まずは Premiere Elements を起動して、モーショントラッキングを適用したいプロジェクトを開くか、または新しく作ってください。詳しくは「プロジェクトを作って開いてみよう」を確認してください。
この文書では、モーショントラッキングの使用方法について説明します。
この文書は、 Premiere Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。
モーショントラッキングとは、アニメーションに似た新しいエフェクトで、動画などのクリップ内の被写体に別の動画や静止画、図形などのグラフィックを追跡させることができます。
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クリップを選択します。
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画面右側の [ツール] パネルを選択して、[ビデオ] タブから [モーショントラッキング] を選択します。
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モーショントラッキング画面が表示されたら、左側の [オブジェクトを選択] ボタンをクリックします。
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ムービー上に枠が表示されたら、四隅の円をドラッグして枠のサイズを被写体に合わせます。
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[オブジェクトを追跡] ボタンをクリックします。
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クリップにモーショントラッキングが適用されるまでしばらく待ちます。
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再生ボタンをクリックして、指定した被写体が追えているか確認します。
※ 追跡がうまくできていなかった場合は [リセット] ボタンをクリックします。その後 [キャンセル] ボタンをクリックして、手順 4 からやり直します。
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次に、追跡する動画や静止画、グラフィックなどを追加します。ここでは例として、グラフィックで被写体を追跡させます。画面右側の [グラフィック] パネルをクリックします。
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追跡させるグラフィックを選択して、指定した被写体にドラッグ&ドロップします。
※ ドラッグ&ドロップとは、ファイルをクリックしたまま運び、移動先でファイルを置くことです。
※ ここでは例として [吹き出し 12-左] を選択します。[テキストを変更] 画面が表示されたら、文字を入力して [OK] をクリックします。
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グラフィックが表示されたら、大きさと位置を調整します。
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[完了] ボタンをクリックします。
※ ここでは、「ビデオ1」トラックのクリップにモーショントラッキングを適用したので、「ビデオ2」トラックにグラフィックのクリップが生成されます。
以上で、モーショントラッキングの手順は完了です。
モーショントラッキングは適用できましたか?
難しい編集をしなくとも、このようなアニメーションが作成できるので、ぜひ活用してください!