Photoshop Elements を起動して、[写真の編集] ボタンをクリックします。
画像サイズを変更してお好みの大きさで印刷することができます。 また画像サイズを小さくすると、一般的にファイルのサイズも小さくなるので、メールで写真を送りたいときにも大活躍の機能です。
この文書は、 Photoshop Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。
画像サイズを変更する方法
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編集画面が表示されたら、編集する画像を開きます。
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[イメージ] メニューの [サイズ変更] にカーソルを合わせます。 カーソルをそのまま移動させ、[画像解像度] をクリックします。
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[画像解像度] 画面が表示されたら、以下の操作をします。
- [縦横比を固定] と [画像の再サンプル] の両方にチェックが入っていることを確認します。
- [ピクセル数] メニューの [幅] に値を入力します。
- その値にしたがって、[高さ] の値が自動的に変更されます。 [OK] をクリックします。
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画像のサイズが変更されます。
以上で、画像サイズを変更する手順は完了です。
追加情報 (Additional Information)
ディスプレイで見る画像は正方形(マス)の色の集まりで表現されています。そのため普段とは違う、マスの数の単位としてピクセル(pixelもしくはpxと書くこともあります)を用いています。 ピクセルは画像の「サイズ」を表します。以下の画像は、150px × 150pxの実寸大です。
解像度とは1inch(2.54cm)当たりのdot(ドット)あるいはpixel(ピクセル)の数を意味します。解像度の単位を、印刷の場合 dpi(dot per inch:ドット パー インチ)、ディスプレイの場合 ppi(pixel per inch:ピクセル パー インチ)で表現します。
dot(ドット)とは印刷で使われる「点」を表します。フォトショップエレメンツ上では解像度はすべてppiとなります。印刷する際、プリンターで ppi が dpi に、正方形のピクセルが点のドットに情報が変換されます。
1inch当たりの点の数を増減させることによって、印刷の仕上がりが変わります。 解像度を下げすぎると写真が粗く、見えづらくなるので注意してください。 解像度を上げると写真が緻密になります。ただし、元々の画像解像度が低く、Photoshop Elements で解像度を上げても緻密な写真にはなりません。 そして、上げすぎてもプリンターの出力機器の性能が追いつかない場合があります。
※もっと詳しく知りたい方は、Adobe ヘルプ「画像サイズと解像度」を見てください。
解像度の変更方法
モニター上に表示される画像サイズを変更せずに、印刷向けに解像度のみを変更することもできます。 上記「画像サイズを変更する方法」の手順1から手順3まで同様で、画像解像度ダイアログボックスのドキュメントサイズにある [解像度] の値を変更します。
※変更する際は、[画像の再サンプル] のチェックははずします。画像の再サンプルにチェックが入っているとファイルサイズや幅と高さも変わってしまいます。
解像度と印刷サイズの目安
用途 |
解像度 |
印刷サイズ |
印刷サイズ |
---|---|---|---|
WEB 用画像 |
72 dpi |
5.29cm × 3.53cm |
41.66cm × 61.67cm |
家庭のプリンター |
250 dpi |
1.52cm × 1.02cm |
12cm × 17.76cm |
一般印刷物 |
350 dpi |
1.09cm × 0.73cm |
8.57cm × 12.69cm |
※あくまで目安です。目的に合わせて変更してください。
※WEB用の画像の解像度は72ppiで作成されることが多いです。
画像のサイズは変更できましたか? 画像のリサイズは、作業の効率をあげたり、その後の修正や保存にとても便利です。 操作方法を覚えて、作品に使用する画像をスムーズに活用しましょう。