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タイムラインを使用すると、各スライド上でイベントの順序を調整することができます。
タイムラインにより、スライド上にあるすべてのオブジェクトのタイミングを視覚的に表現できます。タイムラインでは、スライド上のすべてのオブジェクトと、それらの相対的な関係を簡単に見ることができます。
タイムラインを使用すると、オブジェクトの整理やタイミングの厳密なコントロールができます。例えば、スライド上にキャプション、画像、およびハイライトボックスがある場合、キャプションを最初に表示して、その 4 秒後に画像を表示し、さらに 2 秒後にハイライトボックスを表示できます。また、タイムラインには、スライドやスライド上のオブジェクトと関連付けられたオーディオがすべて表示されます。タイムラインを使用すると、スライドに関連付けられたオーディオのタイミングを簡単に調整できます。
スライドの制限時間をオフにすることはできません。制限時間の秒数を増やしたり、インタラクティブオブジェクトを挿入して制限時間を一時停止したりできます。
タイムラインの主なコンポーネントは、オブジェクト、ヘッダーおよびプレイヘッドです。タイムラインの右ペインには、スライドのオブジェクトが重なったバーで表示されます。タイムラインの上部にあるヘッダーは、時間を秒単位で示します。プレイヘッドは、スライドで再生しているポイントを表示します。
タイムラインのヘッダーには、時間が分:秒形式で表示されます。例えば、01:05 は 1 分 5 秒を示します。このマークは、オブジェクトが表示される正確な時間を知るために役立ちます。
タイムラインでは、オブジェクトを簡単に非表示にしたりロックしたりできます。この機能は、スライド上に多くのオブジェクトがある場合に、オブジェクトを別々に編集する必要があるときに便利です。
次の表には、タイムラインパネルの主なコンポーネントが記載されています。
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説明 |
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1 |
タイムライン定規。単位は秒単位で、0.1 秒単位で表示されます。 |
2 |
赤い矩形は再生ヘッドを表します。タイムライン上では、任意の位置に再生ヘッドをドラッグできます。 |
3 |
目のボタン。すべてのオブジェクトを非表示にするには、このボタンをクリックします。もう一度ボタンをクリックすると、オブジェクトが表示されます。個々のオブジェクトを非表示にするには、黄色の点(青色の長方形)をクリックします。黄色の点の代わりに赤い X が表示されます。 |
4 |
ロックボタン。各トラック内のオブジェクトをすべてロックするには、このボタンをクリックします。「ロック」ボタンをクリックすると、次の 2 つの状態のいずれかになります。
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5 |
再生、一時停止、停止、音声ミュート、先頭に移動、最後に移動の各ボタンを含む、標準的なビデオボタンです。 |
6 |
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7 |
ズームスライダ:タイムラインをズームインまたはズームアウトします。 |
Captivate でビデオデモを作成すると、デモが cpvc ファイルとして保存されます。cptx プロジェクトと同様、cpvc 固有のタイムラインを使用してビデオを編集することができます。
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説明 |
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1 |
プレイヘッドを示します。タイムライン上では、任意の位置にマーカーをドラッグできます。 |
2、3 |
オレンジのマーカーはビデオクリップの開始と終了を示します。 |
4 |
パンとズームのマーカー。最初のマーカーでクリップをズームし、2 つ目のマーカーで元のサイズに戻します。 |
5 |
パンとズームのマーカーを追加するための「パンとズーム」ボタン。 |
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説明 |
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1 |
クリップのトリミング領域。 |
2 |
トリミングのマーカーをプレイヘッドの開始および終了に合わせます 。 |
3 |
#1 の影付き領域をトリミングするためのボタン。 |
タイムラインの先頭にあるひし形のマーカーをクリックし、「トランジション」タブにあるエフェクトのリストからエフェクトを選択します。
タイムラインにトランジションポイントをさらに追加するには、 プレイヘッド を必要な位置に配置し、「分割」をクリックして、新しいトランジションマーカーを追加します。
トランジションエフェクトを適用すると、マーカーの色がオレンジに変わります。
ウィンドウ/タイムラインを選択し、タイムラインを表示します。Ctrl + Alt + T を押して、タイムラインを非表示にします。
タイムラインで任意のオブジェクトを右クリックし、「削除」をクリックします。
タイムラインでオブジェクトを選択し、左右方向または上下方向にドラッグします。
コンテンツスライドのタイムスライドを一時停止する方法として、最初のスライドに透明のボタンを挿入する方法があります。プロジェクトをプレビューすると、タイムラインで一時停止アクションが表示されているポイントで、スライドが一時停止します。
前に進めるには、 再生バー 上のボタンをクリックします。
タイムラインの一時停止について詳しくは、アドビの eラーニングコミュニティポータルで Lieve Weymeis 氏のブログを参照してください。
デフォルトでは、タイムラインパネルは Adobe Captivate プロジェクトのスライド下部にドッキングされています。タイムラインパネルは、必要に応じて、移動、サイズ変更、グループ化またはドッキングできます。
タイムラインパネルをドッキングするには、編集/環境設定/一般設定をクリックし、「カスタムワークスペース / パネルのドック解除を有効にします」チェックボックスをオンにします。「OK」をクリックし、Captivate を再起動します。
タイムラインを 2 つ目のモニターに移動することもできます。
タイムラインパネルのスライダーを使用します。スライダーの中央は 100% の倍率を示します。ズームレベルを上げるには、スライダーを右にドラッグします。ズームレベルを下げるには、スライダーを左にドラッグします。
タイムラインパネルのオブジェクト上でマウスを動かし、ハンドカーソルが表示されたら、オブジェクトを上下にドラッグして配置し直します。
スライド上で 2 つのオブジェクトが重なっている場合、オブジェクトの重なり順序を設定して、前面に表示するオブジェクトを選択します。
重なり順序を変更する際には、オブジェクトをスライドの「ステージ」の前後に移動させます。重要な点は、ステージの一番後ろにあるオブジェクトは、他のオブジェクトよりも後ろに表示されることです。
タイムラインの目のアイコンの列で、非表示にするレイヤーの点をクリックします。
オブジェクトがスライドに表示されなくなり、列には X アイコンが表示されます。スライド上のオブジェクトを再び表示するには、X アイコンをクリックします。
オブジェクトレイヤーを非表示にしても、それはステージに表示されなくなるだけです。プレビューまたはパブリッシュすれば、レイヤーは変わらずに表示されます。
スライドレットは、スライド内のスライドです。スライドレットには独自のタイムラインがあります。スライドレット内のオブジェクトはすべて、スライドレットのタイムラインに表示されます。スライドレットを選択すると、タイムラインがスライドレットのタイムラインに自動的に変わります。 スライドレットを含むスライドのタイムラインを表示するには、スライドレットの外側をクリックします。スライドレットについて詳しくは、ロールオーバースライドレットを参照してください。
タイムラインのロックアイコンの列で、ロックするレイヤーの点をクリックします。
レイヤーのロックを解除するまで、レイヤーとそれに対応するオブジェクトを編集できなくなります。レイヤーのロックを解除するには、ロックアイコンをクリックします。
ムービー内でのオブジェクトまたはスライドの表示時間を変更するには、オブジェクトまたはスライドのプロパティインスペクターを使用するか、タイムラインを使用します。 この機能は、いくつかの状況で便利に活用できます。例えば、ナレーションとハイライトボックスのタイミングを合わせて、オブジェクトのタイミングを正確に設定し、「ここに日付を入力してください」というナレーションの再生中のみハイライトボックスを表示したい場合です。
タイムライン上のスライドまたはオブジェクトの左端か右端にマウスを移動させ、サイズ変更ポインターを表示します。端をクリックし、タイムライン内の目的の位置にドラッグします。
2 つのオブジェクトを同時に表示するには、それらの左端および右端を合わせます。例えば、ハイライトボックスを画像と同時に表示する設定にして、ハイライトボックスを画像の上に表示させることができます。
テキスト入力ボックス、クリックボックス、ボタンなどのインタラクティブなオブジェクトの表示時間を調整するには、スライダーハンドルが表示されるまで、バーのアクティブと非アクティブの境界線上にポインターを置きます。スライダーをドラッグして、表示時間を調整します。
複数のオブジェクトを同時に選択して移動することができます。タイムライン内で隣接する複数のオブジェクトを選択するには、Shift キーを押しながらオブジェクトをクリックします。また、隣接しない複数のオブジェクトを選択するには、Ctrl キーを押しながら、移動するオブジェクトをクリックします。
プロジェクトでキーストロークをゆっくり再生する、または速く再生するなど、キーストロークの速度を決定することができます。プロジェクト内に多数のキーストロークがある場合は、この速度を上げるとプロジェクトの速度も速くなります。ただし、キーストロークがプロジェクトで重要な役割を担っている場合は、再生をゆっくりに設定して、ユーザーにキーストロークがよく見えるようにします。キーストロークの速度を変更するには、タイムラインを使用します。キーストロークは、「文字入力」というタイムラインオブジェクトに含まれています。
マウス動作の速度は、プロジェクト内の個々のスライド上で決定します。マウスの速度が速くなると、プロジェクトの再生速度も速くなります。ただし、マウス動作が複雑な場合は、ユーザーがすべての動作を理解できるようにマウス速度を遅くします。マウス動作は、「マウス」というタイムラインオブジェクトに含まれています。マウス動作の再生時間を短くするには、マウスオブジェクトの左端にマウスポインターを移動して、サイズ変更ポインターを表示します。端をクリックし、左にドラッグします。
タイムライン上を移動する赤い線がプレイヘッドです。プレイヘッドはタイムライン上を移動して、現在表示されているスライドが、プロジェクト再生時にどのように表示されるかを示します。1 枚のスライドをプレビューしてオブジェクトのタイミングを確認するには、すばやく効率的な方法です。
プレイヘッドの動作を確認するには、F3 キーを押します。再生中のプレイヘッドを停止するには、プレイヘッドをクリックします。プレイヘッドを別の位置にドラッグするには、マウスを時間表示領域のプレイヘッドのツマミに合わせます。ポインターが表示されたら、プレイヘッドを目的の位置にドラッグします。
スライドをプレビューするには次のいずれかの操作を行ないます。
プレイヘッドを左右にドラッグして、スライドを「擦り」ます。プレイヘッドを移動すると、ユーザーがスライドを見ているときのように、オブジェクトが表示されて消えていくのが見えます。これにより、速度を制御することができ、非常に遅い速度から非常に早い速度まで、自由な速度でスライドを見ることができます。
プレイヘッドがタイムライン上のどの位置にあっても、スペースバーまたは F3 キーを押すとスライドの再生を開始できます。
プレイヘッドがタイムライン上のどの位置にあっても、タイムラインの左下隅にあるボタンをクリックすると再生できます。 (再生を終了するには
を押します。しばらく待つ場合は、
を押します)。
Captivate で魅力的な学習コンテンツを作成する方法の詳細については、次のプロジェクトをダウンロードします。
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