プレミアエレメンツを起動して、編集したいプロジェクトを開くか、または新しく作ってください。詳しくは「プロジェクトを作って開いてみよう」を確認してください。
ここでは、Premiere Elements でアニメーション(キーフレーム)を設定する方法を説明します。
この文書は、 Premiere Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。
Premiere Elements では、動画や静止画を自由に動かしたり不透明度を設定したりすることができます。例えば曲の歌詞を音にあわせてフェードイン(徐々に表示する)して、動かしたりすることができます。
※この機能はエキスパート編集画面でのみ設定が可能です。
キーフレームについて
キーフレームとは、時間の経過に合わせて、静止画やグラフィックなどにエフェクト(効果)の働きを追加する機能です。例えば、静止画を 3 秒間で 180 度回転させたり、8 秒間かけて徐々に透明にして非表示にしたりと動きや変化を加えることができます。キーフレームは、必ず 2 つ以上時間軸に追加する必要があり、開始点と終了点にそれぞれ違うエフェクトの値を設定することによって動きが設定されます。
キーフレームはタイムラインの上で追加する方法と適用エフェクトパネルにあるキーフレームコントロールで追加する方法と2通りあります。ここではキーフレームコントロールで追加する方法を紹介します。
※以下の画像は、静止画を 180 度回転するよう 0 秒の時点と 10 秒の時点にキーフレームを設定した例です。
キーフレームの設定方法
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キーフレームを設定するビデオクリップを選択します。
※ 新規で作成した場合は、「プロジェクトのアセット」パネルからビデオクリップをドラック&ドロップでタイムラインに配置します。
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画面右にある「適用エフェクト]」をクリックし、「適用されたエフェクト」内にある項目を選択し開きます。ここでは例として「モーション」を選択します。
※ 「適用されたエフェクト」の項目はクリップによって変更します。
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「適用されたエフェクト」パネルの右上にある「キーフレームコントロールの表示/非表示」(三角と時計のアイコン)をクリックします。
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キーフレームコントロールが表示されたら、時間インジゲーターをエフェクトが始まる箇所に移動させます。
画面右上にあるスライダーで、キーフレームコントロールの時間のメモリを拡大/縮小することができます。細かく場面を探したい場合は拡大する方が便利です。
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始発点で開始させるエフェクトを設定し、「アニメーションのオン/オフ」(時計のアイコン)をクリックします。
※ ここでは例として、モーションの「回転」を初期値のままで、キーフレームに追加します。
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終了点になる箇所へ時間インジゲーターを移動させ、エフェクトの値を変更すると自動的にキーフレームが追加されます。
3つ目以降のキーフレームは、手順7を同じように繰り返せば追加できます。
以上で、手順は完了です。
キーフレームは使いこなせそうですか?
モーションには画面の中の表示位置を設定したり、静止画や動画などのスケール(大きさ)を変化させることができます。モーションと不透明度はすべてクリップに適用できますので、この機能を使い変化に富んだ映像を作ってみてください!