この文書では、Creative Cloud エンタープライズ版 (CCE) を契約しているお客様で、Windows 環境において Adobe Creative Cloud Packager(CCP)でシリアル番号をインストーラーに埋め込む方式でパッケージを作成した後、パッケージ内の Adobe Acrobat のインストーラーを編集する方法について説明します。

注意:

Mac OS での操作方法については、こちらをご確認ください。

A. Creative Cloud Packager を使用してパッケージを作成

はじめに、Creative Cloud Packager でシリアル番号でライセンスを行う(シリアル番号をインストーラーに埋め込む方式)方法で Acrobat を含むパッケージファイルを作成します。

詳しくは、以下の文書をご確認ください。

B. Customization Wizard のダウンロードおよびインストール

Customization Wizard は無償で提供されています。以下のいずれかの弊社 Web サイトからダウンロードできます。

注意:

注意 : Customization Wizard で Acrobat をカスタマイズする場合は、パッケージ内の Acrobat のバージョンと Customization Wizard のバージョンが一致している必要があります。作成したパッケージ内の Acrobat と同バージョンの Customization Wizard をダウンロードしてご使用ください。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面の指示に従いインストールします。

注意:

Customzation Wizard のユーザーインターフェースは英語のみですが、Acrobat の各言語版に対応しています。

C. Customization Wizard でカスタマイズ

c-1. Acrobat のインストーラー(msi ファイル)を開く

はじめに以下の操作を行い、Customization Wizard を起動してカスタマイズする Acrobat のインストーラーファイル(msi ファイル)を開きます。

  1. Customization Wizard を起動します。

  2. File/Open Package を選択します。

    cq05120203_01
  3. パッケージフォルダを開き、AcroPro.msi ファイルを指定して「開く」ボタンをクリックします。

    例 1 : <パッケージ名>\Build\Setup\APRO15.0\Adobe Acrobat\AcroPro.msi
    例 2 : <パッケージ名>\Exceptions\APRO15.0ja_JP\Adobe Acrobat\AcroPro.msi
    例 3 : <パッケージ名>\Exceptions\AcrobatProfessional11.0-mul\AcroPro.msi

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  4. カスタマイズ用の画面が表示されます。

    左側に表示されたパネルから、各設定をカスタマイズしていきます。

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c-2. 必要に応じたカスタマイズを行う

インストーラーファイルを開いた後は、必要に応じたカスタマイズを行っていきます。カスタマイズすることで、ユーザー情報(ユーザー名や会社名)、インストール方法(サイレントインストールなど)、各機能の有効 / 無効など、多岐に渡る細かい設定が可能です。

ここでは、個人用設定、およびオンラインサービスと機能に関するカスタマイズ方法について紹介します。

注意:

その他のカスタマイズについて詳しくは、以下のインデックスから各機能の詳細ページをご確認ください。

【個人用設定のカスタマイズ】

以下の操作を行うことで、インストール先を指定したり、EULA(使用許諾契約書)を表示せずにインストール処理を行うなどの設定ができます。

  1. 左側のパネルから「Personalization options」を選択します。

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  2. 右側パネルに表示された、以下の各オプション項目を設定します。

    • Serial Number : シリアル番号は CCP を利用したインストールパッケージの作成中に埋め込み済みのため、空欄にします。
    • Installation Path : システム内でのインストール先を指定します。
    • EULA Options : チェックをいれることで、インストール時に EULA を表示させず、ユーザーの代わりに契約事項に同意することになります。

    注意:

    より詳細な情報については、こちらをご確認ください。

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【オンラインサービスと機能のカスタマイズ】

以下の操作を行うことで、自動アップデートを停止したり、オンラインサービスへのアクセスを禁止するなどの設定ができます。

  1. 左側のパネルから「Online services and Features」を選択します。

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  2. 右側パネルに表示された、以下の各オプション項目を設定します。

    • Disable product updates : チェックを入れると、Acrobat ヘルプメニューから「アップデートの有無をチェック」コマンドが削除されます。
    • Load trusted root certificates from Adobe : デジタル署名ワークフローで利用可能な信頼済みのルート証明書の読み込み方法を設定します。「Enable & Ask before installing(インストール前に有効にするか確認)」、「Enable & Install silently(バックグラウンドで有効化してインストール)」、「Disable(無効)」のいずれかを選択します。
    • When launching PDF in Internet Explorer, prompt user with Open/Save dialog : Internet Explorer で PDF または FEF へのリンクをクリックした際に、ユーザーに「開く」または「保存」ダイアログを表示させる場合は、チェックを入れます。
    • Disable upsell : Acrobat Reader から Acrobat へのアップグレードを勧めるメッセージや、サブスクリプションの期限が切れた場合にアップグレードを勧めるメッセージが表示しないようにします。
    • Disable all services : Adobe のオンラインサービスに対するアクセスをすべて禁止します。

    注意:

    より詳細な情報については、こちらをご確認ください。

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C-3. ファイルの保存

必要なカスタマイズが終了したら、ファイルを保存して Customization Wizard を終了します。

  1. File/Save Package を選択します。

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  2. File/Exit を選択し、Customization Wizard を終了します。

D. カスタマイズ後の展開(デプロイ)

カスタマイズ終了後、ユーザー環境にパッケージを展開(インストール)します。以下のページ内の「パッケージの展開」関連セクションをご確認ください。

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