機能の概要 | Lightroom Classic | 2018 リリース

Lightroom Classic の 2017 年 10 月(バージョン 7.0)以降のリリース

注意:

以前のバージョンの Lightroom から Lightroom Classic にアップグレードするには?この記事を参照し、コンピューターにインストールした以前のバージョンを削除せずにアップグレードする方法を確認してください。

Lightroom Classic CC の 2017 年 10 月以降のリリースは、デジタル画像処理エクスペリエンスを強化する様々な新機能と拡張機能を提供しています。これらの機能の簡単な説明と、詳細情報を提供するリソースのリンクが記載されています。

以前のリリースで投入された機能の概要については、機能の概要 | Lightroom CC 2015.x/Lightroom 6.x リリースを参照してください。

Lightroom Classic CC v7.5 | 2018 年 8 月

このリリースの Lightroom Classic CC では、ブックモジュールのアップデート、ページのカスタマイズ、プリセットとプロファイルの一括アップロード、新しいカメラおよびレンズのサポートなどの新機能や機能強化、およびバグの修正が盛り込まれています。

ブックモジュールの機能強化

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

Blurb の新しいブックスタイルと紙の種類

このリリースの Lightroom Classic CC では、新しいブックの種類 2 つ(Blurb 雑誌Blurb 一般書)と、新しい紙の種類(標準レイフラット)がブックモジュールに導入されました。

Blurb の新しいブックスタイル

Blurb 雑誌と Blurb 一般書
Blurb の新しいブックスタイル - Blurb 雑誌と Blurb 一般書

Blurb の新しいブックスタイルにアクセスするには、次の手順を実行します。
  1. ブックモジュールに切り替えます。
  2. 右側のブック設定パネルで、ブックドロップダウンリストをクリックします。
  3. ドロップダウンリストで、Blurb フォトブック、PDF、JPEG、および新しく導入された Blurb 雑誌Blurb 一般書の中から選択できます。

新しい紙の種類

新しい紙の種類 - 標準レイフラット
新しい紙の種類 - 標準レイフラット

  1. ブック設定パネルで、ブックに Blurb フォトブックを選択します。 
  2. 紙の種類」ドロップダウンリストで、プレミアムラスター、プレミアムマット、ProLine(コーティングなし)、ProLine パールフォト、標準、および新しく導入された標準 レイフラット の中から選択できます。標準レイフラットを使用するときは、バインディングの要件により、最小ページ数は 33 です。他の紙の種類についてはすべて、最小ページ数は 20 です。

ページ番号が印刷される場所を選択

ページ番号をブックのどこに印刷するか(左ページのみ、右ページのみ、すべてのページ)を選択できるようになりました。

ブック内のページ番号の場所と表示を調整するには、次の手順を実行します。
  1. ブックモジュールに切り替えます。
  2. 右側のページパネルで、「ページ番号」チェックボックスをオンにして以下のオプションを有効にします。
    1. 場所」:ページ番号をページのどこに印刷するか(「上のコーナー」、「下のコーナー」、「上」、「サイド」、「下」)を選択します
    2. 表示」:ページ番号をブックのどのページに印刷するか(「左および右」、「左のみ」、「右のみ」)を選択します。
ページ番号を表示する位置を選択
公開する前にページ番号をページのどの位置に表示するかを選択します。

ページ内のセルをカスタマイズ

標準のパディングによる制限を受けない、独自のカスタムサイズのセルをページ内に追加できるようになりました。ページに複数のセルを追加し、特定のセルを前面または背面に移動し、セルを目的の場所にドラッグします。その後、外観をカスタムページとして保存すれば、別のフォトブックの外観に再使用できます。

新しいセルをページに追加するには、次の手順に従います。

  1. プレビュー領域でページを選択します。
  2. ページ上の任意の場所を右クリック(Windows)/Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「セルを追加」>「写真」または「写真の説明」を選択します。
ブックのページに新しいセルを追加
ブックのページに新しいセルを追加

セルのサイズを変更またはセルを移動するには、次の手順に従います。

  1. セルを選択します。セルの周りにバウンディングボックスが表示されます。
  2. 選択したセルをページ上の特定の場所に移動するには、バウンディングボックスの中心にある正方形のアイコンをドラッグします。または、Alt(Windows)/Option(Mac OS)+ 矢印キーを使用して、選択したセルを移動します。
  3. 選択したセルのサイズを調整するには、バウンディングボックスのコーナーハンドルのいずれかをドラッグします。 
セルのサイズの変更/セルの移動
(左)バウンディングボックスの中心にある正方形のアイコンをドラッグすることにより、セルを移動します。(右)バウンディングボックスのコーナーハンドルのいずれかをドラッグすることにより、セルのサイズを変更します。

最前面または最背面に セル を配置するには、次の手順に従います。

  1. セルを選択します。
  2. 右クリック(Windows)/Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「最背面へ」または「最前面へ」の各オプションを 選択します 。
セルを最前面または最背面に移動
セルを最前面または最背面に移動

ページの変更内容をカスタムページとして保存するには、次の手順に従います。

  1. プレビュー領域でページを選択します。
  2. ページ上の任意の場所を右クリック(Windows)/Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「カスタムページとして保存」を 選択します 。右側のページパネルで、保存したカスタムページにアクセスできます。

Blurb へのブックのアップロードを一時停止/再開

ウィンドウ左上隅の「アクティビティとステータス」領域(Lightroom アイコンの隣)で、Blurb へのページのアップロードを、展開された進行状況バーで一時停止および再開できるようになりました。

参考になる関連ヘルプについては、フォトブックの作成を参照してください。

プリセットとプロファイルを一括してアップロード

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

このリリースから、zip ファイルに格納されている複数のプリセットまたはプロファイルを Lightroom Classic に読み込むことができるようになりました。

  1. 現像モジュールに切り替えます。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • メニューバーから、「ファイル」>「現像プロファイルとプリセットを読み込み」を選択します。
    • プリセットパネルで、右上隅にあるプラス(+)アイコンをクリックし、メニューから「プリセットを読み込み」を選択します。
    • 基本補正パネルで、プロファイル領域にある()「プロファイルブラウザーを表示」アイコンをクリックします。プロファイルブラウザーで、左上隅にあるプラス(+)アイコンをクリックし、メニューから「プロファイルを読み込み」を選択します。
    プリセットパネル - プリセットとプロファイルを zip ファイルとして読み込み
    プリセットパネル - プリセットとプロファイルを zip ファイルとして読み込み

    プロファイルブラウザー - プリセットとプロファイルを zip ファイルとして読み込み
    プロファイルブラウザー - プリセットとプロファイルを zip ファイルとして読み込み

  3. 表示される読み込みダイアログで、読み込むプロファイルとプリセットを含んでいる .zip を選択します。

    XMP プリセットおよびプロファイル、DCP プロファイル、LCP プロファイルを、zip ファイルの一部として読み込むことができます。ただし、.lrtemplate プリセットは zip ファイルの一部として読み込むことはできません。

ヘルプについて詳しくは、以下のリンクを参照してください。

Windows での HEIC 画像ファイルのサポート

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

このリリースから、Lightroom Classic CC では、Windows 10 で Apple の HEIC 画像ファイル形式をサポートするようになりました。

新しいカメラとレンズのサポート

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。

お客様から報告された問題の修正

Lightroom Classic CC 7.5(2018 年 8 月リリース)で修正された問題

タッチワークスペースが壊れている(サムネールが見当たらない)

プリセットによってレンズ補正が誤って無効化される

プリセットが RAW ファイルでは常に機能するが、JPG ファイルでは機能しないことがある

パーセントを使って書き出すと、寸法間違いが発生する

小さい画像で切り抜き/変形のオーバーレイが見えにくい

  読み込んだ ムービーファイルが、撮影日時とは異なるフォルダーに保存される

 PDF または Blurb ブックに書き出すと、ブックモジュールのレイアウト説明のサンプルテキストに「ページのテキスト」と表示されます

 「白黒ミックス」パネルをオフにすると、アドビモノクロからアドビ標準白黒にプロファイルが変更される

 かすみの除去ツールにより、現像スライダーで時差が生じる

 CR3 ファイルの複数のメタデータフィールドを読み込むことができない

 現像モードのズームレベル「塗り」/「フィットさせる」で GPU レンダリングが完了しない

 既存のプリセットの置き換えが機能しない

 右クリックしてコレクションを新規作成すると、間違ったコレクションセットがデフォルト設定される

 カメラマッチングプロファイルを選択した後、カメラキャリブレーションパネルのオンとオフを切り替えると、 ルーペで 視覚的差異が生じる

 ビデオファイルの名前を変更する時にファイル名に誤った日時が表示される

Lightroom Classic CC v7.4 | 2018 年 6 月

このリリースの Lightroom Classic CC では、新機能と拡張機能、新しいカメラとレンズのサポートが提供されているほか、いくつかのバグ修正が行われています。

プリセットとプロファイルの管理

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

プリセットパネルおよびプロファイルブラウザーに表示されるさまざまなプリセットおよびプロファイルグループの表示/非表示を切り替えられるようになり、頻繁に使用するプロファイルとプリセットを簡単に確認できるようになりました。

プロファイルの管理

プロファイルグループの表示/非表示を切り替えるには、次の手順に従います。

  1. プロファイルブラウザーで任意のプロファイルグループを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac Os)して、メニューから「プロファイルを管理」を選択します。
  2. プロファイルを管理ダイアログで、プロファイルブラウザーに表示するプロファイルグループを選択します。プロファイルブラウザーから、非表示にするプロファイルグループの選択を解除します。
Lightroom Classic でのプロファイルの管理
プロファイルの管理

プリセットを管理

プリセットグループの表示/非表示を切り替えるには、次の手順に従います。

  1. 現像モジュールで、プリセットパネルの右上隅にあるプラス(+)アイコンをクリックして、メニューから「プリセットを管理」を選択します。
  2. プリセットを管理ダイアログで、表示するプリセットグループを選択します。非表示にするプリセットグループの選択を解除します。
Lightroom Classic でのプリセットの管理
プリセットを管理

ヘルプについて詳しくは、以下のリンクを参照してください。

フォルダーのカラーラベルとフォルダー検索の高速化

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

フォルダー パネル(ライブラリモジュール)で、フォルダーにカラーラベルを追加して、画像の整理ができるようになりました。

  1. フォルダーパネルで、任意の数のフォルダーを選択し、右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して、コンテキストメニューを表示します。
  2. コンテキストメニューから「カラーラベルを追加」を選択し、サブメニューから任意のカラーを選択します。

次の手順を実行して、カラーラベルが割り当てられているすべてのフォルダーをフィルター処理することもできます。

  1. フォルダーパネルの上部にある検索バーで、()アイコンをクリックします。
  2. ドロップダウンリストから、「ラベルフォルダー」を選択します。
フォルダーへのカラーラベルの追加
フォルダーへのカラーラベルの割り当て

フォルダーパネルでのカラーラベルフォルダーのフィルター処理
フォルダーパネルでのカラーラベルフォルダーのフィルター処理

フォルダーの検索もさらに高速になりました。

MacOS High Sierra での HEIC 画像ファイルのサポート

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

自動スタック HDR およびパノラマ

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

HDR/パノラマ結合プレビューダイアログで新しい「スタックを作成」オプションを選択して、グリッド表示が HDR とパノラマスタックでいっぱいになるのを防げるようになりました。

HDR

HDR 結合プレビューダイアログで、「スタックを作成」オプションを選択して、露光量がブラケットされた複数の画像と HDR 画像をスタックにグループ化します(画像の結合後)。結合された HDR 画像が、スタックの上部に表示されます。

HDR 結合プレビューウィンドウの「スタックを作成」オプション

パノラマ

パノラマ結合プレビューダイアログで、「スタックを作成」オプションを選択して、複数のソース画像と結合されたパノラマ画像をスタックにグループ化します(画像の結合後)。結合されたパノラマ画像が、スタックの上部に表示されます。

パノラマ結合プレビューウィンドウの「スタックを作成」オプション

関連情報については、次のリンクを参照してください。

新しいカメラとレンズのサポート

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。

お客様から報告された問題の修正

Lightroom Classic CC 7.4(2018 年 6 月リリース)で修正された問題

Lightroom Classic CC v7.3.1 | 2018 年 4 月

Lightroom Classic CC のこのリリースには、重要なバグの修正が含まれています。

お客様から報告された問題の修正

Lightroom Classic CC 7.3.1(2018 年 4 月リリース)で修正された問題

 他の言語での一部プロファイルの翻訳エラー

 白黒ミックスが設定からコピーまたは同期できない

 Lightroom のバックアップカタログのエラー問題。バックアップされたカタログの破損問題を解決するには、Lightroom Classic CC v7.3.1 に更新し、カタログをもう一度バックアップします。macOS でカタログをバックアップする場合は、以下に説明されているカタログ圧縮に関する既知の問題を参照してください。

既知の問題

Lightroom Classic CC 7.3.1(2018 年 4 月リリース)の既知の問題

この問題は、Lightroom Classic 7.4(2018 年 6 月リリース)で修正済みです。

macOS でカタログをバックアップする場合、Lightroom Classic では、ファイルサイズが 4 GB 未満のカタログを圧縮(zip)しません。この問題を回避するには、バックアップされたカタログファイルを手動で圧縮します。ファイルを圧縮すると、ハードディスクの使用容量が少なくなります。Lightroom Classic の初期設定では、macOS の次の場所にカタログのバックアップを保存します。

/Users/[ユーザー名]/Pictures/Lightroom/[カタログ名]/Backups

Lightroom Classic CC v7.3 | 2018 年 4 月

このリリースの Lightroom Classic CC では、新機能と拡張機能、新しいカメラとレンズのサポートが提供されているほか、いくつかのバグ修正が行われています。

新しい Adobe Raw および Adobe Creative プロファイル

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

プロファイルを使用すると、写真の色や色調をコントロールできます。  基本パネルのプロファイル領域で提供されるプロファイルは、画像の編集を行うための出発点または基盤としての役割を果たすことを目的としています。

Lightroom Classic CC の RAW 画像で適用されている Adobe Color プロファイル
RAW 画像で適用されている Adobe Color プロファイル

RAW 写真の場合は、いずれかの Adobe Raw プロファイルを選択して、カラー、モノクロ、ポートレート、風景などの写真向けのワンクリックプロファイルで編集コントロールを強化できます。

RAW 写真と RAW 以外の写真の両方で、アート白黒モダンビンテージにグループ分けされている Creative プロファイルのいずれかを選択することで、写真に独自のスタイルや効果を作成できます。

写真でプロファイルを適用しても、他の編集コントロールスライダーの値が変更されたり、上書きされたりするわけではありません。このため、好きなように写真を編集してから、編集した画像の上でプロファイルを適用することもできます。

ヘルプについて詳しくは、以下のリンクを参照してください。

トーンカーブの拡大

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

このリリースの Lightroom Classic CC では、トーンカーブ機能が拡張されて、トーンカーブの調整が最適化されました。

現像モジュールのトーンカーブが大きくなり、改良されました。
トーンカーブパネルでのパラメトリックカーブの編集.

関連する有用な情報については、トーンカーブパネルを使用した階調の微調整を参照してください。

かすみの除去を基本パネルに移動

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

かすみの除去スライダーを基本パネルに移動
かすみの除去スライダーを基本パネルに移動

ユーザーのワークフローを高速化するため、かすみの除去スライダーが基本パネルに移動されたので、このスライダーを明瞭度スライダーとともに使用できるようになりました。以前は、かすみの除去スライダーは効果パネルで使用可能でした。

関連情報については、全体の彩度の設定を参照してください。

顔検出機能の向上

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

Lightroom Classic CC は、カタログ写真にある顔をより正確に検出できるように最適化されました。

詳しくは、顔を再検索を参照してください。

Windows コンピューター上の接続されているデバイスからのグリッド読み込みを高速化

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

(Windows)写真グリッドでは、モバイルデバイス(iOS および Android)やカメラなど、接続されているデバイスから Lightroom Classic CC に写真を読み込むとき、より高速に読み込まれるようになりました。

読み込みワークフローについて詳しくは、カメラやカードリーダーから写真を読み込むを参照してください。

新しいカメラとレンズのサポート

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。

Lightroom Classic CC v7.2 | 2018 年 2 月

このリリースの Lightroom Classic CC では、新機能とパフォーマンスの向上、新しいカメラとレンズのサポートが提供されている他、いくつかのバグ修正が行われています。

CPU とメモリの最適化によるパフォーマンスの向上

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

写真の読み込み/書き出し、ルーペ表示での写真間の移動、HDR 画像およびパノラマの作成時に、Lightroom Classic のパフォーマンスが、12 GB 以上の RAM を搭載したマシンで向上しました。 

必要システム構成を確認するには、必要システム構成 | Lightroom Classic CC を参照してください。

フォルダーからコレクションを作成

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

ライブラリモジュールのフォルダーパネルに、フォルダーからコレクションをすばやく作成するための新しいオプションが導入されました。フォルダーにサブフォルダーが含まれている場合、最上位のフォルダーと同じ階層のコレクションセットを作成することもできます。

新しいオプションにアクセスするには、次の操作を実行します。

  1. フォルダーパネルで任意の数のフォルダーを選択します。
  2. 右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから使用可能な任意のオプションを選択します。
    1. コレクションを作成: [フォルダー名]」または「コレクションセットを作成: [フォルダー名]」(単一のフォルダーを選択した場合)
    2. 選択したフォルダーからコレクションを作成」または「選択したフォルダーからコレクションセットを作成」(複数のフォルダーを選択した場合)

マップモジュールの写真のピンからコレクションを作成

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

マップモジュールで、マップ上の同じ場所にある写真グループをコレクションに簡単に追加できるようになりました。これを実行するには、マップ上で任意の写真のピンまたはピングループを右クリックして、コンテキストメニューから、「コレクションを作成」を選択します。

マップ上の写真のピンからコレクションを作成
マップ上の写真のピンからコレクションを作成

詳細については、マップ上の写真のピンからコレクションを作成を参照してください。

編集ステータスに基づいた写真のフィルター処理

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

ライブラリフィルターバーおよびフィルムストリップに、編集済みまたは未編集ステータスに基づいて画像をフィルターするための新しいフィルターが追加されました。下に説明されている任意の場所から、この新しいフィルターオプションにアクセスできます。

ライブラリフィルターバーの「属性」オプション

ライブラリフィルターバーの「属性」オプションにある、新しい編集ステータスアイコンを使用します。

ライブラリフィルターバーの新しい属性フィルター
ライブラリフィルターバーの新しい属性フィルター

関連情報については、属性フィルターを使用した写真の検索を参照してください。

ライブラリフィルターバーの「メタデータ」オプション

ライブラリフィルターバーの「メタデータ」オプションにある、新しい編集カテゴリーを使用します。

ライブラリフィルターバーの新しいメタデータカテゴリー
ライブラリフィルターバーの新しいメタデータカテゴリー

関連情報については、メタデータフィルターを使用した写真の検索を参照してください。

フィルムストリップ

ライブラリフィルターバーの新しい編集ステータスアイコンを使用します。

フィルムストリップの新しいフィルターアイコン
フィルムストリップの新しいフィルターアイコン

関連情報については、フィルムストリップまたはグリッド表示での写真のフィルターを参照してください。

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

ライブラリモジュールの フォルダーパネルで、検索フィールドを使用して、入力したテキストに基づいてフォルダーを検索できるようになりました。

 

フォルダーパネルの検索フィールド
フォルダーパネルの検索フィールド

入力した検索テキストに基づいてフィルター結果が表示されているフォルダーパネル
入力した検索テキストに基づいてフィルター結果が表示されているフォルダーパネル

詳細については、フォルダーの検索を参照してください。

お気に入りフォルダーのマークとフィルター

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

ライブラリモジュールのフォルダーパネルで、フォルダーをお気に入りとしてマークできるようになりました。フォルダーパネル内で、お気に入りフォルダーをフィルターするオプションも用意されています。

フォルダーパネルでお気に入りとしてマークされているフォルダー
フォルダーパネルでお気に入りとしてマークされているフォルダー

実行するには、以下の手順を実行します。
  1. 任意の数のフォルダーを選択します。 
  2. 右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、コンテキストメニューから「お気に入りに指定」(単一のフォルダーを選択する場合)、または「お気に入りに指定」(複数のフォルダーを選択する場合)を選択します。

お気に入りとしてマークしたフォルダー上に、星アイコンが表示されます。

お気に入りフォルダーのフィルター
お気に入りフォルダーのフィルター

お気に入りとしてマークしたフォルダーをフィルターするには、次の操作を実行します。

  1. フォルダーパネルの上部にある検索バーで、()アイコンをクリックします。
  2. ドロップダウンリストから、「お気に入りフォルダー」を選択します。

新しいルール「編集あり」に基づいたスマートコレクションの作成

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

現像カテゴリーの新しい「編集あり」ルール。
現像カテゴリーの新しい「編集あり」ルール。

スマートコレクションを作成ダイアログで、現像カテゴリーに新しいルール「編集あり」が追加されました。新しいルール「編集あり」「一致」に基づいて作成されたスマートコレクションには、補正が適用された画像および、切り抜きのみが適用された画像(その他の補正はなし)が含まれます。

注意:

既存のルール「補正した写真」には、補正が適用された画像が含まれますが、切り抜きのみが適用された画像(その他の補正はなし)は含まれません。スマートコレクションに切り抜きが適用された画像を含める場合は、「編集あり」ルールを選択します。

スマートコレクションを作成する方法を確認するには、スマートコレクションの使用を参照してください。

新しいカメラとレンズのサポート

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。

お客様から報告された問題の修正

Lightroom Classic CC 7.2(2018 年 2 月リリース)で修正された問題

 モジュール間で移動すると情報オーバーレイが消える

 書き出した JPEG の埋め込みサムネールに透かしが適用されない

 オランダ語、フランス語、イタリア語、韓国語、繁体字中国語、簡体字中国語、日本語、ポルトガル語、およびスペイン語で、Palette Gear が機能しない

Lightroom Classic CC v7.1 | 2017 年 12 月

このリリースの Lightroom Classic CC では、新機能と拡張機能、新しいカメラとレンズのサポートが提供されているほか、いくつかのバグ修正が行われています。

「自動」機能が強化され、最適な編集を写真に自動で適用

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

Lightroom Classic CC の強化された自動機能

自動補正から編集を始めましょう。Adobe Sensei を利用して、写真の明暗やカラー特性に合わせた最適な補正を自動的に処理します。自動機能では、高度な機械学習を使用して、写真に対して以下のスライダーコントロールに最適な編集を自動的に適用します:露出、コントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル、彩度、および自然な彩度。また、自動機能には、トリミングが適用された後でも写真の調整を最適化する機能が追加されました。

背後にあるニューラルネットは、プロが撮影した大量の写真や手作業で編集された写真を用いて学習がなされており、熟練の写真家さながらに画像を評価し、修正します。

現像モジュールでは、自動オプションは基本パネルのトーンの横にあります。

関連情報については、画像の階調とカラーの処理を参照してください。

カラー範囲マスクの個々のサンプルを削除

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

このリリースでは、カラー範囲マスク内の個々のカラーサンプルを削除する機能が追加されました。Option(Mac)/Alt(Win)を押しながら、削除する既存のサンプルをクリックします。

新しいカメラとレンズのサポート

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。

新しいカメラでテザー撮影をサポート

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

本リリースでは、Nikon D850 モデルのカメラでのテザー撮影に対応しました。

Lightroom Classic CC でテザー撮影可能なカメラについては、テザーカメラサポートを参照してください。

お客様から報告された問題の修正

Lightroom Classic CC 7.1(2017 年 12 月リリース)で修正された問題

既知の問題

  • Windows のみ)補正ブラシ、段階フィルター、円形フィルターなどの部分編集ツール間を移動する際に、スポイトツールアイコンがパネルで点滅する。
  • macOS のみ)ネットワーク上に保存されている Lightroom Classic 7.0 以降のカタログから写真の読み込みが失敗する。macOS の技術的な制限により、この問題が発生します。マシンのローカルにアセットをダウンロードしてから読み込むことで問題を回避できます。

Lightroom Classic CC v7.0 | 2017 年 10 月

パフォーマンスと安定性の向上

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

アプリケーションの読み込み時間
読み込み/書き出し時のカタログのアップグレードと圧縮
最小プレビュー、標準プレビュー、1 : 1 プレビューを使用した読み込み速度の向上
読み込み時の埋め込みプレビューを使用した画像選択速度の向上。詳細
スマートプレビュー生成
ライブラリモジュールから現像モジュールに切り替え

ライブラリモジュールと現像モジュールで画像を表示
ライブラリモジュールと現像モジュールの画像をスクロール
ブラシとスライダーの動作を向上
コレクションの削除
人物表示で顔を認識

新機能

このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

色域マスクと輝度範囲マスクで選択内容を細かく調整。詳細
最新の処理バージョン 4 に更新してカメラキャリブレーション
の自動マスクのノイズ軽減が向上 スマートコレクションのフィルター条件:タイトル - 記入なしまたは空ではありませんレンズプロファイル適用済みまたは未適用
書き出しダイアログのメタデータプリセット – Camera Raw 情報以外のすべて.設定や変更が書き出しの対象にならないようにします。

読み込みダイアログのフィルター条件 – ファイル形式。必要に応じて指定のファイル形式をすばやく除外します。
HDRパノラマの複数の結合バッチ処理を改善し、GUI の応答速度が向上
システムのアイドル時に最近編集した画像(2 日以内)のプレビューを生成。「編集を同期」機能を使用した一括編集のケースで該当します。

埋め込みプレビューによる読み込み画像のスクロールの高速化

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

埋め込みプレビューは、読み込み時に「埋め込みとサイドカー」オプションを選択した場合に生成されます。

読み込みウィンドウ内の「埋め込みサイドカー」オプション
読み込みウィンドウ内の「埋め込みサイドカー」オプション

「埋め込みとサイドカー」プレビューオプションを選択した場合、ライブラリモジュールで多くの画像をすばやくスクロールできます。また、1:1 へのズームをよりすばやく実行することもできます。組み込みプレビューのレンダリングでは、閲覧しているフォルダーによってプレビューの優先順位付けが行われます。例えば、複数のフォルダーに画像を読み込んで追加する場合は、画像が追加されたらすぐに、画像をスクロールし始めることができます。

ヘルプについては、埋め込みプレビューの使用を参照してください。

色域マスクと輝度範囲マスクですばやく選択

 このリリースの Lightroom Classic CC の新機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

新しいカラー輝度範囲マスクコントロールを使用すると、写真上に正確なマスキング領域をすばやく作成して、部分補正を適用することができます。これらの新しい高精度なマスキングツールでは、カラーと階調をベースに光源の変化やエッジのコントラストの変化を検出できます。補正ブラシまたは円形フィルター/段階フィルターを使用して、初期マスク選択をすばやく作成できます。その後、範囲マスク(現像モジュール内の[自動マスク]の下にあります)を使用して、選択範囲を微調整します。

カラー範囲マスク

補正ブラシまたは円形フィルター/段階フィルターを使用して写真上に初期選択マスクを作成した後、カラー範囲マスクを使用して、マスク領域内でサンプリングしたカラーに基づいて選択マスクを微調整します。

カラー範囲マスク

輝度範囲マスク

補正ブラシまたは円形フィルター/段階フィルターを使用して写真上に初期選択マスクを作成した後、輝度範囲マスクを使用して、選択範囲の輝度範囲に基づいてマスク領域を微調整します。

輝度範囲マスク

新しいカメラとレンズのサポート

このリリースの Lightroom Classic CC で拡張された機能

Creative Cloud メンバーだけが利用可能

サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。

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