Photoshop Elements を起動して、[写真の編集] をクリックします。
ここでは写真の境界線をぼかす方法を説明します。境界線をぼかした写真は、ホームページやブログ、グリーティングカードなどの素材として使用するとおしゃれな雰囲気になります。
この文書は、 Photoshop Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。
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[開く] をクリックして、編集する画像を開きます。
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まず写真を範囲選択します。
画面左のツールボックスから [長方形選択ツール] をクリックします。
ここでは写真を楕円形にするため、画面下部のツールオプションから [楕円形選択ツール] を選択します。
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ドラッグして任意の位置や大きさで範囲選択します。
選択範囲を変更する場合は、写真の上で右クリックし一覧から [選択範囲を変形] をクリックすると、バウンディングボックスが表示され、範囲を自由に変更できます。
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範囲選択ができたら、画面上の [選択範囲] メニュー から [選択範囲を反転] を選択します。
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選択範囲の外側が選択された状態になります。
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画面上の [選択範囲] メニューから [境界をぼかす] をクリックします。
※ 選択状態(点線が点滅している状態)のまま写真上を右クリックして [境界をぼかす] を選択することでも同様の操作を行えます。
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境界をぼかすウィンドウが表示されます。
どのくらいぼかすか半径を指定し、[OK] をクリックします。値が小さいほどぼかしも小さく、値が大きくなるほど境界線がぼんやりとします。
ここでは「20」 pixel に指定します。
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キーボードの Delete キーを押して選択範囲の外側の領域を削除します。
※ 半径の値が同一でも写真の大きさによって仕上がりが変わります。イメージ通りにならなかった場合は、好みの仕上がりになるまで、手順 8 の半径の値を調整してやり直しましょう。
操作を元に戻すには、キーボードの Ctrl + Z キー(Windows)/Command + Z キー(Mac OS) を押します。
追加情報~背景色を削除する方法~
上記の手順では、外側の領域を削除することで背景色(初期設定では白)が見えてフチのある写真になりますが、背景色も削除したいという場合は、編集する写真を開いたあと [背景] レイヤーから通常のレイヤーに変換する必要があります。
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エキスパートモードで画面右下の [レイヤー] をクリックしてレイヤーパネルを表示します。[背景] レイヤーを右クリックし、[背景からレイヤーへ] を選択します。
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新規レイヤー画面が表示されたら、そのまま [OK] をクリックします。
通常レイヤーに変換されたら、手順3 からの操作を行います。
手順8 で外側の領域を削除すると、背景色が削除され透明になります。
以上で、写真の境界線をぼかす手順は完了です。
写真の境界線をぼかすことはできましたか?
写真を少しお洒落に見せてくれるテクニックは他にもあります。「画像の角を丸くしてみよう」もぜひ試してみてください!