- チュートリアルビルダーユーザーガイド
- チュートリアルビルダー入門
- コンテンツのガイドライン
- Photoshopチュートリアルビルダー
- Illustratorチュートリアルビルダー
アセットガイド
このガイドの内容
1 概要
2 チュートリアル画像のガイドライン
3 ファイルの仕様
4 ストック画像の使用
1. 概要
概要
チュートリアルのアセットは、機能の利用手順を実際に確かめるために、アプリの画面上に表示されます。アプリの使用方法やワークフロー、それを使用する理由、状況について説明します。ユーザーはチュートリアルのガイドに沿って、起動ファイルの画像やレイヤー化されたファイルへ簡単な編集をおこない、使い方を学んでいきます。エンドユーザーが達成感を得られるよう、アセットの当初の状態と最終的な状態には明確な違いがあることが必要です。チュートリアルのアセットを作成する際は、以下の2点を目標にしてください。第1に、手順説明の意図をサポートし、アプリの使い方を明確に示すものであること。第2に、エンドユーザーに成功体験をもたらし、学んだことを実践したいという意欲を持たせることです。
配置
2. チュートリアル画像のガイドライン
多様性、インクルーシブ、平等を示す
アドビは、あらゆる意見や視点に敬意を払うことをとても重視しています。アドビのチュートリアルコンテンツには、ブランドとしてのアドビの在り方と、アドビが世界で目にしている活気を反映する必要があります。*
様々な文化的背景、人種的背景、年齢層、体型、ジェンダーの人々を幅広く取り上げるようにしましょう。より自然で現実感のある人々、つまり身の回りの「リアルな」人物像を考慮するようにしましょう。目指すのは、アドビの多様なユーザーそれぞれが身近に感じられる人々の画像です。
派手なメイクをして、欧米の美的基準にかなった魅力を放つ20歳から35歳の女性が、スタジオ風の照明で照らされている画像を使うのは避けましょう。浮いた印象を与えてしまいます。
*コーポレートブランドガイドライン(2020年12月)
活力が感じられるような人々を選ぶ
人物の画像を選ぶ場合は、その人を性的対象として捉えない選び方をしましょう。ヌード、性的に挑発的なポーズ、露出の多い服は避けましょう。
実際の人の特徴に修正を加えることは避ける
通常の人間の特徴を「修正」したり、理想を示唆することはしないでください。例えば、茶色の目を青色に修正することはしないでください。チュートリアルでポートレートの操作が必要な場合は、髪を奇抜な色にするなど、コスチュームやドレスアップによる方法を模索してください。
複雑でない画像を使用する
最も効果的なのは、他に気が散る要素がなく、1つの対象に注目できる画像です。これにより、ユーザーは説明されている概念をすばやく理解し、手順を簡単に実行できるようになります。また、ツールが適用されたときにも視覚的にわかりやすくなります。
ユーザーにとって身近なものにする
画像は、見る人を圧倒したり、縁遠い印象を与えるものではなく、インスピレーションを与えられるものにしましょう。洗練されて高品質すぎる画像や、高度なスキルと専門知識が必要とされるような印象を与える画像は避けてください。新しいユーザーを尻込みさせないようにしましょう。
幅広いユーザー層にアピールすることを目指す
ユーザーがコンテンツを身近に感じ、自分自身の意図やワークフローと関連付けできるようにしましょう。あまりにニッチで無関係な例を使用することで、ユーザーの関心を失わせないようにしましょう。
文化的関連性やユーザーの好みを考慮したうえで、ビジュアルスタイル、トーン、メッセージを決定するようにしてください。例えば、価値観や感情のトーンがあまりにも暗い画像は、多くのユーザーを不快にさせる可能性があります。
当たり前のことですが…
提供するコンテンツは、プロフェッショナルなツールに対する期待値にふさわしい、優れたデザイン品質が必要です。
アセットは現代的でフレッシュなものを使用しましょう。
チュートリアルにテキストを使用する場合は、Adobe Fontsライブラリのフォントのみを使用してください。
武器、暴力、または暴力的トーンを描写する画像は、どのようなものであっても使用することはできません。
認識可能な製品やサードパーティのロゴが付いた画像は使用しないでください。
3. ファイルの仕様
起動ファイル
起動ファイルは、チュートリアルの開始時に使用する初期状態のPSDまたはPSDTファイルです。
チュートリアルビルダーの設定タブからアップロードしてください。
- フォーマット:PSDまたはPSDT(JPGは不可)
- カラープロファイル:RGB(CMYKは不可)。sRGBを推奨
- ファイルサイズ:20 MB以下、72 ppi、6レイヤー以下
- 寸法:
- アセットのレイヤー数が1~2の場合:
- 横長:1800 x 1200 px
- 縦長:1200 x 1800 px
- 正方形:1400 x 1400 px
- アセットのレイヤー数が3~6の場合:
- 横長:1200 x 800 px
- 縦長:800 x 1200 px
- 正方形:1000 x 1000 px
- アセットのレイヤー数が1~2の場合:
- ファイル名:[チュートリアルのファイル名].psd
- 特殊文字やスペースを含めないでください。
- 特殊文字やスペースを含めないでください。
ヒーロー画像
ヒーロー画像は、チュートリアルの主となるコンセプトを象徴するものです。アプリ内のいくつかの箇所でプレビューとして使用できます。
適用前と適用後の画像を選択:
画像から不要な部分を取り除く場合は、適用前を表示します。画像を装飾したり見栄えよく仕上げたりする場合は、適用後を表示します。
チュートリアルビルダーの終了タブからアップロードしてください。
- フォーマット:JPG
- カラープロファイル:RGB(CMYKは不可)。sRGBを推奨
- ファイルサイズ:600 KB以下、72 ppi
- 寸法:1200 x 600 px
- ファイル名:[チュートリアルのファイル名]_Hero.jpg
- 特殊文字やスペースを含めないでください。
- 特殊文字やスペースを含めないでください。
ヒーロー画像のコンテンツ
サムネール画像
サムネール画像は、ヒーロー画像を切り取ったもので、もっと知るパネルのプレビューとして機能します。
チュートリアルビルダーの終了タブからアップロードしてください。
- フォーマット:JPG
- カラープロファイル:RGB(CMYKは不可)。sRGBを推奨
- ファイルサイズ:200 KB以下、72 ppi
- 寸法:740 x 740 px
- ファイル名:[チュートリアルのファイル名]_Thumb.jpg
- 特殊文字やスペースを含めないでください。
- 特殊文字やスペースを含めないでください。
4. ストック画像の使用
画像のライセンス
ご自分で作成した画像を使用するか、起動ファイルの画像の使用権を所有している必要があります。画像の被写体に特定可能な人物が含まれている場合は、モデルリリースを取得する必要があります。
独自の画像を使用しない場合は、「通常」版の Adobe Stock 画像を使用してください。
コミュニティの著者とAdobeの著者用に、2種類のAdobe Stockライセンスプロセスがあります。詳しくは、以下のガイダンスをご参照ください。
他のストックサービスは利用しないでください。Photoshopユーザーは起動ファイル経由で画像にアクセスし、使用、編集、およびダウンロードができますが、これは他のストックサービスの利用条件に反することになります。
コミュニティの著者:Adobe Stockのライセンス
- プレミアムコレクションではなく標準のAdobe Stock画像のみを使用します。
- ライセンスの購入はご自分の責任でおこなってください。強化ライセンスタイプを選択してください。
- チュートリアルビルダーの「画像クレジット」フィールドに、Stockコントリビューターを次のように続けて記載します:「Adobe Stock: contributor 1, contributor 2, contributor 3」
- 今後編集が必要になる場合に備えて、購入したストック画像をこちらのDropboxフォルダーに送信してください。
- ファイル名にご自分の名前を追加し、一番上の階層に置いてください。
Adobeの著者:Adobe Stockのライセンス
- プレミアムコレクションではなく標準のAdobe Stock画像のみを使用します。
- ライセンスを取得するStock画像を著者ペーパー文書に記載します。
- チュートリアルの担当デザイナーとデザインプログラムマネージャーにコメントでタグを付けます。
- アドビが著者に代わって強化ライセンスを購入し、アセットを追跡します。
- 注意:著者への連絡方法をお持ちでない場合は、担当のデザイナーとデザインプログラムマネージャーに、電子メールでライセンス購入済み画像を要求してください。
Stockコントリビューターのクレジット
- チュートリアルビルダーの「画像クレジット」フィールドには、著者が自動的に記載されます。
- Stockコントリビューターを記載するには、ボックスをオフにし、コントリビューターを次のように追加します:「Adobe Stock: contributor 1, contributor 2, contributor 3.」