グラフィックプロセッサー(GPU)とグラフィックドライバーの問題に関するトラブルシューティング | Lightroom Classic

最終更新日 : 2023年8月23日

概要

以下のいずれかの問題が発生している場合は、グラフィックプロセッサー(グラフィックカード、ビデオカード、あるいは GPU とも呼ばれる)またはグラフィックドライバーについて、欠陥がある、サポート対象外、または互換性がないなどが原因である可能性があります。このセクションに記載の解決策は、以下の問題の解決に役立ちます。

  • 現像モジュールの画像領域の全体が青または白です。
  • Lightroom Classic が起動時に強制終了、一般的に強制終了やフリーズ、原因不明の動作遅延が発生します。
  • 基本現像スライダーを動かすと、画像の明るさが予期せずにちらついたり、カラーシフトが生じたりします
  • Lightroom Classic の環境設定ダイアログボックスの「パフォーマンス」タブで、「グラフィックプロセッサーを使用」の下に「エラーが発生したため、グラフィックプロセッサーのアクセラレーションが無効になっています」と表示されます。
  • Windows 上で画像プレビューおよびサムネイルがタイル張りまたは破損しているように見える
エラーメッセージ
エラーメッセージ

解決策 1: グラフィックプロセッサーを無効にして問題を素早く絞り込む

以下の手順を実行して、問題がグラフィックプロセッサーまたドライバーに関連しているかどうかをすぐに判別できます。

Lightroom Classic を起動します。

次のいずれかに移動します。

  • (macOS) Lightroom Classic環境設定パフォーマンス
  • (Windows)編集環境設定パフォーマンス

グラフィックプロセッサーを使用ドロップダウンメニューから「オフ」を選択します。

Lightroom Classic を終了して再起動します。

問題が解消された場合は、お使いのグラフィックプロセッサーまたはドライバーが問題の原因であると考えられます。トラブルシューティング手順について詳しくは、「解決策 4:GPU およびグラフィックドライバーのトラブルシューティング手順」を参照してください。

問題が引き続き発生する場合、グラフィックプロセッサーは問題の原因ではありません。さらにトラブルシューティングを進める場合は、以下の文書を参照してください。

解決策 2:手動でグラフィックプロセッサーを無効にする

Lightroom Classic を起動できない、または、「グラフィックプロセッサーを使用」チェックボックスを外す前に Lightroom Classic が強制終了する場合は、以下の方法で設定を手動で無効にすることができます。

次のいずれかに移動します。

  • (macOS)/Users/[ユーザー名]/Library/Preferences/com.adobe.LightroomClassicCC7.plist
  • (Windows)C:¥Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Roaming¥Adobe¥Lightroom¥Preferences¥Lightroom Classic CC 7 Preferences.agprefs
メモ

(Windows)探しているフォルダーの一部は非表示である場合もあります。これらの非表示のフォルダーを表示するには、スタートコントロール パネルデスクトップのカスタマイズフォルダー オプションを選択します。「表示」タブの「詳細設定」セクションで、「すべてのファイルとフォルダーを表示する」が選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。

(macOS) Mac OS X 10.7 以降では、ユーザーライブラリファイルはデフォルトで非表示になっています。ユーザーライブラリファイルに一時的にアクセスするには、Option キーを押しながら Finder で、移動ライブラリを選択します。

テキストエディターで Lightroom Classic CC 7 Preferences.agprefs(Windows)または com.adobe.LightroomClassicCC7.plist(macOS)を開きます。

useAutoBahn = trueuseAutoBahn = false に変更します。

Lightroom Classic CC 7 Preferences.agprefs(Windows)または com.adobe.LightroomClassicCC7.plist(macOS)を保存して終了します。

コンピューターを再起動します。

Lightroom Classic を起動します。

解決策 3:Lightroom Classic で Windows DirectX または macOS Metal を使用するよう強制する

クラッシュや再描画の問題が発生する場合は、以下の解決策を試してください。

ヘルプシステム情報に移動し、システム情報ダイアログボックスで「グラフィックプロセッサー情報」セクションまでスクロールします。GPU が OpenGL に設定されていることを確認します。

OpenGL
OpenGL

Lightroom Classic を終了します。

Camera Raw GPU Config.txt ファイルを見つけます。

  • (macOS)/Users/[ユーザー名]/Library/Application Support/Adobe/CameraRaw/GPU/Adobe Lightroom Classic/Camera Raw GPU Config.txt
  • (Windows)¥Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Roaming¥Adobe¥CameraRaw¥GPU¥Adobe Lightroom Classic¥Camera Raw GPU Config.txt

macOS では、macOS X 10.7 以降のリリースでユーザーライブラリフォルダーはデフォルトで非表示になっています。こちらの手順を使用します。
Windows では、AppData フォルダーが非表示になっている場合があります。Windows 10 で非表示のフォルダーを表示するには、エクスプローラーを開き、上部のメニューバーから「表示」を選択して「表示/非表示」セクションの非表示の項目のチェックボックスをオンにします。Windows 11 ユーザーの場合は、エクスプローラーを開き、上部のメニューバーから表示/表示/非表示の項目を選択します。 

手動で Camera Raw GPU Config.txt ファイルを削除します。

Lightroom Classic を再起動します。

解決策 4:GPU およびグラフィックドライバーのトラブルシューティング手順

上記のいずれかの問題に直面した場合、次の解決策を順番に試してみてください。

Lightroom Classic の最新バージョンを使用していることを確認します。

ヘルプアップデートを選択します。詳しくは、「Creative Cloud アプリのアップデート」の記事を参照してください。

ご使用のグラフィックカードが Lightroom Classic と互換性のあることを確認します。グラフィックカードの製造元とモデルを確認するには、「グラフィックカードの製造元とモデルを確認するにはどうすればよいですか」のセクションを参照してください。

グラフィックカードドライバーを更新します。

上記のいずれかの問題が発生している、またはご使用のグラフィックカードが最小システム要件を満たしているのに Lightroom Classic がグラフィックプロセッサーにアクセスしない場合は、グラフィックドライバーを更新してください。

macOS:

グラフィックドライバーはオペレーティングシステムのアップデートを経由して更新されます。最新の macOS アップデートを入手しているかを確認するには、メニューまたは App Store アプリケーションの「アップデート」タブから「ソフトウェアアップデート」を選択します。

Windows:

ご使用のグラフィックカード製造元のサイトから最新のドライバーを直接ダウンロードします :

グラフィックカードドライバーのクリーンインストールの実行

グラフィックカードドライバーをアップグレードする際に、グラフィックカードドライバーの以前のバージョンをすべて削除してから新しいグラフィックカードドライバーをインストールすることをおすすめします。これはクリーンインストールと呼ばれます。

ご使用のコンピューターで使用するグラフィックカードの製造元とモデルを決定したら、ご使用のカードの製造元のマニュアルとリソースに記載されている手順に従います。

アップデートをインストールしたら、Lightroom Classic を再起動します。環境設定で「グラフィックプロセッサーを使用」オプションをオンにし、問題の原因となった手順を再試行します。

メモ
  • Windows Update を実行しても最新かつ最善のドライバーが入手できるとは限りません。ご使用のカードの製造元 web サイトに直接移動し、ドライバーアップデートを確認する必要があります。
  • ドライバーを選択する際は、機種名などに注意してください。デスクトップとノート PC とでは、ドライバーの名称が異なることがあります。
  • 一部ビデオカードでは、ドライバーの他にもソフトウェアのアップデートが必要な場合があります。アップデートの説明をよく読み、手順に不明な点がある場合は、直接ビデオアダプターメーカーにお問い合わせください。

サードパーティ製のグラフィックアクセラレーターを無効にします。サードパーティ製 GPU オーバークロック用ユーティリティおよび haxies はサポートされていません。

競合するドライバーで複数のグラフィックカードを使用すると、GPU により高速化または有効化される Lightroom Classic の機能で問題が起こる場合があります。最良の結果を得るには、1 つのグラフィックカードに 2 つ(またはそれ以上)のモニターを接続することをおすすめします。

(macOS)

システムの環境設定の「省エネルギー」タブにある「自動グラフィック切り替え」を無効にします。

詳しくは、次の Apple 文書を参照してください:https://support.apple.com/ja-jp/102265

(Windows)

複数のグラフィックカードを使用する必要がある場合は、性能が劣るカードを無効にするか、取り外します。例えば、2 つの異なるドライバーを使用している 2 つの異なる NVIDIA のグラフィックカードと AMD のグラフィックカードがあると仮定します。この場合、Lightroom が、統合グラフィックカードまたは省電力グラフィックカードではなく、高性能グラフィックカードに割り当てられるようにしてください。

NVIDIA:

  1. デスクトップ上の任意の場所を右クリックし、NVIDIA コントロールパネルを選択します。
  2. 3D 設定の管理」をクリックします。
  3. プログラムの設定」をクリックし、Lightroom.exe を追加します。優先するグラフィックプロセッサーを「高性能 NVIDIA プロセッサー」に変更します。

AMD:

  1. デスクトップ上の任意の場所を右クリックし、「AMD Catalyst Control Center」または「スイッチ可能なグラフィックの構成」を選択します。
  2. 参照」をクリックし、「省電力」ではなく「高性能」を選択します。

Windows で特定のカードをプライマリグラフィックカードとして設定する方法の手順について詳しくは、そのグラフィックカードの製造元のドライバーマニュアルを参照してください。

(Windows)直前の手順で問題が解決しない場合は、グラフィックカードを無効にすることを検討してください。

Windows でグラフィックカードを 1 枚以上使用している場合、ご使用の高画質カードをプライマリカードとして設定できません。Windows で、この 2 枚のカードのうち品質の低い方を無効にするには、デバイスマネージャを使用します。デバイスマネージャで、カードの名前を右クリックして「無効」を選択します。

グラフィックカードを無効にする
グラフィックカードの無効化

仮想マシン(VM)環境で Lightroom Classic を使用しないでください。

VM 環境でグラフィックプロセッサーに依存する機能に関して既知の問題が存在するので、仮想マシン(VM)環境における Lightroom Classic の実行は、詳細なテストも行われておらず、また公式にサポートもされていません。

上記のトラブルシューティング手順を実行すると、環境設定にある「グラフィックプロセッサーを使用」オプションを有効にして結果を確認できます。

上記のトラブルシューティング手順のいずれを行っても問題が解決しない場合、最後のオプションは、互換性のあるグラフィックカードを購入するか、または次の手順を使用してグラフィックプロセッサーを完全に無効にすることです。

  1. Lightroom Classic を起動します。
  2. 次のいずれかに移動します。
    • (macOS) Lightroom Classic環境設定パフォーマンス
    • (Windows)編集環境設定パフォーマンス
  3. 次のいずれかの操作を実行します。
    • Lightroom Classic(バージョン 8.4)
      グラフィックプロセッサを使用ドロップダウンメニューから「オフ」を選択します。
    • Lightroom Classic(バージョン 8.3 以前)
      グラフィックプロセッサを使用」をオフにします。
  4. Lightroom Classic を終了して再起動します。