この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

既定のビューアー

Reader および Acrobat の両方が同じコンピュータにーインストールされている場合、どちらを PDF ファイルの既定のビューアーにするか選択できます。Reader には、より安全な保護モードが搭載されています。セキュリティの詳細は Application Security Guide を参照してください。

以下のいずれかの方法で、既定のビューアーを設定できます。

  • Installer will decide which product will be the default : インストーラーが、インストールされている製品を元に PDF を開くアプリケーションおよび IW_DEFAULT_VERB と EAVE_PDFOWNERSHIP の値を決定します。一般的に、より安全な Reader が選択されますが、これはプロパティの値やユーザーの操作により上書きされることがあります。
  • Make Reader the default PDF viewer : (Reader の MSI 設定のみ) IW_DEFAULT_VERB をReadに設定してください。
  • Make Acrobat the default PDF viewer:Acrobat MSI 修正のみ。IW_DEFAULT_VERB をOpenに設定してください。

注意:IW_DEFAULT_VERB は MST ファイルに記述され、初期設定ではインストーラーテーブル(installer
tables)には存在しません。コマンドラインまたは Setup.ini  ファイルで使用されることもあります。

プロパティの操作

IW_DEFAULT_VERB と Adobe プロパティの LEAVE_PDFOWNERSHIP は相互に作用します。NO を指定することで新しくインストールした製品にオーナーシップを設定することができます。LEAVE_PDFOWNERSHIP はサイレントインストールで使用されることが多く、サイレントインストールではユーザーによるデフォルトハンドラーの指定が無効になっています。

  • YES を指定した場合、既存の PDF オーナーシップが上書きされることはありませんが、MIME タイプの関連付けがなされていない場合はオーナーシップを取得できます。
  • プロパティが未設定の場合、または表示されない場合、現在のインストールがオーナーシップを取得します。

PDF オーナーシップの重要性

PDF オーナーには最新のバージョンを指定することをお勧めします。11.x 製品はすべて同等のセキュリティ機能を有していますが、Reader のみ保護モードと保護されたビューの両方が搭載されており、Acrobat には保護されたビューのみが搭載されています。概して、Reader はよりセキュリティが強化されており、Acrobat はより機能性が強化されています。これは同じコンピューター上で Acrobat と Reader を使い分ける根拠となります。10.0 以降の製品においては、サポート対象の製品およびバージョンを切り替えることができ、既にインスタンスが実行中であっても、PDF を開く製品を選択する機能が提供されています。

セキュリティ面が配慮された「Make Reader the default PDF Viewer」(Reader を初期設定の PDF ビューワーにする)を選択することを推奨します。サンドボックスは以下のように実装されています。

  • 10.0: Reader に保護モードが導入されました。
  • 10.1: Acrobat に保護されたビューが導入されました。
  • 11.0: Reader に保護されたビューが追加されました。全製品共通で、どちらのサンドボックスモードも強化されています。

PDF オーナーシップのロック

初期設定でユーザーは UI を通じてデフォルトハンドラーを選択できますが、管理者は [HKLM\SOFTWARE\Policies\Adobe\<product>\<version>\FeatureLockDown\bDisablePDFHandlerSwitching を 1 にすることでエンドユーザーからの設定変更を無効にできます。

インストール済み製品の削除処理

インストーラーはインストール処理中に、旧バージョンの Acrobat/Reader がインストールされている場合は検出して自動的に削除できます。

  • Remove previous versions of Acrobat : インストールされている旧バージョンの Acrobat を削除し、REMOVE_PREVIOUS プロパティを設定します。Reader は影響を受けません。このプロパティはAcrobat および Reader のインストール時に使用可能です。初期設定はYES です。
  • Remove all versions of Reader : インストールされている旧バージョンの Acrobat を削除し、REMOVE_PREVIOUS プロパティを設定します。Acrobat および Reader 両方の旧バージョンが、新しいAcrobat のインストールの一部として削除が必要な場合、プロパティが  REMOVE_PREVIOUS に連続して使用されます。注意:インストールした Reader が DC 製品(11.x またはそれ以前)よりも古いバージョンの場合、このオプションは setup.exe および .msi インストーラーの両方に動作します。ただし、Reader DC がインストールされて削除された場合、インストールは展開時に setup.exe を使用する必要があります。

パフォーマンスの最適化

インストール処理中のデフラグ処理を設定できます。このことにより起動時のパフォーマンスが工場します。デフラグによって、インストール先ドライブの領域が海保されますが、デフラグ処理には時間gあかかります。弊社では、このオプションを選択することを推奨しています。

インストール処理中にドライブのデフラグを実行する場合は、Enable Optimization にチェックを入れてください。インストール中のプログレスバーにデフラグ処理が表示されます。ENABLE_OPTIMIZATION プロパティが設定されます。

インストーラーファイルのキャッシュを無効化

アプリケーションフォルダーにインストールされるファイル以外に、パッチや修復、アンインストールなどの処理に必要となるファイルがあります。通常、これらの作業を行う際にはインストールディスクが必要ですが、これらのファイルはキャッシュすることができます。弊社ではキャッシュを有効にすることを推奨しています。

Personalization Option で別の場所を指定していなければ、ファイルは Program Files\Adobe\<product name and version> にインスールされます。初期設定では他のすべてのインストーラーファイルも同様の場所にキャッシュされます。インスールのパスを変更した場合は、セットアップファイルの場所も適宜変更されます。

インストーラー実行時のファイルキャッシュを無効にする場合は、Enable caching of installer files on local hard drive のチェックをはずしてください。この設定は、ENABLE_CACHE_FILES に反映されます。

インタラクティブインストールのオプション

注意:

注意 :OS の言語に合わせて英語以外の言語でインストールする必要がある場合は、サイレントモードで実行しないでください。詳細については、言語の選択セクションを参照してください。

初期設定では、インストール処理は UI として表示されますが、以下の変更が可能です。

  • Interactively (with full interface):すべてのインストール画面を表示します。
  • Unattended (with no user interaction, only a progress bar) : すべてのインストール画面を非表示にし、インストーラーが実行している時にプログレスバーのみ表示します。このオプションを選択した場合、再起動セクションで Reboot without prompt または Suppress reboot を選択することを推奨します。setup.ini コマンドラインは/spb に設定されます。
  • Silently (no interface) : この機能は Reader には適用できず、シリアル番号を指定する必要があります。すべてのインストール画面を非表示にしてインストーラーが実行されます。このオプションを選択した場合、再起動セクションでは Reboot without prompt または Suppress reboot を選択することを推奨します。setup.iniコマンドラインは/sALL に設定されます。

F. 再起動オプション

初期設定では、ユーザーはインストール後に再起動を促されます。以下の選択によって動作を変更できます。

  • Reboot without prompt (確認なしで再起動): コマンドラインは/rps に設定されます。
  • Prompt the user for reboot (再起動をユーザーに確認) :  コマンドラインには何も追加されません。
  • Suppress reboot (再起動を無効化) : setup.ini コマンドラインは/rs に設定されます。
  • Run Installationで Unattender または Silently を選択した場合は、Reboot without prompt または Suppress reboot を選択することを推奨します。

G. 言語の選択

注意 : 必ず PDF Creation の設定を行う前に、Installation Options でアプリケーション言語を設定してください。エンドユーザーのジョブオプションドロップダウンリストが正常に表示されない可能性があります。

G-1. 単一言語のインストール

複数言語オプションを提供するマルチリンガル(MUI)インストーラーは、インストール中およびインストール済の製品に使用する言語を選択できます。またはインストール画面で使用する言語を選択することもできます。

以下のいずれかのオプションを選択します。

  • Allow the user to choose the installation language : インストール中に使用する利用可能言語の選択オプションを表示します。このボックスのチェックを外すとドロップダウンリストから言語をインストールできます。
  • Install Language : ユーザーがあらかじめ利用できる言語をドロップダウンリストから選択してください。Setup.iniコマンドは /sl <language ID code.>に設定します。

G-2. 複数言語のインストール

Acrobat のインストーラーはすべて MUI(全言語対応)のインストーラーですが、使用する言語に応じたライセンスを指定する必要があります。英語は常に利用可能です。All Language(全言語)のシリアル番号を購入し、全言語版へのアクセスを取得することも可能です。MUI Installation Languages でオプションを変更しなかった場合は、「全言語」のシリアル番号で、オペレーティングシステムの言語に合わせてインストールされます。Customization Wizard 上ではシリアル番号の認証は行われないため、ライセンスに応じて言語設定が適用されます。例えば、ユーザーが指定した言語コードがシリアル番号のライセンスと一致しない場合、インストールは失敗してエラーになります。

言語の入力フィールドには、カンマ区切りで複数の言語コードを入力できます。以下の方法で簡単に入力することができます。

  1. 必ずインストールする言語をサポートするライセンスを Customization Wizard で使用してください。
  2. Install all Languages」にチェックを入れます。
  3. Edit language list」ボタンをクリックします。
  4. 言語リストを編集します。(日本語は ja_JP です。)

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