Photoshop を起動し、ファイル/開く から編集する画像を開きます。
この文書では、Adobe photoshop で自動選択ツールを使用して、選択した色で画像を切り抜く方法について説明します。
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レイヤーパネルで「背景」レイヤーをダブルクリックし、レイヤー名を任意の名前に変更して「OK」をクリックします。
※ レイヤーパネルが表示されていない場合は、ウィンドウ/レイヤーを選択します。
※ 開いた画像のレイヤー名が、「背景」ではない場合は、そのままで問題ありません。
注意:切り抜きたい画像が「背景」レイヤーになっている場合は、標準レイヤーに変更する必要があります。「背景」レイヤーは、消去した部分が白く塗りつぶされ、透明になりません。レイヤー名を「背景」から、任意の名前に変更することにより、消去部分が透明になります。
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ツールパネルから「自動選択ツール」を選択します。
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オプションパネルで、以下のオプションを設定します。
※ ここでは例として、「新規選択」、「許容値 : 45」、「アンチエイリアス : オン」 、「隣接 : オン」に設定します。
※ 許容値を低い値に設定すると、クリックした場所の色に近い色のみが選択されます。 高い値を設定すると、より広い範囲の色が選択されます。- 選択範囲
「新規選択」、「選択範囲に追加」、「現在の選択範囲から一部削除」、「現在の選択範囲との共通範囲」から選択します。 - 許容値
選択したピクセルのカラー範囲を決定します。ピクセル単位で 0 ~ 255 の値を入力します。許容値が低いと、クリックしたピクセルに非常に近いカラーが選択されます。許容値が高いと、選択されるカラーの範囲が大きくなります。 - アンチエイリアス
滑らかなエッジの選択範囲を作成します。 - 隣接
同じカラーを使用している隣接領域だけが選択されます。指定しなければ、画像全体で同じカラーを使用するピクセルがすべて選択されます。 - 全レイヤーを対象
表示されているすべてのレイヤーのデータを使用してカラーが選択されます。オプションのチェックを外すと、自動選択ツールは、アクティブなレイヤーのカラーだけを選択します。
- 選択範囲
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消去したい色をクリックします。
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選択されなかった消去する部分がある場合は、以下のいずれかの操作を行い、選択範囲に追加します。
- 選択範囲に追加したい箇所を右クリック(Mac OS では Control キーを押しながらクリック)して、「選択範囲に追加」を選択します。
- プロパティパネルで「選択範囲に追加」を選択します。
- Shift キーを押しながら(カーソルにプラスが付きます)、選択したい色をクリックします。
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必要に応じて、なげなわツール、多角形選択ツール、マグネット選択ツールなどの他の選択ツールを使用して選択範囲を修正します。
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選択範囲の修正が完了したら、Delete キーを押すか、編集/消去 を選択します。
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選択した色が消去され、画像が切り抜かれた状態になりました。