バッチ処理をしてみよう[一括自動処理](Photoshop Elements)

バッチ処理は、複数データを一括で自動処理します。複数の画像に同じ作業を繰り返す必要がないので、効率良く作業を進められます。Photoshop Elements でも複数のファイルに対してバッチ処理を行うことができます。

この文書は、 Photoshop Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。

Photoshop Elements 15/2018 で可能なバッチ処理は以下の 5 つです。

  • ファイル名の変更
  • 画像サイズの変更
  • ファイル形式の変更
  • 簡単な補正
  • キャプション設定

バッチ処理を行うまえに

バッチ処理を行っても元画像に情報が上書きされることはなく、処理後の画像として新たに保存されます。あらかじめバッチ処理後用のフォルダーを新たに作成し、そこに処理後の画像を保存するとよいでしょう。

バッチ処理の手順

  1. Photoshop Elements を起動して、[写真の編集] ボタンをクリックします。

  2. 編集画面が表示されたら、バッチ処理を行う写真を開きます。

    ※ 以下のキーボードボタンを押しながらマウスカーソルで画像を選択すると複数の選択ができます。

    • 連続した画像を選択する場合 :
      • Shift キー
    • 画像を個別に選択する場合 :
      • Windows  : Ctrl キー
      • Mac OS : command キー

  3. [ファイル] メニューから [複数ファイルをバッチ処理] をクリックします。

  4. [複数ファイルをバッチ処理] 画面が表示されます。

  5. バッチ処理後のファイルの保存先を設定します。

    [参照] ボタンをクリックし「バッチ処理を行うまえに」で作成したフォルダーを指定します。

  6. ここでは、ファイル名、画像サイズ、ファイル形式を変更します。

    まずファイル名を変更します。[ファイル名の変更] にチェックが入っていることを確認します。プルダウンメニューからファイル名に使用する語句を左右で自由に組み合わせることができます。

    ここでは [yyymmdd(日付)] を選択し、右側はそのままにします。ファイル名は直接手で打ち込むこともできます。

  7. 画像サイズを変更します。[画像のサイズ変更] にチェックが入っていることを確認します。[縦横比を固定] にチェックが入っていると、幅か高さどちらか一方の値を入力すると自動的にもう一方の値が計算されます。ここでは幅に「200」と入力し、解像度の値はそのままにします。

  8. ファイルの保存形式を変更します。[変換先ファイルタイプ] にチェックが入っていることを確認します。ここではプルダウンメニューから [PNG] を選択します。

  9. 変更が完了したら、右下の [OK] ボタンをクリックします。すべての写真にバッチ処理が適用されるまで待ちましょう。

    以上で、バッチ処理の手順は完了です。保存先に指定したフォルダを確認してみましょう。

バッチ処理はできましたか?複数の写真を組み合わせて編集する際など、あらかじめバッチ処理をしておくと作業がしやすくなりますね!

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