換性問題のため、すべての Linux フレーバーで動作しません。 この問題を解決するため、Adobe では RHEL 6.4 対応のコネクタバイナリを提供しています。 これらのバイナリは、RHEL 6.5 と 6.7、Ubuntu 13.04、14.04、と 15.04、 CentOS 6 と 7、および SUSE Linux 11 for CF 11 についてもテストが済んでいます。 また、アドビではコネクタソースも提供しているので、コネクタバイナリのコンパイルや生成をご自分で行えます。
注:以下にリンクされているコネクタソースは Tomcat コネクタソースと同じではありませんColdFusion でのみ使用してください。
まず、以下のコマンドを使用してコネクタを構成します。
cf_root/runtime/bin/wsconfig -ws Apache -bin /opt/apache2/bin/httpd -script /opt/apache2/bin/apachectl -dir /opt/apache2/conf -v
上記のコマンドはコネクタを構成するとともに、以下の場所に入る mod_jk.so ファイルも生成します。 /cf_root/config/wsconfig/{magic-number}/
以下のリンクからコネクタソースをダウンロードします。
添付の zip ファイルはそれぞれ、以下の 2 つのファイルで構成されます: connector-source.tar.gz (Linux 版) および connector-source.zip ファイル(Windows 版)
ご使用のプラットフォームが ColdFusion 11 サポートマトリックスまたは ColdFusion 10 サポートマトリックスに記載のものと異なる場合は、お使いの OS バージョンに応じて mod_jk.so を構成します。
ソースからコネクタをコンパイルするには、以下の手順を実行します。
- 該当する ColdFusion バージョンに従って、コネクタソースファイルを解凍します。
- ネイティブフォルダーを開きます。
- フォルダー chmod -R 777 native/ へのアクセス権を付与します
- 以下の configure コマンドを実行します。
/configure --with-apxs={apxs executable path} {find the location of apxs using find / -name apxs}
例えば、apache が /home/apache2 にインストールされている場合、コマンドは以下のようになります。
/configure --with-apxs=/home/apache2/bin/apxs
- 一度構成すると、コマンドは問題なく実行されます。 同じフォルダーから make を実行します。make コマンドはすべてのソースをコンパイルします。
- apache-2.0 フォルダーを開き、mod_jk.so を確認します。
- mod_jk.so が見つからない場合は、apache-2.0 フォルダーを開きます。
- generate mod_jk.so を前の構成コネクタと差し替えます。 同じものが次の場所({cf-home}/config/wsconfig/{magic-numner}/mod_jk.so)にもあります。
- ColdFusion と Apache を再起動します。
ColdFusion の RHEL コネクタ(2016 年リリース)
この場所から ColdFusion (2016 年リリース)アップデート 3 用のコネクタをダウンロードします。
ご使用のプラットフォームがサポートマトリックスに記載のものと異なる場合は、お使いの OS バージョンに応じて mod_jk.so を構成します。
ソースからコネクタをコンパイルするには、以下の手順を実行します。
- ColdFusion (2016 年リリース)コネクタソースファイルを解凍します。
- ネイティブフォルダーを開きます。
- フォルダー chmod -R 777 native/ へのアクセス権を付与します
- 以下の configure コマンドを実行します。
/configure --with-apxs={apxs executable path} {find the location of apxs using find / -name apxs}
詳細またはサポートについては、cf.install@adobe.com までお問い合わせください。