初めての起動 1 整理画面を確認してみよう(Photoshop Elements & Premiere Elements)

作品や家族や友人との思い出がたまっていて整理したい、また整理したアルバムを共有したいなどといった方は、まずこちらの「Elements Organizer の整理画面」を起動をして、写真やビデオを見やすくまとめてみましょう。

警告 :

この文書は、 Photoshop Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。

概要

Elements Organizer の整理画面では主に下記のような機能が使えます。

  • 写真やビデオの取り込み、表示、管理、検索、簡易補正、書き出し
  • 人物や場所、イベントごとに写真やビデオを管理
  • タグ(目印)付けとタグの管理
  • スライドショーなどの作成
  • 写真のプリントや配信

起動

初めて起動する場合

  1. デスクトップの Photoshop Elements または Premiere Elements のショートカットアイコンをダブルクリックします。

  2. スタートアップスクリーンが表示されたら、「整理」をクリックします。

すでに編集画面を開いている場合

Photoshop Elements Editor または Premiere Elements Editor の画面下部の「整理」をクリックします。

※ 旧バージョンの Elements Organizer を使っていた場合、コンピューター内に保存してある写真やビデオ(以下メディアファイル)のカタログを 新しいバージョン用に変換します。

これで Elements Organizer が起動します。

主要画面の説明

1. メディアビュー

メディアファイル(写真・動画・オーディオ・プログラム)を表示、編集、整理する領域です。 この領域にはメディアビューのほかに「人物」、「場所」、「イベント」ビューが用意されていて、ビュー上部のタブで表示を切り替えられます。

メディアビューのサムネールは、「並べ替え」メニューから撮影日時の昇順・降順、ファイル名順、および Elements Organizer に取り込んだ順番で並べ替えられます。そのほか、写真を並べて比較したりフルスクリーン表示に切り替える際に便利なショートカットキーは、Elements Organizer ヘルプ「写真表示に使用するキー(Elements Organizer)」をご覧ください。

人物

人物ごとに写真が表示されます。写真内の人物を識別し、手動または Facebook の友達リストを使って名前を入力できます。

場所

地図上で写真やビデオが表示されます。GPS 対応のカメラで撮影した写真は自動的に地図上に表示されるほか、写真やビデオを地図にドラッグ&ドロップして整理することもできます。

イベント

旅行などのイベントごとに写真やビデオが表示されます。スマートイベントに切り替えると写真やビデオが撮影日ごとにまとめて表示されます。

2. アルバムとフォルダーのパネル

作成したアルバムや、Elements Organizer に読み込んだメディアファイルが保存されているフォルダーが表示されます。

3. 読み込みボタン

Elements Organizer に写真やビデオを読み込むには、このボタンをクリックします。

4. 検索バー

検索バーでは、テキストを入力すると、メディアファイルのプロパティ情報(日付、キャプション、メモなど)やキーワードタグなどから同じテキストを持つメディアファイルを検索します。

検索/アイテムの検索別 からも以下の 3 つの条件でメディアファイルを検索できます。

類似の写真およびビデオ

映っている人や色、形などの見た目が似ている写真を検索できます。探したい写真やキーワードタグを検索バーにドラッグ&ドロップすると、メディアブラウザーの上部にカラーとシェイプの優先度を調整するレバー(以下スライダー)が現れます。カラーは色を優先して類似検索をするため紅葉などの写真が検索しやすく、シェイプは形を優先して類似検索をするため建物などの写真が検索しやすいです。

写真に存在するオブジェクト

写真から被写体(人や猫、花など)を選択し、同じような被写体が映った写真をより絞り込んで検索できます。選んだ写真から探したい被写体を四角い白線で囲い、検索ボタンをクリックします。

さらにカラーとシェイプの優先度をスライダーで調整して、その選択範囲に似た色や形を検索することができます。

重複する写真

重複する写真の検索は、連写モードで撮影された写真を探すのに便利です。 重複する写真は、見た目の類似性と撮影時刻に基づいて検索され、候補が一覧表示されます。 また、スタック(1 つのグループとしてまとめて表示)させることができます。

5. 作成・配信タブ

  • 作成タブ : メディアファイルを選んでプリントやカード、スライドショーなどが作成できます。
  • 配信タブ : DVDに書き込みをしたり、メールや Facebook に配信することができます。

6. タスクエリア

場所や人物、イベントを追加するボタンや、スライドショーを作成するボタン、Photoshop Elements やPremiere Elements などの編集アプリケーションを起動するための「編集」ボタンが用意されています。

7. ズームツール

メディアビューと場所ビューのサムネールを大きくしたり、小さくしたりできます。 サムネールを大きくすることで、1 枚 1 枚で表示することができ、小さくすることでファイルを一度にたくさん表示することができます。丸いアイコンのスライダー(調整レバー)で調整できます。

8. タグ/情報

タグと情報のタブを切り替えて使います。タグの追加や管理、写真の撮影日時などの詳細なファイル情報を確認できます。

Elements Organizer の整理画面の確認はできましたか?アルバムごとに写真やビデオを整理しておくと、管理もしやすくなりますね。 

ヘルプをすばやく簡単に入手

新規ユーザーの場合