Dimension で 3D テキストを操作する方法について説明します。

Dimension では、システム上のフォントを使用して、3D テキストをシーンに追加できます。奥行きとベベルをサポートしているプロパティを使用して、3D テキストの外観を変更できます。3D テキストは Dimension によって手続き的に生成されるので、テクスチャとマテリアルは常に正しく表示されます。

3D テキストの追加と編集

  1. スターターアセットパネルで、テキストオブジェクトをクリックして追加します。新しいテキストオブジェクトが、デフォルトのプロパティでシーンの中心に追加されます。

    dn-addtext1
  2. プロパティパネルを使用して、テキストおよびベベルのプロパティを変更します。

    dn-edittext2
  3. テキストにマテリアルを適用して、外観をカスタマイズします。テキストには、正面、側面、ベベル、および背面用の自動的なマテリアル領域があります。

    dn-addmaterial3
  4. テキストは、その他の 3D オブジェクトと同様に動作します。テキストを配置し、他の 3D オブジェクトを追加して、最終的なコンポジションを作成できます。

    dn-compose4

属性

テキストのプロパティ

テキスト入力:

3D テキストオブジェクトの作成に使用する文字列。キーボードの Enter キーを押すと、改行が挿入され、複数行のテキスト入力が作成されます。

text-prop1

フォントファミリー:

3D テキストオブジェクトの作成に使用するフォントファミリー。オペレーティングシステムにインストールされているフォントが読み取られます。使用可能なフォントのリストを更新するには、Dimension を再起動します。

text-prop2

フォントスタイル:

現在のフォントファミリーから、斜体、太字、幅の狭いフォント、他のバリエーションなどフォントスタイルを選択します。すべてのフォントファミリーが複数のフォントスタイルをサポートしているわけではありません。

text-prop3

字間:

3D テキストオブジェクト内のすべての文字間の全体の幅を均等に変更します。

text-prop4

行間:

複数行のテキスト入力を持つ 3D テキストオブジェクトの行間の全体の高さを均等に変更します。

text-prop5

整列:

ピボットを基準にして行と文字の分布を制御します。

text-prop6

サイズ:

3D テキストオブジェクトのサイズ。シーンの単位で測定します。
 

text-prop7

奥行き:

3D テキストオブジェクトの奥行きを制御します。これは、ベベル効果によって生じる追加の奥行きには影響しません。

text-prop8

ベベルプロパティ

3D テキストオブジェクトには独自のベベルコントロールがあり、特徴的なエッジスタイルを追加できます。

ベベルの種類:

クラシックベベル
クラシック
凸面ベベル
凸面
クラシックアウトラインベベル
クラシックアウトライン
四角形アウトラインベベル
四角形アウトライン
円形ベベル
丸型
色差
色差
円形アウトラインベベル
円形アウトライン

ベベルのプロパティ:

幅:ベベルの太さ。テキストのアウトラインから各グリフの中心線までで 0 ~ 100% として測定します。

ベベルの幅

角度:ベベルの角度。グリフのベースからベベルのエッジまでで 0 ~ 100% として測定します。

ベベル角度

繰り返し:幅の距離全体でベベルを適用する回数を 1 ~ 10 の範囲で制御します。

ベベルの繰り返し

間隔:繰り返される各ベベル間のスペースの量を 0 ~ 100% の範囲で制御します。

ベベルスペース

ベベルの奥行き、つまりテキストのベースから押し出す距離は、その他のプロパティに基づいて自動的に制御されます。  例えば、ベベルの角度やベベルの繰り返しの数を増やすと、幅および角度設定を保持するように奥行きが自動的に調整されます。

3D テキストのマテリアル

3D テキストオブジェクトには 4 つのマテリアル領域があるので、テキストの正面、背面、側面、およびベベル領域にマテリアルを簡単に適用できます。領域間でマテリアルを変更するだけで、視覚的な効果が大幅に変わる場合があります。

3D テキストのマテリアル
3D テキストのマテリアル
  1. 選択ツールをアクティブにする:3D テキストオブジェクトをダブルクリックして、そのマテリアルを選択します。シーンパネルビューが更新され、現在のオブジェクトに適用されているマテリアルのリストが表示されます。

    自動選択ツールで 3D テキストの領域を選択することもできます。

    編集する、または置き換えるマテリアルを選択します。

     

    選択ツールをアクティブにする
  2. 選択したマテリアルの外観を調整するには、プロパティパネルを使用します。

    マテリアルの外観の調整
  3. スターターアセットパネルまたは CC ライブラリパネルで、新しいマテリアルをクリックして、選択したマテリアルを置き換えます。引き続きマテリアルを編集して、シーンに合わせてカスタマイズできます。

    マテリアルを編集し、シーンに応じてカスタマイズ

また、3D テキストオブジェクトのプロパティを使用してサイズを変更するか、変形ツールを使用するかによって、マテリアルの反応が異なります。

  • 奥行き設定やベベル設定などプロパティを使用して 3D テキストオブジェクトのシェイプを変更する場合、マテリアルの新しい表面領域が生成され、引き伸ばしなしで位置が調整されます。
マテリアルのパラメトリックプロパティ
  • 変形ツールでの 3D テキストオブジェクトのシェイプ変更は、オブジェクト全体に修飾子として適用され、マテリアル、およびベベルエッジなどの特徴が引き伸ばされます。
マテリアルの変形のプロパティ

パラメトリックモデルを標準モデルに変換

3D テキストオブジェクトは本質的に、パラメトリックです。つまり、基礎となるシェイプが Dimension によって生成され、そのプロパティによって制御されています。性質が変化するので、一部の機能はモデルがパラメトリックの状態では動作しません。

  • 変形の一般的なサイズおよび拡大・縮小プロパティは、パラメトリックモデルのベースサイズ設定上の乗数として機能します。
  • マテリアルはパラメトリックモデルには適用できますが、配置するジオメトリに依存するグラフィックレイヤーには適用できません。

  • 自動選択により、パラメトリックモデル上の定義済み領域が選択されます。

  • 3D テキストのグリフなど、複数のパーツを含むパラメトリックモデルでは、整列と分布ツールを使用できません。これは、間隔がトラッキングや行間隔によって制御されているためです。

  • モデルのパーツを削除することはできません。

パラメトリックモデルの標準モデルへの変換を選択することができます。これにより、パラメーターがフリーズされ、オブジェクトの標準動作がアンロックされます。モデルを変換するには:

  • パラメトリックオブジェクトを選択します。

  • アクションパネルで、標準モデルに変換アクションを選択します。

サポートされているテキストの言語とスクリプト

Dimension は、ほとんどの言語についてグリフのレンダリングをサポートしています。スクリプトグリフは、使用中のフォントがその言語をサポートしている場合にのみ表示できます。現在のフォントでサポートされていない文字を入力すると、Dimension では null 文字として表示されます。次のサポートされている言語とスクリプトのリストを参照してください。

 

ラテン言語

インド言語

東南アジア言語

東アジア言語

中東および北アフリカ言語

フランス語

ヒンディー語

タイ語

中国語(簡体字)

アラビア語 *

ドイツ語

マラーティー語

クメール語

中国語(繁体字)

ヘブライ語 *

スペイン語

グジャラート語

シンハラ語

韓国語

 

オランダ語

グルムキ語

ラオス語

日本語(基本)*

 

イタリア語

マラヤーラム語

ビルマ語

   

ポルトガル語

カンナダ語

インドネシア語

   

ノルウェー語

テルグ語

     

スウェーデン語

タミル語

     

ロシア語

オリヤー語

     

ブルガリア語

ベンガル語

     

セルビア語

       

ウクライナ語

       

ギリシャ語

       

ベトナム語

       

ポーランド語

       

トルコ語

       

* レンダリングでサポートされていますが、レイアウトは左から右のみです。