画面上の [編集] メニューから [プロジェクト設定] にカーソルを合わせ、[一般] をクリックします。
テキストの挿入や編集の際に表示される、2 つの枠線(ガイド線)は「セーフマージン」と呼びます。テレビでの視聴を前提に動画を作成している場合、セーフマージンは非常に重要になります。ここではセーフマージンについて説明します
この文書は、 Premiere Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。
セーフマージンとは
セーフマージンは、画像のように外側の「アクションセーフマージン」、内側の「タイトルセーフマージン」の2つがあります。このセーフマージンは、テレビのモニター画面上で正しく表示される範囲の目安を示しています。
一般的なテレビではオーバースキャンと呼ばれる、画像の外側の一部を切り捨て、中央部を拡大する処理が行われています。セーフマージンを無視してテキストなどを配置すると、テレビのモニターに写したときに端が欠けてしまうことがあります。そのため、テキストをタイトルセーフマージンの内側に収めるようにし、その他の重要な項目はアクションセーフマージンの内側に収めるようにする必要があります。
コンピューターのモニターとテレビのモニターでは表示のされ方が異なるため、作成中もテレビモニターで画像の一部が欠けたりしていないか、何か問題はないか確認しながら制作を進めていきましょう。
セーフマージンの表示 / 非表示を切り替える
通常のモニター画面時モニター画面の上で右クリックし、 一覧から [セーフマージン] を選択してチェックを入れます。 非表示にする場合は再度クリックしてチェックを外します。
テキスト編集時
モニター画面の上で右クリックし一覧から [表示] にカーソルを合わせると、タイトルセーフマージン、アクションセーフマージン、テキストベースラインの三つに初期設定でチェックが入っています。 必要に応じてクリックしてチェックを外したりつけたりしましょう。
セーフマージンのサイズを変更してみよう
セーフマージンのサイズを変更することもできます。 作成中もテレビモニターで確認しながら テレビのオーバースキャンの幅に合わせて変更すると良いでしょう。
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プロジェクト設定ウィンドウが開きます。ビデオ項目の [タイトルセーフエリア] [アクションセーフエリア] に、モニター画面の端からどのくらいの割合をタイトルセーフエリア、アクションセーフエリアに指定するかパーセント値を変更します。[OK] ボタンで閉じると、変更はすぐに適用されます。
セーフマージンはテレビに写すことを前提としている場合において重要になりますが、ウェブ上やCD/DVDに書き出して視聴する場合には特に意識しなくて良いでしょう。