自動的に文書を保存する方法 (Acrobat XI)

内容 (What's Covered)

この文書では、Adobe Acrobat の自動保存機能について説明します。

A. 自動保存機能について

Acrobat では、初期設定で編集中の PDF 文書を自動的に保存するように設定されています。

突然パソコンが応答しなくなり、編集した内容が保存できなくなってしまう、などの万が一のトラブルに備え、Acrobat では文書を自動的に保存するようあらかじめ設定されています。頻繁に自動保存を行うことによってデータの消失を防ぐことができ、注釈を追加する場合など、文書に広範囲の変更を加える場合に特に便利です。

予期せぬ終了が起きた場合、Acrobat を再起動したときに元のファイルに自動保存の変更内容を適用できます。ファイルを閉じたり、手動で保存したり、またはファイルを最後に保存した状態に戻すと、自動保存ファイルは削除されます。

また、次のような場合、自動保存機能は使用できません。

  • 文書のセキュリティが変更されている場合
    文書の変更内容の自動保存を再度有効にするには、文書を保存する必要があります。
     
  • Web Capture 機能を使用して文書を作成した場合や大きな PDF から文書を抽出(ツール/ページ/抽出)した場合
    変更内容の自動保存を有効にするには、文書を保存する必要があります。
     
  • Web ブラウザーで文書を表示している場合や、Object Linking and Embedding(OLE)をサポートしているコンテナ文書に文書が組み込まれている場合
    このような文書は、デフォルトのファイルシステムの外部で表示されるため、自動保存をサポートできません。

 

B. 自動保存設定の変更方法

自動保存機能の設定を変更するには、編集/環境設定 を選択し、環境設定ダイアログボックスから「文書」カテゴリを選択します。

保存の有無や、自動保存の間隔を設定することができます。文書を自動的に保存する間隔は、1 分 ~ 99 分の間で設定可能です。
※ 初期設定では、この設定は有効になっており、保存する間隔は 「5 分」 に設定されています。

 

Adobe, Inc.

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