シーケンスファイルを書き出す方法 (Premiere Elements 11)

内容 (What's Covered)

この文書では、Adobe Premiere Elements でシーケンスファイルを書き出す方法について説明します。

A. シーケンスファイルとは

シー ケンスファイルとは、アニメのセル画のように、1 コマ目、2 コマ目と連続した静止画のことをいいます。

シーケンスファイルとして認識されるのは、ファイル名が連番で、同じファイル形式である場合のみです。例えば、 「Image_001.gif」 - 「Image_002.gif」 - 「Image_003.gif」 - 「Image_004.gif」 の場合、シーケンスファイルとして認識されます。「Image_001.jpg」 - 「Image_002.gif」 - 「Image_003.jpg」 - 「Image_004.gif」 の場合は、複数のファイル形式が混在しているため、シーケンスファイルとして認識されません。

Premiere Elements では、連番付き静止画のシーケンスファイルを読み込み、1 つのクリップにまとめることができます。また、クリップやプログラムの各フレームを、静止画のシーケンスファイルとして書き出すことができます。

シーケンスファイルの読み込みについては、こちらをご確認ください。
- 複数の静止画から動画を作成する方法

B. シーケンスファイルの書き出し

静止画のシーケンスファイルの書き出しは、ビデオファイル形式を読み込まないアプリケーションにクリップを渡す場合に便利です。シーケンスファイルを書き出すと、連続した番号の静止画ファイルが自動的に作成されます。

  1. Premiere Elements を起動し、新規プロジェクトを作成するか、既存のプロジェクトを開きます。

  2. 静止画のシーケンスとして書き出すクリップを、Premiere Elements に読み込みます。

  3. ウィンドウ右上から「書き出し・配信」をクリックし、「コンピューター」を選択します。

  4. 「静止画」を選択し、保存先とファイル名を設定します。

    ※ シーケンス番号を設定する場合は、ファイル名に番号を付けて入力します。ファイル名に付ける番号の桁数の指定は、番号分の必要桁数を確認して、さらに希望 する桁数分のゼロを追加します。例えば、20 フレームを書き出す予定で、ファイル名に 5 桁の番号を割り当てる場合は、先頭のファイル名に Car000 と入力します(以降のファイルには自動的に Car00001、Car00002 ...Car00020 と番号が振られます)。

  5. 「詳細設定」ボタンをクリックし、詳細設定ダイアログボックスの「基本設定」で「シーケンスとして書き出し」にチェックを入れます。

    必要に応じてその他の設定を行い、「OK」をクリックします。

  6. プリセットに名前を付けて「OK」をクリックします。

  7. 作成したプリセットを選択し、「保存」ボタンをクリックします。

  8. 書き出しが完了すると、クリップが指定した保存先に静止画シーケンスとして書き出されます。

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