Lightroom Classic を使用するための環境設定

最終更新日 : 2024年9月5日

Lightroom Classic の環境設定にアクセスしてこれを変更し、使用頻度の高いワークフローに合わせてカスタマイズする方法について説明します。

環境設定ダイアログボックスでは、一般プリセット外部編集などのカテゴリを利用できます。各カテゴリにはカスタマイズ可能な設定が用意されており、インターフェイスのカラー、デフォルトのプリセット動作、外部編集の環境設定、ファイル管理オプション、パフォーマンスの最適化、インターフェイスの要素を調整できます。これらの設定を微調整して、必要に応じて Lightroom Classic の機能を強化し、写真編集の効率と生産性を高めることができます。Lightroom Classic で環境設定を手動でリセットしてデフォルトの状態にし、問題のあるプラグインの環境設定やユーザープリセットが読み込まれないようにすることができます。

メモ

現在のカタログの名前と場所を指定せずに環境設定をリセットすると、Lightroom Classic を再起動したときに、カタログが消えたように見えることがあります。環境設定をリセットする前に、この混乱を避ける手順が記載されている環境設定のリセット後にカタログと画像を復元するを参照してください。

Lightroom Classic で環境設定を設定する方法

  • Windows では、編集環境設定を選択します。
  • macOS では、Lightroom Classic環境設定を選択します。

Lightroom Classic の使用に応じて設定できる環境設定について説明します。

一般

言語:好みに応じて、ドロップダウンリストから言語を選択します。
設定:起動時にスプラッシュ画面を表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。

カタログ初期設定

ドロップダウンからカタログを選択して、デフォルトのカタログを設定できます。

  • 前回のカタログを読み込み」を選択し、Lightroom で前回使用されたカタログを常に使用します。
  • Lightroom の起動時にダイアログを表示」を選択すると、Lightroom の起動時に毎回カタログを選択するダイアログが表示されます。

読み込みオプション

読み込みオプションで、好みに応じて必要なチェックボックスを選択します。

  • メモリカードの検出時に読み込みダイアログを表示
  •  読み込み中に「現在/前回の読み込み」コレクションを選択
  • フォルダー名を付けるときにカメラが生成したフォルダー名を無視
  • JPEG ファイルを Raw ファイルの隣に置いて別の写真として処理する
  • 待機中に埋め込まれたプレビューを標準プレビューに置換
  • 読み込み中に親フォルダーを表示

完了サウンド

特定のアクションが完了すると、完了サウンドが再生されます。このサウンドを更新するには、次のアクションのドロップダウンリストから完了サウンドを選択します。

  • 写真の読み込みが完了したら再生
  • テザーの転送が完了したら再生
  • 写真の書き出しが完了したら再生
メモ

システムサウンドを設定するには、「システムサウンドを設定」ボタンを選択します。システムサウンド設定が開き、設定を更新できるようになります。

プロンプト

すべての警告ダイアログをリセット」ボタンを選択すると、Lightroom Classic のすべての警告ダイアログがリセットされます。

プリセット

HDR デフォルト

このチェックボックスを選択すると、HDR 写真の HDR 編集がデフォルトで許可されます。

Raw デフォルト

Lightroom Classic で Raw ファイル形式の画像を読み込むための初期設定を、Adobe 初期設定、カメラ固有の初期設定、またはカスタムプリセットに基づいて設定できます。

メモ

グローバル設定を上書きするには、「特定のカメラでグローバル設定を上書き」チェックボックスをオンにします。 RAW画像の初期設定を行う方法について詳しくは、こちらを参照してください。.

表示/非表示

一部のプリセットは、選択した写真と部分的に互換性があります。すべてのプリセット設定を画像に適用できるわけではありません。部分的に互換性のあるデバイスを許可するには、このチェックボックスをオンにします。

場所

複数のカタログで作業している場合は、特定のカタログで作業しているときにプリセットを組み込む必要がある場合があります。これは、環境設定で「プリセットをこのカタログと一緒に保存」オプションを選択している場合に発生します。

初期設定では、Lightroom Classic で作成するプリセットおよびテンプレートと自身のカタログは、コンピューターのユーザーアカウントのフォルダーパス内にある別の場所に保存されます。 macOSおよび Windows でのデフォルトの場所については、 環境設定ファイルおよびその他のファイルの場所 | Lightroom Classicを選択します。

注意

プリセットをこのカタログと一緒に保存」オプションを有効にすると、Lightroom Classic が関連付けられたカタログフォルダー内の既存のプリセットおよびテンプレートをコピーしたり、移動したりすることはありません。それ以降に作成した新しいプリセットとテンプレートだけが、カタログフォルダー内の「Lightroom Classic 設定」フォルダーに格納されます。「Lightroom Classic プリセットフォルダーを表示」(「環境設定」ダイアログ/「プリセット」タブ)により、デフォルトの場所ではなく、ハードドライブのカタログフォルダーに移動します。

プリセットをこのカタログと一緒に保存」オプションを選択した後に作成した新規プリセットおよびテンプレートは、関連付けられたカタログフォルダー内に作成された、「Lightroom Classic 設定」という名前の新規フォルダーに保存されます。

このオプションを使用する利点は、別コンピューター上の関連付けられたカタログを起動するとき、プリセットとテンプレートを Lightroom Classic で利用できることです。これらのプリセットおよびテンプレートには、現像プリセット、書き出しプリセット、外部エディタープリセット、ファイル名プリセット、フィルタープリセット、FTP プリセット、キーワードセット、ラベルセット、部分補正プリセット、メタデータプリセット、印刷プリセット、テキストテンプレート、透かし、および web テンプレートが含まれます。

Lightroom 初期設定

Lightroom Classic の初期設定を復元するには、それぞれのボタンを選択します。

  • 書き出しプリセットを復元
  • ファイル名テンプレートを復元
  • ライブラリフィルタープリセットを復元
  • 自動レイアウトのプリセットを復元
  • キーワードセットのプリセットを復元
  • テキストテンプレートを復元
  • カラーラベルのプリセットを復元
  • テキストスタイルのプリセットを復元
  • 部分補正プリセットを復元

外部編集

Adobe Photoshop で編集

Photoshop のバージョン:このオプションを使用すると、外部エディターで写真を編集する際に、特定のバージョンの Photoshop を選択できます。
ファイル形式:Camera Raw 画像を TIFF 形式または PSD 形式で保存します。
カラースペース:写真のカラースペースを、sRGB、AdobeRGB、Display P3、ProPhoto RGB に変換し、そのカラープロファイルに応じたタグを写真に付けます。
Bit 数:カラーチャンネル(レッド、グリーン、ブルー)あたり 8 ビットまたは 16 ビットのビット数で写真を保存します。8 ビットのファイルは 16 ビットのファイルに比べてサイズが小さく、各種アプリケーションとの互換性にも優れていますが、16 ビットの方が階調を豊かに再現できます。
解像度:画像の解像度を設定します。
圧縮:ZIP で圧縮するか、写真を圧縮しません。(ファイル形式として TIFF を選択した場合にのみ適用)

追加外部エディター

プリセット:ドロップダウンリストから外部エディターのプリセットを選択します。
アプリケーション
:外部エディターで画像を編集するアプリケーションを選択します。
ファイル形式:Camera Raw 画像を TIFF 形式または PSD 形式で保存します。
カラースペース:写真のカラースペースを、sRGB、AdobeRGB、Display P3、ProPhoto RGB に変換し、そのカラープロファイルに応じたタグを写真に付けます。
Bit 数:カラーチャンネル(レッド、グリーン、ブルー)あたり 8 ビットまたは 16 ビットのビット数で写真を保存します。8 ビットのファイルは 16 ビットのファイルに比べてサイズが小さく、各種アプリケーションとの互換性にも優れていますが、16 ビットの方が階調を豊かに再現できます。
解像度:画像の解像度を設定します。
圧縮:ZIP で圧縮するか、写真を圧縮しません。(ファイル形式として TIFF を選択した場合にのみ適用)

元画像を含むスタック

このチェックボックスをオンにすると、編集済みの写真は元の写真と共にフォルダー内でスタックされます。コレクションの表示中に写真を編集した場合、2 つのスタックが、フォルダーに 1 つとコレクションに 1 つ作成されます。

外部編集ファイル名

要件に応じてファイルに名前を付けることができます。ファイル名を手動で変更するには、ドロップダウンメニューから「編集」を選択します。

画像名:ファイル名またはフォルダー名を使用するテキスト文字列オプションを指定します。
連番と日付:連番と作成(撮影)日時を使用するテキスト文字列オプションを指定します。この要素は、ファイル名テンプレートエディターでは、写真の書き出しを行うときにのみ使用可能です。
メタデータ:ドロップダウンリストで使用可能なオプションを使用して、テキスト文字列オプションを指定します。 
カスタム:テキスト文字列用に指定したオプションを使用します。

ファイル管理

DNG 読み込み時の設定

ファイル拡張子:ファイル名の拡張子を .dng または .DNG にします。

JPEG プレビュー:書き出す JPEG のプレビューを、「なし」、「標準サイズ」、「フルサイズ」のいずれに設定するかを指定します。

高速読み込みデータを埋め込む:このチェックボックスをオンにすると、現像モジュールで画像の読み込みが速くなりますが、ファイルサイズは少し大きくなります。

オリジナル Raw ファイルを埋め込む:すべてのオリジナル Camera Raw データを DNG ファイルに保存するには、このチェックボックスをオンにします。

メタデータの読み込み

キーワード間のピリオド(.)またはスラッシュ(/)を、キーワード階層の指定として認識するオプションをオンにします。

ファイル名の生成

読み込んだ写真のファイル名に使用できない文字やスペースを指定したり、これらの文字やスペースの置換方法を指定したり、スペースがある場合はファイル名を変更したりすることができます。

キーワード

強化された画像にキーワードを自動的に追加するには、このチェックボックスをオンにします。強化されたことを示すテキストが追加されます。

インターフェイス

パネル

終了マーク:ドロップダウンリストから終了マークを選択します。
フォントサイズ:ドロップダウンリストからフォントサイズを選択します。

現像パネルの左右のパネルグループのみを入れ替えチェックボックスか左右のパネルグループを入れ替えチェックボックスを選択します。

背景光

ドロップダウンリストから「スクリーンカラー」と「減光レベル」を選択します。

背景

メインウィンドウサブウィンドウの塗りつぶしの色をドロップダウンリストから設定します。

キーワードエントリ

キーワードをコンマまたはスペースで区切ります。

キーワードタグフィールドのテキストをオートコンプリートチェックボックスをドロップダウンリストから選択します。

フィルムストリップ

チェックボックスを選択して、フィルムストリップの環境設定を行います。

微調整

クリックしたポイントを中心にズームチェックボックス、システム環境設定の文字を滑らかにする機能を使用チェックボックス、自動同期通知を表示チェックボックスを適宜選択します。

メモ

変更は、Lightroom Classic の再起動後に有効になります。

パフォーマンス

Camera Raw

Lightroom Classic では、互換性のあるグラフィックプロセッサーを使用し、様々なモジュールでの画像の表示や調整を高速化できます。グラフィックプロセッサーについて詳しくは、こちらを参照してください。

Camera Raw キャッシュ設定

Lightroom Classic ではキャッシュサイズを増やすことができます。より多くの画像データを保持できるようになり、これらの画像のプレビューの生成が高速化されます。

ビデオキャッシュの設定

また、Lightroom Classic でビデオキャッシュサイズを大きくすることもできます。より多くのビデオデータを保持できるようになり、これらのビデオのプレビューの生成が高速化されます。

現像

ルーペでプリセット履歴、スナップショットのホバープレビューを有効にするチェックボックス、および画像編集には、元画像の代わりにスマートプレビューを使用チェックボックスを適宜オンにします。

メモ

これによりパフォーマンスは向上しますが、編集中に画質が低下する場合があります。最終的な出力は、フルサイズまたは高品質のままになります。

カタログ設定

カタログの最適化では、Lightroom Classic がカタログのデータ構造を調べ、データ構造が簡潔かどうか確認します。

プレビュー生成設定

プレビューを同時に生成では、複数のプレビューを順番に処理するのではなく、並列に処理します。チェックボックスをオンにすると、これが有効になります。

Lightroom 同期

環境設定ダイアログボックスの「Lightroom 同期」タブでは、Lightroom Classic と Lightroom エコシステムのアプリの間で写真を同期するための設定を指定できます。Lightroom Classic と Lightroom エコシステムを同期する方法については、こちらを参照してください。

アカウント

Adobe ID、名前、ステータス、サブスクリプション購入済み、終了日、アップロードなど、アカウントに関する情報が「アカウント」セクションに表示されます。「オンラインで詳細なアカウント情報を確認」を選択すると、オンラインで Adobe ID アカウントにアクセスして、自分の Adobe ID(電子メールアドレス)とパスワードでログインできます。

すべての同期データを削除を選択すると、プレビュー、メタデータ、現像設定を含む、すべての画像データおよび同期済みの情報が Creative Cloud から削除されます。コンピューターに保存されている元の写真は影響を受けません。コレクションはすべて保持されますが、その同期設定はリセットされます。

オプション

Lightroom Classic デスクトップで Lightroom エコシステムのアプリと画像を同期している場合、「同期中にシステムをスリープ状態にしない」オプションを選択して、コンピューターのスリーブ機能を無効にすることができます。

場所

初期設定では、Lightroom Classic デスクトップでは、Lightroom エコシステムの画像を以下のパスで同期します。

(Win)C:\Users\[ユーザー名]\Pictures

(Mac)/Users/[ユーザー名]/Pictures

以下のオプションを使用して、Lightroom エコシステムの画像に対して希望の場所を選択し、さらにフォルダー構造を指定することができます。

Lightroom エコシステムの画像の場所を指定

Lightroom エコシステムの画像をダウンロードする場所を選択します。

撮影日別に書式設定したサブフォルダーを使用

このオプションを選択して、上記の場所内に Lightroom エコシステムの画像をダウンロードする際のサブフォルダー書式設定を選択します。 

ディスプレイ

Lightroom Classic のサブウィンドウ用のモニターは、「表示」タブで選択できます。

ネットワーク

プロキシサーバー設定

プロキシサーバーの認証情報を入力し、「OK」を選択して保存します。Lightroom Classic アプリを起動すると、インターネットへの接続手続きが開始されます。Creative Cloud 製品でのプロキシサポートの仕組みについては、こちらを参照してください。