写真の傷や染みなどを修復する方法 (Photoshop Elements 14)

この文書では、Adobe Photoshop Elements で写真の傷や染みなどを修復する方法について説明します。

Photoshop Elements では、「スポット修復ブラシツール」を使って写真の傷やシミなどを修復することができます。また、「修復ブラシツール」を使用して、広範囲のシミや不要なオブジェクトを取り除くことができます。

A. スポット修復ブラシツール

スポット修復ブラシツール を使用すると、写真内のシミや斑点などの不要なオブジェクトを除去することができます。シミなどを 1 つずつクリックして除去したり、クリックしてからドラッグしてその範囲内を修復することもできます。

  1. Photoshop Elements を起動し、「開く」ボタンから修復する写真を開きます。

  2. 以下のいずれかの操作を行います。

    • クイック編集モードおよびエキスパート編集モードの場合
      ツールボックスから、「スポット修復ブラシツール」または「修復ブラシツール」を選択します。「修復ブラシツール」を選択した場合は、ウィンドウ下部のツールオプションで「スポット修復ブラシツール」に変更します。
    • ガイド編集モードの場合
      「特殊編集」タブを開き、「傷や汚れ」を選択します。

  3. 修復する箇所の状態によって、ブラシサイズや種類といったブラシのオプションを設定します。

    ※ ガイド編集モードの場合は、スライダーでブラシサイズのみ調整します。

    • 近似色に合わせる
      選択範囲の境界線の周りにあるピクセルを使用して、選択範囲を修正します。このオプションで適切に修正できない場合は、行った修正を元に戻してから、「テクスチャを作成」 オプションでやり直します。
    • テクスチャを作成
      選択範囲内にあるすべてのピクセルから作成したテクスチャで、選択範囲を修正します。テクスチャで適切に修正できない場合は、修正する領域をドラッグして滑らかにします。
    • コンテンツに応じる
      写真の体裁を壊さずに、不要なオブジェクトや人物を写真から削除したい場合に使用します。1 枚の写真から選択したオブジェクトを簡単に削除し、選択範囲を自然に塗りつぶします。

  4. スポット修復ブラシツールで画像の修復箇所をクリックまたはドラッグして修正します。ガイド編集モードで修正した場合は、「次へ」をクリックしてその後の操作を選択し、「完了」をクリックします。

B. 修復ブラシツール

修復ブラシツール で画像上をドラッグして、広い領域の問題を修正できます。修復ブラシツール は、スポット修復ブラシツール よりも広範囲の修復、または細かい制御が必要な場合に使用します。シミや斑点よりも大きなオブジェクトを削除することができます。

  1. Photoshop Elements を起動し、「開く」ボタンから修復する写真を開きます。

  2. 以下のいずれかの操作を行います。

    • クイック編集モードおよびエキスパート編集モードの場合
      ツールボックスから、「スポット修復ブラシツール」または「修復ブラシツール」を選択します。「スポット修復ブラシツール」を選択した場合は、ウィンドウ下部のツールオプションで「修復ブラシツール」に変更します。
    • ガイド編集モードの場合
      「特殊編集」タブを開き、「傷や汚れ」を選択します。その後、「修復ブラシツール」ボタンをクリックします。

  3. 修復する箇所の状態によって、ブラシサイズなどのオプションを設定します。

    ※ ガイド編集モードの場合は、スライダーでブラシサイズのみ調整します。

    • ソース
      ピクセルの修復に使用するソースを設定します。「サンプル」を選択した場合、現在の画像のピクセルからサンプルポイントを指定します。「パターン」を選択すると、パターンパネルから選択したパターンのピクセルが使用されます。
    • モード
      ソースまたはパターンを既存のピクセルと合成する方法を指定します。「通常」を選択すると、元のピクセルの上に新しいピクセルを重ねます。
    • 調整あり
      マウスボタンを離しても現在のサンプルポイントを失うことなく、ピクセルを連続してサンプルする場合に選択します。「調整あり」のチェックを解除した場合、ペイント操作を中断して再開するたびに、最初のサンプルポイントからサンプルしたピクセルを使用します。
    • 全レイヤーを対象
      データのサンプルを表示されているすべてのレイヤーから行います。チェックを解除すると、アクティブレイヤーのみからデータをサンプルします。

  4. 修復ブラシツールで画像の修復箇所をドラッグして修正します。
    ガイド編集モードで修正した場合は、「完了」をクリックして操作を確定します。

 Adobe

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合

Adobe MAX 2024

Adobe MAX
クリエイティブカンファレンス

10 月 14 日~ 16 日 マイアミビーチおよびオンライン

Adobe MAX

クリエイティブカンファレンス

10 月 14 日~ 16 日 マイアミビーチおよびオンライン

Adobe MAX 2024

Adobe MAX
クリエイティブカンファレンス

10 月 14 日~ 16 日 マイアミビーチおよびオンライン

Adobe MAX

クリエイティブカンファレンス

10 月 14 日~ 16 日 マイアミビーチおよびオンライン