Premiere Elements を起動して、エフェクトを適用したいプロジェクトを開くか、新しく作成します。詳しくは「プロジェクトを作って開いてみよう」を確認してください。
※ 新規で作成した場合は、「プロジェクトのアセット」パネルからビデオクリップをドラック & ドロップでタイムラインに配置します。
この文書では、クリップの長さを調節する方法を説明します。
この文書は、 Premiere Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。
撮影したビデオ素材を、編集用に使用したい部分だけにすることをトリミングといいます。
例えば 30 秒のビデオクリップのうち、10 秒だけ使いたい場合などにトリミングを行います。トリミングしたビデオファイルはパソコンの中から削除されるわけではありません。20 秒の部分を隠し、10 秒の部分が見える窓枠を作っているようなもので、タイムライン上では 10 秒のクリップになっていても、「プロジェクトのアセット」パネルのビデオファイルには影響しません。映像の音声や音楽などのオーディオクリップも同様の仕組みになっています。こうしていくつものクリップをトリミングして場面をつないでいくことで、見やすく素敵な映像作品にすることができます。
クリップのトリミングはクイック編集モード、エキスパート編集モードのどちらでも行うことができます。ここでは例として、エキスパート編集モードで作業を行います。
Premiere Elements を起動して、エフェクトを適用したいプロジェクトを開くか、新しく作成します。詳しくは「プロジェクトを作って開いてみよう」を確認してください。
※ 新規で作成した場合は、「プロジェクトのアセット」パネルからビデオクリップをドラック & ドロップでタイムラインに配置します。
画面上部の「エキスパート」をクリックして、エキスパート編集モードにします。
トリミングしたいクリップの端にカーソルを合わせて、カーソルが図のように変形したら、縮める方向へドラックします。カーソル付近に表示される数字はトリミングする時間を表しています。
反対側も同じようにドラックします。
以上で、手順は完了です。
タイムラインのクリップを縮めると、同じタイムラインに配置したクリップが自動的に詰まります。
トリミングした分をドラックします。
他にもクリップをダブルクリックすると、クリップ専用の画面が表示され、トリミングすることができます。この画面でトリミングをすると、前後のクリップは詰まりません。
※ 間隔を詰める場合は空白を右クリックし、「削除し間隔を詰める」を選択します。
クリップの不要な部分を時間インジゲーターでカットして、必要ないクリップを削除します。
不要なクリップを削除するには、削除するクリップを選択してキーボードの Delete キーを押すか、右クリックして「削除し間隔を詰める」を選択します。
クリップの仕組みや調整方法は分かりましたか?
やり方が分かってくると作業効率もあがり、もっと素敵な作品作りができますね!