Premiere Elements を起動して、音声を調整したいプロジェクトを開くか、新しく作成します。詳しくは「プロジェクトを作って開いてみよう」を確認してください。
Premiere Elements には、カラー動画をモノクロ(白黒動画)にするエフェクトがあります。思い出を振り返るシーンに適用したり、昔の映画風に演出することも可能です。
この文書は、 Premiere Elements 2018 を元に作成されています。その他のバージョンをご使用の場合、お手元の表示内容や配置が掲載画像と一部異なる場合がございます。
モノクロ動画を作ってみよう
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画面右側から「fx」(エフェクト)アイコンをクリックします。
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エフェクトパネルが開いたら「ビデオ」タブをクリックし、プルダウンリストから「イメージコントロール」を選択します。
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「モノクロ」エフェクトを選択し、適用するクリップにドラッグ&ドロップします。
※ ドラック&ドロップとは、ファイルをクリックしたまま運び、移動先で指を離しファイルを置く操作です。
以上で、モノクロにする手順は完了です。
徐々にモノクロにしてみよう
動画をカラーからモノクロへ、モノクロからカラーへ移行させる方法はいくつかありますが、ここでは再調整しやすい手順でカラーからモノクロへ変化させる方法を紹介します。
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Premiere Elements を起動して、音声を調整したいプロジェクトを開くか、新しく作成します。詳しくは「プロジェクトを作って開いてみよう」を確認してください。
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画面上部にある「エキスパート」をクリックし、エキスパート編集モードにします。
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画面右側から「fx」(エフェクト)アイコンをクリックします。
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エフェクトパネルが開いたら「ビデオ」タブをクリックし、プルダウンリストから「カラー補正」を選択します。
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「HSLチューナー」エフェクトを選択し、適用するクリップにドラッグ & ドロップします。
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画面右側の fx とペンのアイコン(適用されたエフェクト)をクリックします。
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適用されたエフェクトパネルが表示されたら「HSL チューナー」をクリックし、「彩度」をクリックして展開します。
※ エフェクトを適用した段階で、適用されたエフェクトパネルの「HSLチューナー」が自動的に開かれる場合もあります。
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タイムライン上の時間インジゲーターを、モノクロへの変化開始時点へ移動させます。
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適用されたエフェクトパネル「HSL チューナー」の右側の時計アイコン、 「アニメーションのオン / オフ」をクリックしてオンの状態にします。
※ アニメーションをオンにすると、彩度のすべてのスライダーに時計アイコンが表示されます。
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タイムラインに移り、モノクロへの変化完了時点に時間インジゲーターを移動させます。
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適用されたエフェクトパネルの「彩度」のすべてのスライダーを -100 に設定します。
徐々にモノクロする手順は以上で完了です。
HSL チューナーエフェクトなら、ある特定の色のみカラー表示にしてその他の色はモノクロ表示なども可能です。好きなように応用してみてください。
追加情報(Additional Information)
「徐々にモノクロにしてみよう」でクリップに適用させた HSL チューナーエフェクトを再調整する場合は、以下の手順で行います。
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モノクロを適用したクリップを選択します。
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画面右側の fx とペンアイコン(適用されたエフェクト)をクリックします。
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適用されたエフェクトパネルの右上にある時計アイコン、「キーフレームコントロールを表示 / 非表示」をクリックします。
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「HSL チューナー」をクリックし、「彩度」をクリックして展開します。
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時間インジゲーターを動かしてカラーからモノクロに変わるタイミングなどを確認します。
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モニター画面を確認しながら、キーフレームの位置を調整したりキーフレームを追加したりします。
キーフレームの追加は、以下の手順で行います。
- キーフレームを追加する位置に時間インジーターを移動します。
- 彩度スライダーで彩度を調整します。
- キーフレームが自動的に追加されます。
※ キーフレームを削除するには、該当のキーフレームをクリックして Delete キーを押します。
以上で、HSLチューナーエフェクトの再調整は完了です。
動画をモノクロにできましたか?
ピクチャインピクチャを併用すれば、カラーを背景にモノクロの動画を流すことも可能です。