フィルムストリップパネルを表示して、セカンドウィンドウに表示する画像を必要に応じて一枚または複数選択します。
※ フィルムストリップを表示する方法は、パネルのオン・オフ を参照してください。
この文書は、Adobe Photoshop Lightroom CC/6 の現像モジュールで作業を効率的に行うことのできる、4 つの機能について説明します。現像モジュールには、現像処理機能のほかに、効率よく作業を行うことができる便利な機能が用意されています。いずれもほかのモジュールに切り替えずに現像モジュール内で作業を行うことができます。
この文書の説明や操作手順はすべて現像モジュールでの説明です。
セカンドウィンドウは、Lightroom のメインウィンドウのほかに別ウィンドウを起動して、そこに任意の写真を表示します。セカンドウィンドウの写真の表示方法は、ライブラリモジュールのグリッド表示やルーペ表示といった表示オプションと同様の表示方法を選択できます。セカンドウィンドウを活用すると、現像中に他の画像を確認することもできます。また、コンピューターをセカンドモニターと接続した場合、モニターにセカンドウィンドウを表示させることも可能です。
セカンドウィンドウを表示するには、以下の操作を行います。
フィルムストリップパネルを表示して、セカンドウィンドウに表示する画像を必要に応じて一枚または複数選択します。
※ フィルムストリップを表示する方法は、パネルのオン・オフ を参照してください。
ウィンドウ/セカンドディスプレイ にカーソルを合わせます。
以下の 6 種類の表示方法から、必要に応じていずれかを選択します。
※ ここでは、「ルーペ - ロック」を選択します。
「比較」・「選別」の詳細については、以下の文書を参照してください。
選択した表示モードでセカンドウィンドウが表示されます。
「ルーペ - ロック」モードを選択すると、メインディスプレイで現像しながら、セカンドディスプレイで他の画像を確認することができます。
フィルムストリップパネルでは、写真の選択だけでなく、現像モジュールのまま任意のコレクションを選択したり、フラグ、レーティング、カラーラベルのフィルター機能を利用して写真を抽出したりすることもできます。
任意のコレクションを選択するには、以下の操作を行います。
フィルムストリップパネルを表示します。
フィルムストリップパネルに表示されているファイル名部分をクリックすると、コレクションの一覧が表示されるので、任意のコレクションを選択します。
選択したコレクションがフィルムストリップに表示されます。
フラグ、レーティング、カラーラベルのフィルターを使用して写真を抽出するには、以下の操作を行います。
フィルムストリップパネルを表示します。
フィルムストリップパネル右側のフラグ、レーティング、カラーラベルを、抽出する条件に当てはまるようクリックすると、条件を含む写真が表示されます。
現像モジュール右側の現像処理を行うパネルは、現像設定を初期化せずそのままの状態で設定を有効化したり無効化したりすることができます。現像中にワンクリックで適用前と適用後の状態を確認できるので、より細かく補正することが可能です。
パネルのオン・オフを切り替えるには、以下の操作を行います。
現像設定パネル名の左側にある、オン/オフの切り替えボタンをクリックします。
※ここでは、トーンカーブパネルをオフにして、トーンカーブ適用前と後を比較します。
トーンカーブが一時的に無効になり、グレーアウト表示になりました。
写真の現像設定も無効になり、トーンカーブ適用前の状態を確認することができます。
現像作業の途中で、気になった現像内容はスナップショットとして保存しておくことができます。いろいろな現像パターンを試して比較する際などに便利です。
現像内容をスナップショットとして保存するには、以下の操作を行います。
現像モジュールで写真を現像し、保存しておきたい現像内容になったら一度作業を止めます。
画面左側スナップショットパネルの右側にあるプラスアイコン、「スナップショットを作成」をクリックします。
新規スナップショットダイアログボックスが表示されます。初期設定で現在の日時が入力されていますが、変更する場合は任意のスナップショット名を入力し、「作成」ボタンをクリックします。
※ ここでは、「補正1」と入力します。
画面左側のスナップショットパネルを開きます。「補正1」のスナップショットが保存されていることを確認します。クリックすることで、保存した現像内容を写真に適用することができます。
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