内容 (What's Covered)

FTP(File Transfer Protocol)* はファイルを Web サーバーに転送するための標準プロトコルです。

Adobe Dreamweaver で FTP 接続するには、サイト設定ダイアログボックスでリモートロケーション情報を入力する必要があります。その後、サイトパネルかサイトウィンドウで [接続] をクリックし、ローカルサイトで選択したファイルやフォルダを [PUT] をクリックしてアップロードを行います。 これで選択されたファイルやフォルダをリモートロケーションの指定したディレクトリに転送します。詳細は下記の A. サイト設定を参照してください。

この文書は Dreamweaver CS5 で FTP 接続の設定を正しく行えるようにご案内しており、Dreamweaver の FTP 接続の設定と FTP 問題のトラブルシューティングに関する FTP 文書の一つです。その他の FTP 文書のリストは、Dreamweaver のテクニカルノート一覧を参照してください。Dreamweaver のサイトの定義や問題のトラブルシューティングには、以下の項目をお試しください。

サイト設定

Dreamweaver の FTP 接続設定を始めて行う。

予想されるエラー : サーバーに接続することができない、ファイルやフォルダを転送できない。550 エラー。

※ このセクションは必ずお読みください。

環境設定

Dreamweaver のファイヤーウォールと FTP タイムアウト環境設定を正しく設定する。

予想されるエラー : サーバーに接続できない、接続したまま。550 エラー。

ルートディレクトリ

Web ページの指定されたサーバーフォルダを設定する。

予想されるエラー : サーバーに接続できない、ファイルやフォルダを転送できない、ファイルを正しいフォルダにのアップロードできない。旧バージョンの Dreamweaver から最新の Dreamweaver にアップグレード後、接続できない、ファイルやフォルダを転送できない。他の FTP クライアントの設定で Dreamweaver が動作しない。550 エラー。

A. サイト設定

B. 環境設定

C. ルートディレクトリ

A. サイト設定

ファイルを転送するためには Dreamweaver でサイトの定義を正しく設定する必要があります。転送についての多くの問題は、サイト設定ダイアログボックスに正しく情報が入力されることで問題が解消されます。詳細については、Dreamweaver CS5 ヘルプ「「サーバー」カテゴリ」および「リモートフォルダー設定のトラブルシューティング」を参照してください。

Dreamweaver の [サイト設定] ダイアログボックスで FTP 設定、または設定を確認するには、以下の操作を行います。

  1. [サイト] メニューから [サイトの管理] を選択します。
  2. [サイトの管理] ダイアログボックスでサイトを選択し、[編集] ボタンをクリックします。
  3. [サイト設定] ダイアログボックスが表示されたら、左側のカテゴリから [サーバー] を選択します。
  4. サーバーリストから FTP サーバーを選択し、リスト下部の [既存のサーバーの編集] ボタンをクリックします。





     
  5. [基本] タブで FTP の接続設定情報を確認します。

    ※ [その他のオプション] を展開すると詳細オプションが設定できます。





     
  6. 以下の項目に必要な情報を入力し、オプションを設定します。



     注意 : FTP 接続を行うには、利用しているプロバイダやホスティングサービス会社から提供されている、アドレスやユーザ名、パスワードなどの FTP 接続情報が必要になります。



    [サーバー名] : この接続設定につける任意の名称。プロバイダーやサイトの名前など、自由に指定することができます。

    [使用する接続] : ポップアップメニューから [FTP] を選択します。使用しているサーバーが SFTP に対応している場合は、必要に応じて [SFTP] 選択します。SFTP とは、安全性確保のためにコンテンツを暗号化して送信する方法です。追加のパスワードが必要となる場合があります。詳細については、サーバー管理者にお問い合わせください。

    [FTP アドレス(SFTP アドレス)] : プロバイダやホスティングサービス会社、またはサーバー管理者によって指定されたアップロード先のサーバーのアドレスを入力します。「サーバー名」、「ホスト名」、「サーバーアドレス」、「FTP サーバー」などの名称で、プロバイダーより発行される情報です。

    [ユーザー名]、[パスワード] : プロバイダやホスティングサービス会社、またはサーバー管理者によって指定されたユーザ ID(アカウント)とパスワードを入力します。ユーザー名は、「アカウント」、「FTP アカウント」、「お客様 ID」、「会員 ID」、「<プロバイダ名> ID」(Asahi NET ID など)、などの名称で 発行される情報です。パスワードは通常、インターネット接続用のパスワードとは別に「FTP パスワード」などの名称で発行されます。

    [テスト] : このボタンをクリックすると FTP 接続のテストを行うことができます。接続に失敗する場合は、設定を確認または変更後に [テスト] ボタンをクリックして接続できるか確認します。

    [ルートディレクトリ] : アップロード先の個人フォルダへのフォルダパスを入力します。サービス内容によっては入力の必要が無い場合もあります。詳細はご利用のプロバイダやホスティングサービス会社までお問い合わせください。初期フォルダー、初期ディレクトリ、開始フォルダー、個人フォルダー、ホストディレクトリなどの名称で、プロバイダーより発行される情報です。ルートディレクトリの詳細については、C. ルートディレクトリを参照してください。

    [Web URL] : FTP アドレスに基づいて Web サイトの URL が自動入力されます。URL が異なっている場合は修正します。Dreamweaver は Web URL を使用して、サイトルート相対リンクを作成し、リンクチェックが使用されたときにリンクを検証します。

    [FTP Passive モードを使用] : プロキシ設定で Passive FTP を使用する必要がある場合にチェックを入れます。Passive モードの有効、無効について詳しくは、サーバー管理者にお問い合わせください。トラブルシューティングの際は Passive モードを有効または無効にして接続できるか試します。

    [IPV6 転送モードを使用] : IPv6 対応 FTP サーバーを使用している場合は、必要に応じてチェックを入れます。

    [次の場所に定義されたプロキシを使用] : 企業や学校など、管理されたネットワーク環境でプロキシホストまたはプロキシポートを指定する必要がある場合はチェックを入れます。Dreamweaver の環境設定でプロキシホストおよびプロキシポートを設定する必要があります。詳細については、B. 環境設定を参照してください。

    [FTP パフォーマンス最適化を使用]、[代替 FTP move メソッドを使用] : FTP 接続に問題がある場合に有効、または無効にして接続を試します。

B. 環境設定

[サイト設定] ダイアログボックスに加えて、[サイト] 環境設定では全般的な接続の設定を行うことができます。通常、[サイト] 環境設定を変更する必要はありませんが、接続に問題が発生している場合は設定変更により問題が解決できる可能性があります。

[サイト] 環境設定を開くには、上記 A. サイト設定のサーバー設定編集画面で [環境設定] をクリックするか、[編集](Windows)/[Dreamweaver](Macintosh)メニューから [環境設定] を選択し、[環境設定] ダイアログボックス左側の [カテゴリ] から [サイト] を選択します。

[サイト] 環境設定で必要な設定項目は以下の通りです。

FTP 接続 : 作業停止後...分で切断 : トラブルシューティングの際はこのオプションを外しておくことをお勧めします。

FTP タイムアウト : 初期設定では 30 秒に設定されています。FTP コマンドがサーバーに送信されると、クライアントは認証メッセージの返信を受領するか、コマンドがキャンセルされた状況になります。FTP タイムアウトはサーバーがコマンドを返すまで Dreamweaver がどれくらい待つかを指定します。タイムアウト時間設定を長くしすぎると、サーバーがコマンドを返すまでに時間がかかった場合、Dreamweaver がフリーズしたように見えることがあります。また、タイムアウト時間設定が短すぎると、コマンドが返される前に中断される可能性があります。通常は 60~120 秒の設定で大抵の処理を行うことができます。一般的なトラブルシューティングを行う場合は 60~120 秒の間で指定します。

プロキシホストおよびプロキシポート : 企業や学校など、管理されたネットワーク環境でファイヤーウォールを使用している場合、ファイヤーウォールホストサーバー名とファイヤーウォールポート(デフォルトは 21)を環境設定で指定し、[サイト設定] ダイアログボックスで [次の場所に定義されたプロキシを使用] にチェックを入れる必要があります。ファイヤーウォール設定の詳細は、システム管理者にお問い合わせください。

C. ルートディレクトリ

ルートディレクトリは一般ユーザーに表示されるドキュメントが格納されているリモートサイトのルートディレクトリの名前を入力します。(例:"www"、"htdocs"、"public"、"public_html"、"web" またはログイン名など)サービス内容によっては入力の必要が無い場合もあります。詳細はご利用のプロバイダやホスティングサービス会社までお問い合わせください。

リモート情報のログイン名やパスワードは、サーバー管理者から発行された情報を正確に [サイト設定] ダイアログボックスに入力する必要がありますが、ルートディレクトリ情報は ISP で提供されたものと設定が異なる場合があります。Dreamweaver は標準 FTP を厳密に順守します。提供されたルートディレクトリを指定すると他のクライアントでは動作するが、Dreamweaver では動作しない原因です。同様に旧バージョンの Dreamweaver でルートディレクトリを設定しなおさなければいけない場合があるのもこのためです。

ルートディレクトリを設定しなくても接続できる場合 :

ご利用のリモートサーバーに接続が成功した後で、ルートディレクトリを設定することが最良の方法です。一旦接続したら、通常リモートサイト側にフォルダのリストが表示されます。接続時にフォルダが表示されない場合、Web ルートに接続していて、このフォルダに直接 put できない可能性があります。接続時にフォルダが一覧表示されない場合は、以下のようなフォルダを探してみてください。

  • www
  • htdocs
  • public
  • web

上記はよく使用される、実際に Web ページが保管されるフォルダです。サイト設定に戻り、フォルダ名をルートディレクトリに指定します。

ルートディレクトリを設定しても接続できない場合 :

トラブルシューティングの際に、ルートディレクトリ情報を入力する際には下記の点にご注意下さい。

  • ルートディレクトリ名の前に、スペースを入れずにスラッシュ(/)を入力します。(例 : /myfolder)
  • ルートディレクトリの前にスラッシュが入力済みの場合は、スラッシュを削除します。(例 : myfolder)
  • ルートディレクトリを空欄にします。
  • ルートディレクトリを空欄にし、FTP ホストにルートディレクトリを付加します。スラッシュを追加して「ftp.domain.com/hostdir」のように入力します。

上記の設定で接続が完了するかはサーバーの設定によるため、これらの 4 つのトラブルシューティングをすべてお試しください。

PUT や同期を使わず、ファイルをドラッグアンドドロップするトラブルシューティングもお試しください。詳細については、文書番号 229721 FTP における問題のトラブルシューティングB-9. ファイルのドラッグ&ドロップを参照してください。

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