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顔認識

Lightroom Classic の顔認識技術で、画像を簡単に整理して素早く検索できます。Lightroom Classic は、画像カタログをスキャンして、ユーザーがレビューまたは確認する顔を予測して検索します。

ビデオ:顔認識の機能を使用して写真を整理

アドビ システムズ社

顔のインデックス作成

  1. ライブラリモジュールで、人物表示に切り替えます。これを実行するには、表示/人物を選択するか、または O を押します。別の方法として、ツールバーの   アイコンをクリックすることもできます。

  2. カタログで顔の検索を求めるプロンプトが表示されます。次のいずれかのオプションをクリックします。

    カタログ全体の顔の検索を開始

    バックグラウンドでの顔のインデックス作成を有効にします。カタログ内にあるすべての写真の顔が検出されます。カタログのサイズによっては、すべてのインデックスを作成するのに時間がかかることがあります。

    顔を必要時にのみ検索

    バックグラウンドでの顔のインデックス作成を無効のままにします。選択したフォルダーとコレクションにある顔のみを検出します。

    Lightroom Classic CC での顔のインデックス作成
    カタログの顔のインデックス作成

  3. カタログ全体の顔の検索を選択した場合、インデックス作成が完了するまでお待ちください。Lightroom Classic で画像のインデックスを作成しながら、作業を続行することができます。Lightroom Classic では画像の特徴を使用して顔が検索され、似た顔の画像がスタックにまとめられます。

    最初のインデックス作成が完了すると、バックグラウンドで顔のインデックス作成が続行されます。後からカタログに追加された画像の顔は、自動的に検出されます。

    Lightroom Classic CC でのインデックス作成
    インデックス作成が進行中です

画像のタグ付け

識別されたスタックにタグ付けするには、名前のない人物領域でそのスタックの下に名前を入力します。スタック内のすべての写真は、自動的に名前がタグ付けされます。

Lightroom Classic CC での画像のタグ付け
画像のスタックのタグ付け

Lightroom Classic では、同じ人物に対してタグ付けされたスタックはすべて結合されます
同じ人物に対してタグ付けされたスタックはすべて結合されます。以前に入力したことがある名前を入力し始めると、オートコンプリート機能が働き名前の候補が表示されます。

スタックと画像にタグ付けすると、そのスタックと画像が人物表示の名前のない人物領域から名前のある人物領域に移動されます。

Lightroom Classic CC の名前のある人物領域
名前のある人物領域のデータの追加が開始されます

注意:

Lightroom Classic はこれらの名前を人物キーワードとしてキーワードリストにタグ付けします。

個別の画像のタグ付け

1 つのスタックをまとめて処理するのではなく、1 つ以上の画像をタグ付けすることができます。次の操作を実行します。

  1. スタック内の画像のカウントをクリックすることでそのスタックを展開します。または、選択したスタックについて、S を押してスタックを展開します。
  2. スタック内の 1 つ以上の画像を選択します。
  3. 以下のいずれかの方法で選択した画像にタグ付けします。
    • スタック上の画像を名前のある人物領域にドラッグ&ドロップします。
    • 人物キーワードをキーワードリストから画像上にドラッグ&ドロップします。
    • 画像の下に名前を入力することで、それらの画像に 1 つずつタグ付けします。
注意:

名前のない人物領域にいずれのスタックにも含まれない画像があることに気付いた場合は、これらの方法を使用してタグ付けすることができます。

推奨された名前を確認

名前のある人物領域にタグ付された画像がある場合、Lightroom Classic は類似の画像を特定し、推奨された名前を確認するよう求めるメッセージを表示します。

  1. 名前のある人物領域の人物をダブルクリックします。
  2. 単一人物の表示で、同じ領域の推奨された名前を確認します。
Lightroom Classic は類似した写真の名前を提示します
Lightroom Classic は類似した写真の名前を提示します

  1. タグの推定の横にあるチェックマークをクリックして確認します。
Lightroom Classic CC での推奨された名前の確認
推奨された名前を確認

ルーペ表示での画像のタグ付け

検出された顔のタグ付け

ルーペ表示で画像をタグ付けすることもできます。

  1. 顔の領域を描画アイコン()をクリックします。
  2. 画像内の 1 つ以上の顔が識別されたら、それらをタグ付けします。
Lightroom Classic CC で検出された顔のタグ付け
検出された顔のタグ付け

検出されていない顔のタグ付け

画像内の顔が簡単に認識できない場合は、検出できない可能性があります。このような場合は、手動で顔の領域を描画できます。

  1. 顔の領域を描画アイコン()をクリックします。
  2. 画像上に長方形の顔の領域を描画します。
  3. 名前を入力して顔にタグ付けします。
  4. 必要に応じて、さらに顔のタグ付けを行います。

自動的な顔のインデックス作成の無効化

カタログ設定で顔のインデックス作成を無効にできます。次の操作を実行します。

  1. (Mac)Lightroom Classic/カタログ設定の順に選択します。
    (Windows)編集/カタログ設定の順に選択します。
  2. 「メタデータ」タブで、すべての写真で顔を自動的に検出を選択解除します。
  3. カタログ設定ダイアログボックスを閉じます。

顔を再検索

Lightroom Classic CC 7.3 は、カタログ写真にある顔をより正確に検出できるように最適化されました。

以前に写真に対して顔の検出を手動で実行している場合は、以下の推奨手順を実行して、カタログの既存の顔レコードを新しい顔エンジンにアップグレードしてください。Lightroom Classic CC 7.3 に更新した後は、いつでもこれらの手順を実行できます。推奨手順を実行しなかった場合、既存の顔レコードは、人物表示での表示用に必要に応じてアップグレードされます。

注意:

カタログ設定ですべての写真で顔を自動的に検出オプションを有効にしている場合、以下の手順は必要ありません。この場合、Lightroom Classic では、既存の顔レコードがバックグラウンドで自動的にアップグレードされます。

顔レコードをアップグレードするための推奨手順

  1. ライブラリモジュールのカタログパネルで、すべての写真を選択します。

  2. グリッド表示またはフィルムストリップで、すべての写真を選択します。すべての写真を選択するには、編集/すべて選択を選択するか、Ctrl キーを押しながら A キー(Windows)または Command キーを押しながら A キー(Mac OS)を押します。

  3. メニューバーから、ライブラリ/顔を再検索の順に選択します。

  4. 顔を再検索ダイアログで、次のオプションが選択されていることを確認します。

    • 以前にインデックスを作成していない写真は無視する
    • 手動確認した顔の写真を無視

    確認をクリックします。

    Lightroom Classic では、顔の検出を再実行して既存の顔レコードをアップグレードしますが、以前に顔の検出を実行したことのない写真は除外されるようになりました。以前の編集内容を保存するために、少なくとも 1 つの確認済みの顔または少なくとも 1 つの手動で描かれた顔領域がある写真も除外されます。これらの写真の未確認の顔は、未確認のままになります。  

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